HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 8
UNIXのキャラクタ型スペシャルファイルの最低長は1MBです。抽出側Datareplicatorのファイルをキャラクタ型スペシャルファイルに割り当てると使用領域よりも空き領域の方が多くなって,格納効率が悪くなります。Datareplicatorファイルシステム領域を使うと,このような格納効率の悪化を防いで,ファイル領域を効率良く管理できます。
Datareplicatorファイルシステム領域を設定すると,Datareplicatorが使う複数のファイル(システムファイル)を,一つのキャラクタ型スペシャルファイルにまとめることができます。
Datareplicatorファイルシステム領域とDatareplicatorのファイルとの関係を次の図に示します。
図3-31 Datareplicatorファイルシステム領域とDatareplicatorのファイルとの関係
システムファイルのうち,Datareplicatorファイルシステム領域に格納できるファイルを次の表に示します。
表3-16 Datareplicatorファイルシステム領域に格納できるファイル
| Datareplicatorの種類 | 格納できるファイル |
|---|---|
| 抽出側Datareplicator | 抽出サーバステータスファイル |
| 抽出情報キューファイル | |
| データ連動用連絡ファイル | |
| 反映側Datareplicator | 反映ステータスファイル |
| 反映情報キューファイル |
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2016, Hitachi, Ltd.