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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)


2.2.6 Windowsダンプ出力

HiRDBの実行中にアプリケーション例外が発生した場合,Windowsがプログラムエラーを検知します。このプログラムエラーの情報を取得するためには,Windowsのダンプが必要になります。

ダンプはWindows Error Reportingの機能を使用して出力します。HiRDBでは,インストール時の[トラブルシュート情報の出力先の設定]画面で,このダンプの出力先を設定します。

ここでは,Windowsダンプの出力に関する注意事項,及びアプリケーション例外発生時の対処ついて説明します。

〈この項の構成〉

(1) Windowsダンプの出力に関する注意事項

(2) アプリケーション例外発生時の対処

次のどちらかによって,アプリケーション例外が発生したことを確認できます。

アプリケーション例外が発生した場合は,次の手順でダンプを取得してください。

〈手順〉
  1. 前述のイベントログ又はポップアップメッセージに表示されたプロセス名を確認します。

  2. 1.で確認したプロセス名を指定してpdntenv -wdコマンドを実行します。

  3. 2.で表示された出力先のダンプを取得します。