HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 8
障害が発生したプロセスごとの反映側Datareplicatorの処理と,エラー対処後の処置を次の表に示します。
表9-4 エラー対処後の処置
| 障害が発生したプロセス | 反映側Datareplicatorの処理 | ユーザが取る処置 |
|---|---|---|
| 反映マスタプロセス | 反映側Datareplicatorを終了します。 | エラー対処後,hdsstartコマンドで反映側Datareplicatorを再起動してください。 |
| 反映通信マスタプロセス 受信プロセス |
通信及び受信処理をいったん停止します。 抽出側システムから再接続要求が発行されて,通信及び受信処理を自動的に再開始します。 反映処理は続行します。 |
− |
| データの受信を停止した後,通信及び受信処理が回復しません。 反映処理は続行します。 |
hdsstopコマンドで反映側Datareplicatorをいったん終了してください。その後,エラーの発生原因を取り除き,hdsstartコマンドで反映側Datareplicatorを再起動※1してください。 | |
| 反映定義サーバプロセス 反映プロセス 反映SQLプロセス |
エラーが発生した反映処理を停止します。 受信処理は続行します。 |
エラー対処後,エラーが発生した反映処理をhdsrfctlコマンドで再起動※2してください。 |
| 稼働トレース収集プロセス | エラーになるとメッセージが出力されて,稼働トレースは取得されなくなります。 Datareplicatorの処理は続行します。 |
メッセージの内容を参照して,エラーの原因を取り除いてください。 |
| 更新情報入力プロセス | hdssamqinコマンド処理を停止します。 | hdssamqinコマンドを再実行してください。指定するオプションについては,「7. コマンドの文法」のhdssamqinコマンドの文法を参照してください。 |
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