スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 XDM/RD E2接続機能
PCまたはWSでは,行単位(ROW指定)インタフェースは使用できません。
VOS3のHiRDBクライアントを使用した場合は,検索および更新のときに,入出力変数のデータ型として行単位(ROW指定)インタフェースを使用できます。
繰返し列を使用する場合のSQLの構文規則は,XDM/RD E2のRD環境定義文のHIRDB PROGRAM句にSQL SPECIFICATION XDMRDを指定しているかどうかによって異なります。
SQLの構文規則の詳細については,マニュアル「VOS3 データマネジメントシステム XDM E2系 XDM/RD E2 SQLリファレンス」を参照してください。
また,XDM/RD E2のバージョンによって,繰返し列が使用できる場合とできない場合があります。XDM/RD E2のバージョンと繰返し列の使用可否を次に示します。
| XDM/RD E2のバージョン | 繰返し列の使用可否 |
|---|---|
| 06-03以前 | × |
| 07-00以降 | ○ |
SELECT * FROM T1 WHERE C1(ANY)=1
SELECT * FROM T1 WHERE C1[ANY]=1
配列列は使用できません。
DESCRIBE文を発行すると,データ型を示すSQLCODに0(未サポートの意味)を返します。
HiRDBのユティリティを用いてXDM/RD E2にアクセスすることはできません。
ただし,「会話型SQL実行ユティリティ(pdsql)」を使用してSQLを実行させることはできます(pdsqlコマンドの使用可否については,HiRDB SQL Excuterを参照してください。なお,一部のコマンドについては,XDM/RD E2でHiRDB形式ディクショナリビュー表を作成する必要があります。HiRDB形式ディクショナリビュー表については,マニュアル「VOS3 データマネジメントシステム XDM E2系 XDM/RD E2 使用の手引−運用編−」を参照してください)。
この場合のSQLの仕様は,XDM/RD E2のSQL仕様(HiRDBプログラムのSQL仕様)に従います。
XDM/RD E2のバージョンや呼び出し形態によって,明示表が使用できる場合とできない場合があります。XDM/RD E2のバージョンと明示表の使用可否を次に示します。
| XDM/RD E2のバージョン | 明示表の使用可否 | |
|---|---|---|
| 動的SQL | 静的SQL | |
| 07-01以前 | × | ×※ |
| 08-00以降 | ○ | ×※ |
SELECT * FROM T1 WHERE (C1,C2) = (TABLE T2)
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