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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)


22.3.3 サンプルで使用するHiRDBファイルシステム領域名とユーザ作成ファイル名

サンプルで使用するHiRDBファイルシステム領域名とサイズ及びユーザ作成ファイル名について説明します。

なお,ここで示す内容は,サンプルデータベースで使用している名称を示したもので,この名称と同じにしなければならないというものではありません。

〈この項の構成〉

(1) HiRDBファイルシステム領域名とサイズ

サンプルで使用するHiRDBファイルシステム領域名とサイズを次の表に示します。

表22‒9 SPsetup.batを実行して作成されるHiRDBファイルシステム領域名とサイズ

HiRDBファイルシステム領域の種類

HiRDBファイルシステム領域のサイズ(単位:メガバイト)

HiRDBファイルシステム領域名

システムファイル用

小規模→74

中規模→148

大規模→296

rdsys011※1

rdsys012※1

rdsys013※1

rdsys014※1

rdsys015※1

rdsys016※1

RDエリア用(システム用RDエリア)

小規模→20

中規模→40

大規模→80

rdsys02※2

作業表用ファイル用

rdsys03※2

RDエリア用(ユーザ用RDエリア)

小規模→40

中規模→80

大規模→160

rdsys04※2

RDエリア用(ユーザLOB用RDエリア)

40

rdsys05※2

注※1

SPsetup.bat実行時に表示されるセットアップ内容の確認画面の[HiRDBシステムファイル領域用ディレクトリ]で指定したディレクトリ下に作成されます。省略値は%PDDIR%\areaディレクトリになります。

注※2

SPsetup.bat実行時に表示されるセットアップ内容の確認画面の[HiRDB RDエリア領域用ディレクトリ]で指定したディレクトリ下に作成されます。省略値は%PDDIR%\areaディレクトリになります。

(2) ユーザ作成ファイル名

サンプルで使用するユーザ作成ファイル名を次の表に示します。

表22‒10 SPsetup.batを実行して作成されるファイルの名称

ファイルの種類

ファイル名

備考

HiRDBシステム定義ファイル

システム共通定義ファイル

%PDDIR%\conf\pdsys

ディレクトリはインストール時に作成されます。

ユニット制御情報定義ファイル

%PDDIR%\conf\pdutsys

シングルサーバ定義ファイル

%PDDIR%\conf\sds01

システムファイル

システムログファイル

rdsys011\log1※1

rdsys012\log2※1

rdsys013\log3※1

rdsys014\log4※1

rdsys015\log5※1

rdsys016\log6※1

6グループ

シンクポイントダンプファイル

rdsys014\spd1※1

rdsys015\spd2※1

rdsys016\spd3※1

3グループ

ユニット用ステータスファイル

rdsys011\utsts1a※1

rdsys012\utsts1b※1

rdsys013\utsts2a※1

rdsys014\utsts2b※1

rdsys015\utsts3a※1

rdsys016\utsts3b※1

ユニットごとに

二重化×3個

サーバ用ステータスファイル

rdsys011\sts1a※1

rdsys012\sts1b※1

rdsys013\sts2a※1

rdsys014\sts2b※1

rdsys015\sts3a※1

rdsys016\sts3b※1

サーバごとに

二重化×3個

システム用RDエリア

マスタディレクトリ用RDエリア

rdsys02\rdmast※2

RDエリア名はRDMAST

データディレクトリ用RDエリア

rdsys02\rddirt※2

RDエリア名はRDDIRT

データディクショナリ用RDエリア

rdsys02\rddict※2

RDエリア名はRDDICT

データディクショナリLOB用RDエリア(ソース格納用)

rdsys02\rtn_src※2

RDエリア名は

DIC_RTN_SRC

データディクショナリLOB用RDエリア(オブジェクト格納用)

rdsys02\rtn_obj※2

RDエリア名は

DIC_RTN_OBJ

作業表用ファイル

rdsys03※2

RPCトレースファイル

%PDDIR%\spool\pdrpctr

ユーザ用RDエリア(データ格納用)

rdsys04\rddata10※2

RDエリア名はRDDATA10

ユーザ用RDエリア(インデクス格納用)

rdsys04\rdindx10※2

RDエリア名はRDINDX10

ユーザLOB用RDエリア

rdsys05\rlob1※2

RDエリア名はRLOB1

rdsys05\rlob2※2

RDエリア名はRLOB2

(凡例)−:該当しません。

注※1

SPsetup.bat実行時に表示されるセットアップ内容の確認画面の[HiRDBシステムファイル領域用ディレクトリ]で指定したディレクトリ下に作成されます。省略値は%PDDIR%\areaディレクトリになります。

注※2

SPsetup.bat実行時に表示されるセットアップ内容の確認画面の[HiRDB RDエリア領域用ディレクトリ]で指定したディレクトリ下に作成されます。省略値は%PDDIR%\areaディレクトリになります。