HiRDB External Data Access Version 8
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HiRDBの運用を開始したあとに外部サーバを増やしたい場合,外部サーバを追加します。
外部サーバを追加する手順を次に示します。
<手順>
- 外部サーバ情報定義,Hub最適化情報定義(任意)の作成
- HiRDB External Data Access Adapterのインストールと環境設定
手順については,「3.1.3 環境設定の手順」を参照してください。
- 外部サーバ,ユーザマッピングの定義
CREATE SERVER文実行
CREATE USER MAPPING文実行
- HiRDBの全ユニットの正常停止
pdstopコマンド実行
- HiRDBの全ユニットの正常開始
pdstartコマンド実行
- 外部表,外部インデクスの定義
CREATE FOREIGN TABLE文実行
CREATE FOREIGN INDEX文実行(任意)
- 注意
- ディクショナリ情報と動作環境に不整合が発生しないように,手順3を実行した後に,ただちに手順4と5を実行してください。
外部サーバの使用をやめる場合,外部サーバの削除を行います。
外部サーバの削除の手順を次に示します。
<手順>
- 削除対象の外部サーバの外部表,外部インデクス※1および外部表から作成されたビュー表の削除
DROP FOREIGN TABLE文実行
DROP FOREIGN INDEX文実行
- 削除対象の外部サーバのユーザマッピングの削除
DROP USER MAPPING文実行
- 削除対象の外部サーバの削除
DROP SERVER文実行
- 削除対象の外部サーバの外部サーバ情報定義およびHub最適化情報定義(任意)の削除
- HiRDBの全ユニットの正常停止
pdstopコマンド実行
- FES定義ファイルからの削除対象外部サーバのHub最適化情報定義指定オプション(pdhubopt)の削除
- 必要なら,HiRDB External Data Access Adapterのアンセットアップ(pddbadset -d)※2
- HiRDBの全ユニットの正常開始
pdstartコマンド実行
- 注※1
- 外部インデクスの削除は,外部サーバの追加のときに外部インデクスを作成している場合に必要です。
- 注※2
- 何らかの理由でアンセットアップする必要がある場合に,実行してください。
- 注意
- ディクショナリ情報と動作環境に不整合が発生しないように,手順2と3を実行した後に,ただちに手順5から8を実行してください。
外部サーバを変更するときの手順を次に示します。
(a) 外部サーバ定義情報ファイルの変更
外部サーバ定義情報ファイルを変更する場合の手順を次に示します。
<手順>
- 外部サーバ接続用BESを停止
pdstopコマンド実行
- 外部サーバ定義情報ファイルの修正
- 外部サーバ接続用BESを再起動
pdstartコマンド実行
(b) Hub最適化情報定義ファイルの変更
Hub最適化情報定義ファイルを変更する場合の手順を次に示します。
<手順>
- 全FESを停止
pdstopコマンド実行
- Hub最適化情報定義ファイルの修正
- 全FESを再起動
pdstartコマンド実行
(c) 外部のDBMSのバージョンアップ
HiRDB Version 5を外部のDBMSとして使用している場合に,そのHiRDBをVersion 6以降にバージョンアップするときには,CREATE SERVER文で指定するサーババージョンに変更が生じます※1。その場合,外部サーバの再定義をする必要があります。手順を次に示します。
<手順>
- 外部サーバの削除
手順の詳細については,「(2)外部サーバの削除」を参照してください。
- Hub最適化情報定義ファイル(任意)の変更※1
- 外部サーバの追加※2※3
手順の詳細については,「(1)外部サーバの追加」を参照してください。
- 注
- この作業では,外部サーバ情報定義ファイルの修正は不要です。
- 注※1
- サーババージョンによって,Hub最適化情報定義サンプルファイルは異なります。可能な限り,サーババージョンに対応したHub最適化情報定義サンプルファイルに合わせて修正してください。
- 注※2
- CREATE SERVER文で指定するサーババージョンを変更した外部サーバ,および外部サーバに関連する情報を再定義します。
- 注※3
- CREATE SERVER文で定義する指定値で,サーババージョン以外の指定値は,手順1で削除した外部サーバと同じ値にすることをお勧めします。異なる値を指定する場合は,次の修正が必要になります。
- i)外部サーバ名称
- 再定義するユーザマッピング定義,外部表定義の外部サーバ名の変更
- 外部サーバ情報ファイル名称,Hub最適化情報ファイル名称(任意)の変更
- FES定義pdhubopt(任意)で定義する外部サーバ名の変更
- ii)外部サーバ実行BES
- BES定義ファイルの修正
- iii)その他
- 変更しないでください。
(d) 外部サーバ実行BESの変更
外部サーバへ処理要求を実行するBESの変更手順を次に示します。
<手順>
- 外部サーバの削除※1
手順の詳細については,「(2)外部サーバの削除」を参照してください。
- 外部のDBクライアントの設定※2
- 外部サーバの追加※3※4
「(1)外部サーバの追加」の手順3から6までの作業を行ってください。
- 注
- この作業では,外部サーバ情報定義ファイルの修正は不要です。
- 注※1
- 外部サーバを削除するときは,削除する外部サーバに関連する定義(外部表,外部インデクス,ユーザマッピングの定義)をすべて削除する必要があります。
- 注※2
- 変更するBESのバックエンドサーバ定義ファイルを修正します。
- 注※3
- CREATE SERVER文で指定するバックエンドサーバ名称を変更した外部サーバおよび外部サーバに関連する情報を再定義します。
- 注※4
- CREATE SERVER文で定義する指定値で,BES名称以外の指定値は,手順1で削除した外部サーバと同じ値にすることをお勧めします。異なる値を指定する場合,次の修正が必要になります。
- i)外部サーバ名称
- 再定義するユーザマッピング定義,外部表定義の外部サーバ名の変更
- 外部サーバ情報ファイル名称,Hub最適化情報ファイル名称(任意)の変更
- FES定義pdhubopt(任意)で定義する外部サーバ名の変更
- ii)その他
- 変更しないでください。
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