2.6.5 例外リストへの登録が不要になるケース
HiRDB/シングルサーバで,HiRDBサーバとHiRDBクライアントが同一マシン上にある場合,次に示す設定を行うとWindowsファイアウォールの例外リストへの登録が不要になります。
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pd_rpc_bind_loopback_addressオペランドにYを指定する
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クライアント環境定義のPDHOSTオペランドにループバックアドレスを指定する
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クライアント環境定義のPDCLTBINDLOOPBACKADDRオペランドにYESを指定する
- 簡易セットアップツール使用時の注意事項
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簡易セットアップツールを使用してHiRDB/シングルサーバの環境設定をする場合は,次のように作業してください。
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HiRDB/シングルサーバを構築するマシンで簡易セットアップツールを実行する
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簡易セットアップツールの開始画面でホスト名にループバックアドレスを指定する
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簡易セットアップツールの詳細定義画面でpd_rpc_bind_loopback_addressオペランドにYを指定する
このように作業しない場合,HiRDBサーバのプログラムがWindowsファイアウォールによってブロックされるため,簡易セットアップツールを実行してもHiRDBを開始できません。
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