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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


2.29.1 pdextfuncの形式と規則

〈この項の構成〉

(1) 機能

拡張システム定義スカラ関数の定義又は削除をします。

(2) 実行者

HiRDB管理者が実行できます。

(3) 形式

 pdextfunc {-c|-e〔force〕}

(4) オプション

(a) -c

拡張システム定義スカラ関数を定義する場合に指定します。

(b) -e

拡張システム定義スカラ関数を削除する場合に指定します。ただし,拡張システム定義スカラ関数を使用している関数,手続き又はトリガがあるときは,削除できません。そのときは,forceオプションを指定してください。

(c) force

拡張システム定義スカラ関数を使用している関数,手続き又はトリガがある場合で,拡張システム定義スカラ関数を削除するときに指定します。

(5) 規則

  1. pdextfuncコマンドは,HiRDBが稼働中のときだけ実行できます。

  2. HiRDBサーバへの要求から応答まで1分以上経過した場合は,タイムアウトエラーになります。

  3. pdextfuncコマンドを実行する前に,次の環境変数を設定してください。

    • クライアント環境定義のPDUSERにDBA権限を持つユーザの認可識別子及びパスワードを設定してください。

    • LANG又はクライアント環境定義のPDLANGに,HiRDBサーバの文字コード種別に対応した値を設定してください。

    詳細は,マニュアル「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」を参照してください。

(6) 注意事項

  1. pdextfuncコマンドの実行結果は,コマンド実行時のリターンコード又はエラーメッセージの有無で確認できます。コマンド実行時のリターンコードが0の場合は正常終了,4の場合は警告終了,8の場合は異常終了です。