Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


2.75.1 pdntenvの形式と規則

〈この項の構成〉

(1) 機能

HiRDBの動作環境を表示,又は設定します。

(2) 実行者

HiRDB管理者が実行できます。

(3) 形式

 pdntenv 〔{-hc{on|off}|-pn サービスポート名称|-a|-os|-sc{auto|manual}
 
       |-c 文字コード種別|-ro {on|off}|-shmfile {regular|page}
 
       |-sr {リソース名 指定値 〔リソース名 指定値〕…
           |リソース名 〔リソース名〕… -d}
 
       |-wd 〔プロセス名〕|-sw サービス開始遅延時間|-v オペランド省略時動作}〕

(4) オプション

(a) -hc {on|off}

DATアクセス時にハードウェア圧縮をするかどうかを指定します。

on(初期値)

ハードウェア圧縮をします。

off

ハードウェア圧縮をしません。

DAT装置が接続しているサーバマシンの指定が有効になります。

この指定はDATドライブがハードウェア圧縮をサポートしている場合に限り有効です。

同一DATに対する書き込み時と読み出し時の設定は統一してください。

(b) -pn サービスポート名称

リモート系コマンドのサービスポート名称を指定します。サービスポート名称は,プリフィクスがpdrshsrvに識別子(空白を含まない半角英数字4文字以内)を付けた形式で指定します。

(例)pdrshsrvUNT1

%windir%\system32\drivers\etc\SERVICESファイルに指定したサービスポート名称とポート番号を指定してください。

次回のサービス開始から指定値が有効になります。

初期値は「pdrshsrv識別子」です。

(c) -a

HiRDBが複数インストールされている場合(マルチHiRDBの場合),すべてのHiRDBの情報を表示します。

(d) -os

共用メモリのページ固定化に対応したOSかどうかを表示します。ページ固定に対応しているWindowsの場合,WindowsのLarge Pageでのページサイズも表示します。

(e) -sc{auto|manual}

HiRDB/シングルサーバをpdstopコマンドで終了する場合,同時にWindowsのサービスも停止するかどうかを指定します。

auto:

HiRDBを終了する場合に,同時にWindowsのサービスも停止するときに指定します。この場合,次回HiRDBを開始する前に,Windowsのサービスを開始する必要があります。

manual(初期値):

HiRDBを終了する場合に,Windowsのサービスを停止しないときに指定します。この場合,次回HiRDBを開始するときは,Windowsのサービスを開始する必要がありません。manualを指定した場合,Windowsのサービス制御マネージャを占有する時間を短縮できます。

<規則>
  1. このオプションを省略した場合,バージョン06-00より前のHiRDBのときはauto,バージョン06-00以降のHiRDBのときはmanualが仮定されます。また,HiRDBを上書きインストールした場合,このオプションの指定値が引き継がれます。

  2. このオプションの指定値は,次回のサービス開始から有効となります。

  3. HiRDB/パラレルサーバの場合はこのオプションを指定できません。

  4. pdchgconfコマンド,又はpdprgrenewコマンドを使用する場合は,必ずmanualを指定してください。autoを指定した環境でpdchgconfコマンド,又はpdprgrenewコマンドを実行するとエラーとなり,HiRDBが停止することがあります。

(f) -c 文字コード種別

HiRDBで使用する各国文字データの文字コード種別を指定します。

sjis(初期値):シフトJIS漢字コード

lang-c:単一バイト文字コード

chinese:EUC中国語漢字コード

chinese-gb18030:中国語漢字コード(GB18030)

utf-8:Unicode(UTF-8)

ISO/IEC 10646の規格では,1文字当たり1〜4バイトの範囲に文字が割り当てられ,5,6バイトの範囲は将来の規格のために予約されています。HiRDBでは1文字当たり1〜6バイトの範囲まで使用できますが,文字が割り当てられていない5,6バイトの範囲を使用する場合,将来発生するおそれのある問題については保証できません。

utf-8_ivs:Unicode(IVS対応UTF-8)

ISO/IEC 10646では,文字が割り当てられているのは1文字1〜4,7及び8バイトの範囲です。5,6,9及び10バイトの範囲は将来の規格のために予約されており,文字が割り当てられていません。したがって,文字が割り当てられていない1文字5,6,9及び10バイトの範囲を使用した場合は,将来発生するかもしれない問題について保証できません。

(g) -ro {on|off}

リモート系コマンドを使用するかどうかを指定します。このオプションはHiRDB/シングルサーバの場合に有効となります。

on:

リモート系コマンドを使用する場合に指定します。次に示す場合にリモート系コマンドを使用します。

  • HiRDB/シングルサーバでIPアドレスを引き継がない系切り替え機能を使用する場合

  • 簡易セットアップツールを使用して,別マシンのHiRDB/シングルサーバの環境を構築する場合

なお,onを指定する場合は,別途-pnオプションも指定してください。

off(初期値):

リモート系コマンドを使用しません。

このオプションの指定値は,次回のサービス開始から有効となります。また,HiRDB/パラレルサーバの場合はこのオプションを指定できません。

(h) -shmfile {regular|page}

HiRDBで使用する共用メモリの割り当て先を指定します。省略した場合,前回の割り当て先のままとなります。

regular(初期値):

共用メモリをHiRDB運用ディレクトリ下のファイルに割り当てます。

page:

共用メモリをページングファイル(仮想メモリ)に割り当てます。

共用メモリの割り当て先を変更する手順を次に示します。

<割り当て先変更手順>

共用メモリの割り当て先を変更する手順を次に示します。

  1. HiRDBを正常終了し,HiRDBのサービスを停止します。

  2. pdntenvコマンドの-shmfileオペランドに,共用メモリの割り当て先を指定して実行します。

  3. ページングファイル容量(仮想メモリ容量)を拡張し,Windowsをリブートします。

  4. HiRDB,及びHiRDBのサービスを再開始します。

注※

ページングファイル容量を見積もった結果,十分なサイズがある場合は,この手順は必要ありません。

<規則>
  1. regularを指定した場合,HiRDB運用ディレクトリがあるドライブの容量に,HiRDBで使用する共用メモリ量を加算する必要があります。

  2. pageを指定した場合,ページングファイル(仮想メモリ)の最大使用量に,HiRDBで使用する共用メモリ量を加算する必要があります。このとき,ページングファイルの共用メモリ分は固定的に使用されるため,注意してください。

注※

HiRDBで使用する共用メモリ量については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」のメモリ所要量の計算式を参照してください。

(i) -sr {リソース名 指定値 〔リソース名 指定値〕…|リソース名 〔リソース名〕… -d}

●リソース名 指定値 〔リソース名 指定値〕…

ユニットごとにリソース数及びリソース容量を設定する場合に指定します。

この項目はHiRDBが自動計算して設定するため,通常,指定する必要はありません。ただし,次の条件に該当する場合は,指定が必要となることがあります。

  • HiRDBが自動計算する際に想定している構成よりもリソース数を多く必要とする構成の場合

詳細は,マニュアル「HiRDB Version9 システム導入・設計ガイド」の「リソース数に関連する環境変数の見積もり」を参照してください。

なお,リソースの設定方法には,システム環境変数に設定する方法もあります。

設定方法の選択基準については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」の「リソース数に関連する環境変数の見積もり」を参照してください。

注※

pdntenvコマンドで設定内容を表示した際に,各リソース値の設定方法として”auto”が表示されていない場合は自動計算が有効になっていません。この項目で設定済みか,又はシステム環境変数で設定していることが考えられます。この場合は,リソースの設定をすべて削除し,自動計算を有効にしてください。削除方法については,次の「●リソース名 〔リソース名〕… -d」の説明を参照してください。なお,削除にあたっては,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」の「リソース数に関連する環境変数の見積もり」の内容を十分確認してください。

リソース名:

設定するリソース名を指定します。リソース名に指定できる値を次に示します。

msgmni(メッセージキュー識別子数)

msgtql(メッセージキューテーブル数)

semmax(セマフォ識別子数)

shmmax(共用メモリ使用数)

同一リソース名を重複して指定した場合,及びここに示したリソース名以外のものを指定した場合はエラーとなります。

指定値:

リソース数又はリソース容量を指定します。指定値の見積もりについては,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」の「リソース数に関連する環境変数の見積もり」を参照してください。

●リソース名 〔リソース名〕… -d

ユニットごとにリソース数及びリソース容量の設定を削除する場合に指定します。ただし,システム環境変数での設定を実施している場合は,システム環境変数を削除,及びOSを再起動しないと,システム環境変数での指定値が有効となります。

リソース名:

削除する(未設定状態にする)リソース名を指定します。

(j) -wd 〔プロセス名〕

Windowsのダンプ出力に関する情報を表示します。

プロセス名:

ダンプ情報を表示するHiRDBのプロセス名を拡張子付きで指定します。長さが21バイト以上のプロセス名は指定できません。

ダンプ出力に関する情報の見出しを表示した後,ダンプ出力対象のHiRDBのプロセスの情報を表示します。このオプションで表示する情報を次に示します。

項番

情報の見出し

表示内容

表示する最大長

1

Process※1

ダンプ出力対象のHiRDBのプロセス名

20バイト※2

2

Folder

ダンプの出力先フォルダ

259バイト

注※1

プロセス名に"LocalDumps"が表示されたときは,指定したプロセスのダンプはその行に表示したダンプ出力先フォルダに出力されます。

注※2

プロセス名の長さが20バイトを超える場合は,21バイト目以降は表示しません。

<規則>
  1. プロセス名を省略した場合は,ダンプ出力対象に登録されている実行ファイル(.exe)のダンプ出力情報を表示します。Windows Error Report機能のダンプ出力対象として登録されているプロセスの情報をすべて表示します。なお,プロセス名に"LocalDumps"が表示されたときは,ダンプ出力情報として出力されたプロセス以外のプロセスのダンプはその行に表示したダンプ出力先フォルダに出力されます。

  2. 指定したプロセス名がダンプ出力対象として登録されていない場合は,KFPC00105-Iメッセージが出力されます。また,プロセス名を省略した場合でも,ダンプ出力対象にプロセスが一つも登録されていないときはKFPC00105-Iメッセージが出力されます。

  3. このコマンド実行時にレジストリが更新されていた場合,レジストリ更新中の不完全な値が表示されることがあります。

ダンプ出力については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド」の「Windowsダンプ出力」を参照してください。

(k) -sw サービス開始遅延時間

HiRDBサービスの起動開始を遅延させる場合に指定します。

サービス開始遅延時間:

HiRDBサービスの起動開始を遅延させる秒数を指定します。

秒数は0〜900の間で指定してください。

次回のHiRDBサービス起動開始から,指定した時間HiRDBサービスの起動開始が遅延されます。

HiRDBサービスの起動開始を遅延しない場合は,0を指定してください。

このオプションを設定していない場合,サービス開始遅延時間を0秒と仮定します。

(l) -v {recom|v0904}

HiRDBではバージョンごとにシステム定義オペランドの省略値を変更しています。このオプションにオペランド省略時動作を指定します。

recom:推奨モード

v0904:0904互換モード

<規則>

オペランド省略時動作は,HiRDBシステム内のすべてのユニットで同じ値を指定してください。

(m) オプション指定なし

現在の設定内容を表示します。

(5) 規則

  1. pdntenvコマンドは,オプションごとに実行条件が異なります。実行条件を次に示します。

    オプション

    実行条件

    -hc,-pn,-sc,-ro,-sw

    HiRDBの状態に関係なく,実行できます。次回のサービス開始から指定値が有効になります。

    -a

    HiRDBの状態に関係なく,実行できます。サーバマシン内の最新バージョンのHiRDBで実行してください。

    -os,-wd,オプション指定なし

    HiRDBの状態に関係なく,実行できます。

    -c,-shmfile,-v

    HiRDBのサービスが停止しているときだけ実行できます。

    -sr

    HiRDBの状態に関係なく,実行できます。次回のHiRDBシステム開始,又はHiRDBユニット開始から指定値が有効になります。

  2. pdntenvコマンドは,各サーバマシンで実行してください。

(6) 注意事項

  1. pdntenvコマンドのリターンコードは,0の場合は正常終了,8の場合は異常終了となります。

  2. HiRDBの文字コードを変更する場合,変更後にデータベース初期設定ユティリティを実行してデータベースを作り直す必要があります。ただし,次のケースについては作り直しの必要はありません。

    • IVS非対応UTF-8からIVS対応UTF-8へ変更

    • IVS対応UTF-8からIVS非対応UTF-8へ変更

    なお,上記変更時は,ALTER ROUTINE ALLを実行し,関数,手続き,及びトリガのSQLオブジェクトを再作成してください。引数がすべて定数のスカラ関数を指定している関数,手続き,及びトリガの場合,SQLオブジェクトの再作成を行わないと,期待している結果を得られないことがあります。

    また,システム共通定義のpd_substr_lengthオペランドの値も見直してください。pd_substr_lengthオペランドについては,マニュアル「HiRDB Version 9 システム定義」を参照してください。

(7) 出力形式

(a) オプションなしの場合

 ***** HiRDB setup information *****
 Program Name        = HiRDB/SingleServer
 Version             = 09-50
 Character Code      = sjis
 Dat Hard Compress   = on
 Setup ID            = ----
 Rsh Port Name       = pdrshsrv
 Path Name           = C:\win32app\hitachi\hirdb_s
 Service Complete    = manual
 Rsh Online          = on
 ShmFile             = regular
 Install Guid        =
 Firewall Profile    = public
 msgmni              = 50(unit/cmd)
 msgtql              = 80(machine/env)
 semmax              = 64(unit/cmd)
 shmmax              = 4096(unit/cmd)
 Service Wait Time   = 60
 File Security       = on
 Setup Acl           = on
 Service Account     = admin
 HiRDB Administrator = HiRDBADM
 HiRDB Group         = HiRDBGRP
 Default Option      = recom

[説明]

Program Name:HiRDBのプログラム名

Version:HiRDBのバージョン

Character Code:HiRDBの文字コード種別

sjis:シフトJIS漢字コード

lang-c:単一バイト文字コード

chinese:EUC中国語漢字コード

chinese-gb18030:中国語漢字コード(GB18030)

utf-8:Unicode(UTF-8)

utf-8_ivs:Unicode(IVS対応UTF-8)

Dat Hard Compress:DATアクセス時のハードウェア圧縮の指定

on:圧縮

off:非圧縮

Setup ID:セットアップ識別子(標準セットアップ指定でのインストール時は----を表示)

Rsh Port Name:リモート系コマンドのサービスポート名称

Path Name:HiRDBのインストールディレクトリ

Service Complete:HiRDBのサービス開始完了時期

auto:KFPS01001-Iメッセージ出力後,HiRDBのサービスが開始完了となります。

manual:pdstart実行待ち時点でHiRDBのサービスが開始完了となります。

空白:該当しません。

Rsh Online:リモート系コマンドの指定

on:リモート系コマンドを使用します。

off:リモート系コマンドを使用しません。

空白:該当しません。

Shmfile:HiRDBで使用する共用メモリの割り当て先

regular:HiRDB運用ディレクトリ下のファイルに割り当てます。

page:ページングファイルに割り当てます。

空白:該当しません。

Install Guid:インストール時にインストーラが生成するGUID(グローバル固有ID)

空白:該当しません。

Firewall Profile:[セキュリティが強化されたファイアウォール]で例外リストに登録したプロファイル

any:すべてのプロファイルが登録されています。

private:プライベートプロファイルが登録されています。

public:パブリックプロファイルが登録されています。

domain:ドメインプロファイルが登録されています。

ただし,複数のプロファイルに対して例外登録されている場合は,組み合わせをコンマで区切って表示します。

(例)private,public,domain

--------:[セキュリティが強化されたファイアウォール]での例外リスト登録が未対応のOSであるか,例外登録していません。

msgmni:メッセージキュー識別子数の設定値(設定範囲/設定方法)

msgtql:メッセージキューテーブル数の設定値(設定範囲/設定方法)

semmax:セマフォ識別子数の設定値(設定範囲/設定方法)

shmmax:共用メモリセグメント数の設定値(設定範囲/設定方法)

注※ 設定範囲及び設定方法の表示項目:
  • ***:デフォルト値,又は自動計算した設定値の場合に表示します。

  • unit:ユニット単位に設定した場合に表示します。

  • machine:OS単位に設定した場合に表示します。

  • cmd:pdntenvコマンドの-srオプションで設定した場合に表示します。

  • env:システム環境変数で設定した場合に表示します。

  • auto:自動計算によって設定した場合に表示します。

Service Wait Time:HiRDBサービス開始を遅延させる時間

空白:設定していません。

File Security:ファイルセキュリティ強化機能の使用有無

on:ファイルセキュリティ強化機能を使用します。

off:ファイルセキュリティ強化機能を使用しません。

空白:対応していません。

Setup Acl:アクセス権限設定機能の使用有無

on:アクセス権限設定機能を使用します。

off:アクセス権限設定機能を使用しません。

空白:対応していません。

Service Account:HiRDBサービスのログオンアカウント設定

local:ローカルシステムアカウントを使用します。

admin:HiRDB管理者を使用します。

空白:対応していません。

HiRDB Administrator:HiRDB管理者ユーザ名

空白:対応していません。

HiRDB Group:HiRDBグループ名

空白:対応していません。

Default Option:オペランド省略時動作の設定値

recom:推奨モード

v0904:互換モード

(b) -aオプションを指定した場合(マルチHiRDBの場合)

***** HiRDB setup information *****
Program Name        = HiRDB/SingleServer
Version             = 09-04-12
Character Code      = sjis
Dat Hard Compress   = on
Setup ID            = UNT1
Rsh Port Name       = pdrshsrvUNT1
Path Name           = C:\win32app\hitach\hirdb_sUNT1
Service Complete    = manual
Rsh Online          = on
ShmFile             = 
Install Guid        = {CCBBADFC-91C5-4303-AB47-EEAD6C20C237}
Firewall Profile    = public
msgmni              = ***(unit/auto)
msgtql              = ***(unit/auto)
semmax              = ***(unit/auto)
shmmax              = ***(unit/auto)
Service Wait Time   =
File Security       = 
Setup Acl           = 
Service Account     = 
HiRDB Administrator = 
HiRDB Group         = 
Default Option      = 
***** HiRDB setup information *****
Program Name        = HiRDB/ParallelServer
Version             = 09-50
Character Code      = sjis
Dat Hard Compress   = on
Setup ID            = UNT2
Rsh Port Name       = pdrshsrvUNT2
Path Name           = C:\win32app\hitach\hirdb_pUNT2
Service Complete    = manual
Rsh Online          = on
ShmFile             = regular
Install Guid        = {84921B0F-B033-412D-9A5F-768B842C08E1}
Firewall Profile    = public
msgmni              = 50(unit/cmd)
msgtql              = 80(machine/env)
semmax              = 64(unit/cmd)
shmmax              = 4096(unit/cmd)
Service Wait Time   = 300
File Security       = on
Setup Acl           = on
Service Account     = admin
HiRDB Administrator = HiRDBADM
HiRDB Group         = HiRDBGRP
Default Option      = recom
[説明]

オプションなしの場合を参照してください。

(c) -osオプションを指定した場合

 *** Operating system information ***
 Fixed Shared Memory :supported
 Large Page Size     :8192

[説明]

Fixed Shared Memory:共用メモリのページ固定対応情報

supported:共用メモリのページ固定に対応しているWindowsです。

unsupport:共用メモリのページ固定に対応していないWindowsです。

Large Page Size:WindowsのLarge Pageでのページサイズ(10進数20けた以内)(単位:バイト)

共用メモリのページ固定に対応していないWindowsの場合は----を表示します。

(d) -wdオプションを指定した場合

 *** HiRDB Dump information ***
 Process      Folder
 LocalDumps   C:\Users\Administrator\AppData\Local\CrashDumps
      :                              :
 pdsds.exe    C:\Users\Administrator\AppData\Local\CrashDumps\pdsds.exe
      :                              :

[説明]

Process:

プロセス名を示します(最大長20バイト)。

プロセス名を指定した場合

指定したHiRDBのプロセス名又は"LocalDumps"

プロセス名を省略した場合

ダンプ出力対象のHiRDBのプロセス名又は"LocalDumps"

Folder:

ダンプ出力フォルダを絶対パスで示します(最大長259バイト)。