スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 メッセージ

[目次][索引][前へ][次へ]

7.1.1 メッセージの記述形式

<この項の構成>
(1) メッセージの種類
(2) メッセージの記述形式
(3) 終了コードの種類

(1) メッセージの種類

メッセージには,次の2種類があります。

  1. 正常終了時のメッセージ
    ソート,選択及び集約が正常に終了した場合に表示されます。
  2. 異常終了時のメッセージ
    ソート,選択,集約及び関数実行中にエラーが発生した場合に表示されます。

(2) メッセージの記述形式

このマニュアルでは,次に示す形式でメッセージを記載します。


メッセージID

メッセージテキスト

メッセージの説明を示す。
(S) システムの処理を示す。
(O) 使用者,又は運用者の処置を示す。
なお,次に示すメッセージが出力された場合は保守員に連絡してください。
KBLS201-E,KBLS203-E,KBLS204-E,KBLS205-E,KBLS206-E,KBLS207-E,KBLS208-E,KBLS212-E,KBLS215-E
(メッセージIDの説明)
メッセージIDには,メッセージを識別するコードを「KBLSnnn-x」という形式で示します。
KBLS:プログラム識別コードを示す。
nnn:メッセージ番号を示す。
x:メッセージの種類を示す。
I:正常に終了した処理の結果を知らせるメッセージ
E:エラーの発生を知らせるメッセージ

(3) 終了コードの種類

メッセージのほかにソート,選択及び集約の終了状態を表す3種類の終了コードがあります。終了コードの種類を次の表に示します。

表7-1 終了コードの種類

終了状態 終了コード
正常終了 0
異常終了 KBLS300−E以外のメッセージ出力時 1
KBLS300−Eのメッセージ出力時,又はSORTプログラムのメッセージがないとき システムの異常終了コードが設定される