スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 XDM/RD E2接続機能
XDM/RD E2のデータベースを操作するUAPの形式は,埋込み型です。
埋込み型は,高級言語で記述されたソースプログラムの中にSQLを直接記述する方式です。
埋込み型UAPの特長は,データベース操作(SQL)を含めて一つのプログラムとして記述できるため,プログラムの解析が容易なことです。
埋込み型UAPに使用できる高級言語は,次のとおりです。
SQLは,データベースの定義から操作,運用制御までの指示を記述するためのデータベース言語です。HiRDBでは,高級言語で記述したソースプログラムに埋め込んで利用できます。SQLの機能体系を次の図に示します。
サーバとしてXDM/RD E2を使用する場合,使用できるSQLの仕様はXDM/RD E2が規定する仕様に従います。
ただし,埋込み言語については,HiRDBの仕様に従います。
XDM/RD E2接続機能を使用する場合のプログラム用SQL言語の種類と機能概略については,「6. SQL言語仕様」を参照してください。また,XDM/RD E2接続機能を使用する場合に使用できる埋込み言語については,「6.9 埋込み言語文法」を参照してください。
UAPはSQL文を発行することによって,インタフェース領域を使用してXDM/RD E2との情報のやり取りをします。
UAPとXDM/RD E2とのインタフェースを次の図に示します。
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