HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 8
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- エラーメッセージの内容を確認します。
syslogファイル(Windowsの場合はイベントログ)にメッセージが出力されます。メッセージの内容を確認してください。
- 反映エラー情報ファイルのエラーログに,syslogファイル(Windowsの場合はイベントログ)と同じエラーメッセージが出力されているかどうかを確認します。
Datareplicatorの稼働中にエラー情報ファイルがスワップ又はクローズされると,メッセージ(KFRB00051-I,KFRB00052-I)が出力されます。このメッセージを契機にバックアップを取得しているときは,その内容を確認してください。
- 反映トレースファイルをhdstrceditコマンドで編集し,解析した結果を保存します。
- メッセージの内容を基に,エラーに対処します。
エラーの対処については,「9.2.2 エラーの対処方法」を参照してください。
- エラーの対処後の処置を実行します。
エラーの原因によっては,障害が発生したプロセスに対応した処置をする必要があります。障害が発生したプロセスごとの処置については,「9.2.3 エラー対処後の処置」を参照してください。
エラーの内容によっては,反映側Datareplicatorのプロセス又は共用メモリ(Windows版の場合はメモリマップトファイル)が残っていることがあります。
UNIX版Datareplicatorの場合は,残ったプロセス又は共用メモリはDatareplicator再起動時に削除されます。
Windows版Datareplicatorの場合は,残ったプロセス又はメモリマップトファイルを次の手順で削除してください。
| 手順 |
操作 |
| 1 |
タスクマネージャを起動し,「プロセス」タブで表示されるDatareplicatorプロセスのプロセスIDを取得します。 |
| 2 |
手順1で取得したプロセスIDに該当するプロセスを停止します。
pdkill プロセスID※ |
| 3 |
インストールディレクトリ\tmp\hde\spool\shm下にあるメモリマップトファイルを削除します。 |
注※
Datareplicator Extensionを使用している場合は,pdkillコマンドでなくhdskillコマンドを使用してください。
(2) システム管理者への連絡
エラーのうち,システム管理者に連絡する必要がある場合は,次のように処置してください。
- 次に示すデータを取得します。
- syslogファイル(Windowsの場合はイベントログ)に出力されたメッセージ
- 反映側Datareplicatorのステータス情報
hdsstateコマンドを実行して,ステータス情報を取得します
- エラー情報を示すバイナリファイル
環境変数HDSPATHで設定したディレクトリに,次の二つのファイルが出力されます。
・TCPDMP
・rfc_core
ただし,反映側Datareplicatorを起動したユーザが環境変数HDSPATHで指定したディレクトリに対して書き込み権限を持っていない場合,rfc_coreファイルは作成されません。
- メモリマップトファイル(Windows版の場合)
- 反映ステータスファイル
- 反映マスタステータスファイル
- 反映エラー情報ファイル
- 未反映情報ファイル
- 反映トレースファイル
- 定義ファイル(変更の可能性がある場合)
- エラーの内容を調査して対処します。
内部矛盾などのエラーの場合には,保守員に連絡してください。
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