反映定義では，反映側Datareplicatorの反映処理に必要な情報を定義します。次に示す機能を使わないで同一形式の表に反映する場合には，反映定義を省略できます。

• 反映処理をグループ単位に並列実行する表単位反映機能
• UOCによって加工して反映するUOCを使った反映機能
• 時系列情報表に更新情報を出力する時系列情報取得機能

反映定義を省略したときに仮定される値を次の表に示します。

表5-15　反映定義を省略したときに仮定される値

抽出側DB							反映側DB
HiRDB	XDM/SD E2※	XDM/RD E2	ADM	PDMII E2	TMS-4V/SP	RDB1 E2	HiRDB
認可識別子	スキーマ名	認可識別子	データベース名	DBM名	認可識別子	認可識別子	認可識別子
表識別子	最下位のレコード型名	表識別子	セグメント	データセット名	表識別子	表識別子	表識別子
列名	構成要素名	列名	フィールド名	フィールド名	列名	列名	列名

注※

1個の抽出定義内で，構成要素名，及び抽出再定義RESTRUCT文で指定した再定義項目名がユニークでない場合は，再定義項目名に対応する反映表の定義ができないため，反映定義は省略できません。

＜この節の構成＞

5.10.1　定義の規則

5.10.2　構造と形式

5.10.3　定義内容の変更

5.10.4　更新情報フィールド定義

5.10.5　反映表定義

5.10.6　反映グループ定義