抽出側システムの二重化したファイル群（物理ファイル）の状態を表示するコマンドです。

hdefstate　〔-f 論理ファイル名〕

• -f 論理ファイル名
  状態を表示する論理ファイル名を絶対パスで指定します。
  このオペランドを省略した場合，コマンドを実行したサーバマシン上のすべての二重化ファイルに関する状態を表示します。
  

hdefstateコマンドで抽出情報キューファイルの状態を出力する形式を次に示します。

1. 論理ファイル名を示します。
2. 物理ファイル状態情報を示します。
   sys：物理ファイルの系です。
   A系の場合a，B系の場合はbが表示されます。
   

   出力	説明
   a	A系ファイル
   b	B系ファイル

   status：物理ファイルの状態です。1列目の表示から状態を判断します。
   

   出力	説明
   a	現用使用状態（ACTIVE）
   h	障害発生状態（HOLD）
   *	状態を取得できません。

   type：物理ファイルの種別コードです。
   

   出力	説明
   emt	抽出マスタステータスファイル
   sst	サーバステータスファイル
   rpl	データ連動用連絡ファイル
   equ	抽出情報キューファイル
   ---	上記以外のファイル
   ***	ファイル種別を取得できません。

   Physical file name：物理ファイル名です。
   
3. 出力された論理ファイル情報の件数を示します。