Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


4.4.2 注意事項

  1. データベース定義ユティリティの結果は,ユティリティ実行時のリターンコード,又はディクショナリ表を検索することで確認できます。リターンコードの意味を次に示します。

    • -Rオプションを省略した場合

      リターンコード

      意味

      対策方法

      HiRDBの動作

      0

      正常終了(SQLがエラーとなった場合も含む)

      該当しません。

      該当しません。

      8

      メモリ不足

      ほかのプロセスが終了してから再度実行するか,又はメモリを増やしてください。

      処理を中断して,pddefを終了します。

      オプション指定エラー

      オプションを正しく指定してください。

      内部通信(オペレーションコードSINF)エラー

      出力されるメッセージに従って対処してください。

    • -Rオプションを指定した場合

      リターンコード

      意味

      対策方法

      HiRDBの動作

      0

      正常終了

      該当しません。

      該当しません。

      4

      HiRDB接続時のエラー

      設定している環境変数を見直してください。

      処理を中断して,pddefを終了します。

      SQLエラー

      実行したSQLを見直してください。

      処理を続行します。

      8

      メモリ不足

      ほかのプロセスが終了してから再度実行するか,又はメモリを増やしてください。

      処理を中断して,pddefを終了します。

      オプション指定エラー

      オプションを正しく指定してください。

      内部通信(オペレーションコードSINF)エラー

      出力されるメッセージに従って対処してください。

      リターンコード4が発生し,その後にリターンコード8が発生した場合,処理を中断し,最終リターンコード8で終了します。

  2. HiRDB接続時のパスワード秘匿化機能を使用している場合,必要に応じて,クライアント環境変数PDAUTHTYPEを設定し,HiRDBへ接続するときの認証方式を指定してから実行してください。指定値についてはマニュアル「HiRDB Version 9システム運用ガイド」の「HiRDB接続時のパスワード秘匿化機能の設定方法」を参照してください。