監視対象マシンのDatareplicatorエージェントの設定を変更します。hdsagtoptコマンドを実行すると，システムログとイベントログにDatareplicatorエージェントのオプションを変更したことを知らせるメッセージが出力されます。ただし，オプション値に「%」記号を指定しても，システムログとイベントログには「%」記号は出力されません。

hdsagtoptコマンドは，スーパユーザだけが実行できます。

監視時間間隔の変更

hdsagtopt -t 時間値

シンボル表示方法の変更

hdsagtopt -d　tree｜notree

シンボルモードの変更

hdsagtopt -m｛ e｜j｜u ｝

シンボル名のユーザ指定

hdsagtopt -ss抽出シンボル名｜-ts反映シンボル名

• hdsagtopt -t 時間値 − 監視時間間隔の変更
  状態監視の監視時間間隔を変更します。時間値は，最小1 〜 最大3600の範囲で指定できます（単位：秒）。初期値は300（5分）です。このコマンドを実行したときに1回監視して，その後，変更した時間間隔値で監視します。
  監視時間間隔を小さくし過ぎると，Datareplicatorコマンドの実行時に排他エラーになるおそれがあります。
  
• hdsagtopt -d tree｜notree − シンボル表示方法の変更
  シンボルの表示方法を変更します。次に示すコマンド引数を指定します。
  

  tree：

  階層表示します。JP1/Cm2/Network Node ManagerのSNMPエージェントのバージョン05-00以降用。

  notree：

  階層表示しません。JP1/Cm2/Network Node ManagerのSNMPエージェントのバージョン05-00未満用。

• hdsagtopt -m｛ e｜j｜u ｝− シンボルモードの変更
  シンボル名の先頭文字を変更します。このコマンドを実行すると，旧シンボルを削除して新シンボルを作成します。初期値は，eです。uを指定すると，ユーザ独自のシンボル名が指定できます。
  

  オプション	抽出シンボル名	反映シンボル名
  e	Datareplicator_source	Datareplicator_target
  j	抽出側リプリケータ	反映側リプリケータ
  u	hde（初期値）	hds（初期値）

• hdsagtopt -ss抽出シンボル名｜-ts反映シンボル名 − シンボル名のユーザ指定
  シンボル名をユーザが指定します。「hdsagent -ss抽出シンボル名」又は「hdsagent -ts反映シンボル名」のどちらかの形式で指定します。ユーザシンボル名は，全角文字で50文字，半角文字で100文字まで指定できます。
  抽出シンボル名と反映シンボル名に，同じ名称は指定できません。指定すると，KFRB06105-Eでエラーになります。
  シンボルモードがuの場合にこのコマンドを実行すると，旧シンボルを削除して新シンボルを作成します。