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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム定義(Windows(R)用)


9.2.44 メッセージの出力抑止機能に関するオペランド

◆ pdmlgput -s 出力有無

    {-c ALL|〔-l メッセージの重要度〕 -m メッセージID〔,メッセージID〕…}

HiRDBがイベントログに出力するメッセージに対して,次に示す指定ができます。

  • 全メッセージを出力抑止する

  • 出力対象とするメッセージを指定する

  • 指定したメッセージの重要度表示を変更して出力する

また,指定を省略すると,イベントログに出力するメッセージの出力を抑止しません。

-s 出力有無

メッセージの出力,又は出力抑止を指定します。

Y:メッセージを出力します。

N:メッセージの出力を抑止します。

イベントログへのメッセージ出力抑止については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム運用ガイド」を参照してください。

-c ALL

このオプションは,HiRDBがイベントログに出力するすべてのメッセージを出力抑止する場合に指定します。

このオプションを指定する場合は,-sオプションにNを指定します。

《注意事項》

障害の切り分けができなくなるため,通常はこのオプションを指定しないでください。

-l メッセージの重要度

出力されるメッセージの変更後の重要度を指定します。

このオプションを指定する場合は,-sオプションにYを指定します。

E:エラーメッセージ

W:警告メッセージ

Q:応答待ちメッセージ

I:インフォメーションメッセージ

イベントログに出力するメッセージの重要度の変更については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム運用ガイド」を参照してください。

-m メッセージID〔,メッセージID〕…

出力,又は出力抑止をするメッセージIDを指定します。ただし,メッセージIDのハイフン(-)以降の重要度は記述しません(KFPS01820-Eの場合にはKFPS01820を指定します)。

このオプションに,元からイベントログに出力されないメッセージIDを指定しても,指定しない場合と同じです。

《オペランドの規則》
  • このオペランドは,複数行指定できます。

  • ALL指定,及びメッセージID指定によって,同一メッセージに対する制御行が複数存在する場合は,後から指定した行が有効となります。

《ほかのオペランドとの関連》
  • pd_mlg_file_size:メッセージの出力抑止をする場合,メッセージログファイルの最大容量を指定します。

  • pd_mlg_msg_log_unit:メッセージを出力する場合,メッセージログの出力先(システムマネジャユニット,又はメッセージ出力元のユニット)を指定します。