スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 XDM/RD E2接続機能

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3.2.2 インタフェース領域

インタフェース領域は,XDM/RD E2とUAPとの間で情報をやり取りするために使用します。インタフェース領域の種類と使用目的を次の表に示します。

表3-2 インタフェース領域の種類と使用目的

領域名 使用目的 言語
C COBOL
SQL連絡領域 SQLの実行結果の詳細情報を取得する 1 1
SQL記述領域
  • UAP実行時に動的に決定した入力変数の情報をシステムに通知する
  • UAPを動的に実行するために前処理したSQLの検索項目の情報を受け取る
  • 列名記述領域を指定する
列名記述領域 UAPを動的に実行するために前処理したSQLの検索項目の情報を受け取る
型名記述領域 ユーザ定義型のデータ型名を受け取る
埋込み変数 埋込み型UAPのSQL中に指定して値の受け渡しをする
標識変数 埋込み型UAPのSQL中に指定して値の受け渡しをする
パラメタ UAPを動的に実行するために前処理する SQLに対して,UAPから値を渡す 2

(凡例)○:必要  △:任意

注※1
SQLプリプロセサを実行するとUAP中に展開されるので,宣言は不要です。SQLプリプロセサの実行については,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。

注※2
?パラメタの代わりに埋込み変数および標識変数を使用します。

 

XDM/RD E2接続機能使用時のSQL連絡領域,SQL記述領域,列名記述領域,および型名記述領域の詳細については,「6.3 SQL領域」を参照してください。

また,埋込み変数,標識領域,および?パラメタの詳細については,マニュアル「HiRDB Version 8 SQLリファレンス」を参照してください。