2.2.5 インストール時に1073エラーになったときの対処
アンインストール後にインストールをする場合は,アンインストールを実行した後に必ずリブートしてください。リブートをしないでインストールした場合,インストール終了直後に1073エラーが表示されます。ここでは,1073エラーが表示されたときの対処方法を説明します。
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Windowsを再起動して,アンインストール時のレジストリ及びサービス登録の内容が反映されるようにします。
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通常と同じようにインストールしてWindowsを再起動します。インストール先はエラーになったときと同じディレクトリに指定してください。なお,ここでHiRDBを開始しようとしてもサービスが登録されていないため,開始できません。
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アンインストール※してください。ただし,このときはDLLやEXEファイルは残ったままの状態となります。
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残っているファイルを削除します。後でインストールしたときに回復させるため,定義情報があるCONFディレクトリ下にあるファイルを退避しておいてください。その後,インストールしたディレクトリを削除してください(省略値でインストールしている場合は,HiRDB/シングルサーバのときはC:\win32app\hitachi\hirdb_s,HiRDB/パラレルサーバのときはC:\win32app\hitachi\hirdb_pとなります)。
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Windowsを再起動してください。
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通常と同じ要領でインストールしてWindowsを再起動してください。
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退避していたHiRDBシステム定義ファイルを%PDDIR%\confディレクトリ下にコピーしてください。
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HiRDB開始準備(システムファイルなどの割り当て,初期化)をしてから開始してください。
1.〜5. を実行すると,異常状態のレジストリ及びサービス登録を正常状態(初期状態)に戻します。6. 以降は通常のインストール手順となります。
- 注※
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アンインストール時にクライアント用の定義情報hirdb.iniファイルも削除されるため,必要に応じて退避しておいてください。