KFPR00754-I
Pdcopy started (L+S)
- データベース複写ユティリティ(pdcopy)の処理を開始しました。
- (S)処理を続行します。
KFPR00756-I
Pdcopy terminated, return code=aa (L+S)
- データベース複写ユティリティ(pdcopy)の処理が次に示すリターンコードの内容で終了しました。
- aa:データベース複写ユティリティ(pdcopy)のリターンコード
- 0:正常終了
- 8:異常終了(複写処理中にエラーが発生しましたが,バックアップの取得に成功したものもあります)
- 12:異常終了(複写処理はすべて失敗しました)
- (S)処理を続行します。
- [対策]異常終了の場合は,このメッセージの前に出力したエラーメッセージを参照して,エラーの原因を取り除いてください。
KFPR00757-I
Retry reopen aa-time of bb after cc-minute, host=dd....dd, file=ee....ee, reason=ff....ff (E+L)
- マルチボリュームファイルの再オープン処理をcc分後に実行します。リトライの最大数はbbで,次回はaa回目です。ホスト名dd....ddのファイル名ee....eeです。
- aa:次回のリトライ回数
- bb:最大リトライ回数
- cc:リトライ間隔
- dd....dd:ホスト名
- ee....ee:ファイル名
- ff....ff:リトライ理由
- No-file:ファイルがセットされていません。
- Same-file:再オープン前と同じファイルがセットされています。
- (S)処理を続行します。
- [対策]リトライ中に次のファイルをセットしてください。
KFPR00758-I
File swapping started, file=aa....aa, reason=bb....bb (L)
- マルチボリュームファイルの2巻目以降のファイルaa....aaの処理を開始しました。
- aa....aa:ファイル名
- bb....bb:理由コード
- ENOSPC:デバイスの容量がなくなりました。
- EOV:ボリュームの最後を検出しました。
- (S)処理を続行します。
KFPR00764-I
Pdrstr started (L+S)
- データベース回復ユティリティ(pdrstr)の処理を開始しました。
- (S)処理を続行します。
KFPR00765-I
Pdrstr terminated, return code=aa (L+S)
- データベース回復ユティリティ(pdrstr)の処理が次に示すリターンコードの内容で終了しました。
- aa:データベース回復ユティリティ(pdrstr)のリターンコード
- 0:正常終了
- 4:警告終了(バックアップファイル若しくはアンロードログファイルのクローズエラー,又はバックアップファイル中に回復対象のRDエリアのデータがありません)
- 8:異常終了(エラーが発生しましたが一つ以上回復に成功したRDエリアがあります)
- 12:異常終了(すべてのRDエリアの回復に失敗しました)
- (S)処理を続行します。
- [対策]異常終了の場合は,このメッセージの前に出力したエラーメッセージを参照して,エラーの原因を取り除いてください。
KFPR00766-I
Recovery of "aa....aa" ended bb....bb (L)
- RDエリア"aa....aa"の回復処理が完了しました。
- aa....aa:RDエリア名
- bb....bb:完了状態
- abnormally:回復に失敗しました。
- normally:回復に成功しました。
- (S)処理を続行します。
- [対策]回復に失敗しているときは,このメッセージの前に出力されているメッセージを基にエラーの原因を取り除き,再度該当するRDエリアの回復を実行してください。
KFPR00767-I
Retry reopen aa-time of bb after cc-minute, host=dd....dd, file=ee....ee, reason=ff....ff (E+L)
- マルチボリュームファイルのリオープン処理をcc分後に実行します。リトライの最大数はbbで,次回はaa回目です。ホスト名dd....ddのファイル名ee....eeです。
- aa:次回のリトライ回数
- bb:最大リトライ回数
- cc:リトライ間隔
- dd....dd:ホスト名
- ee....ee:ファイル名
- ff....ff:リトライの理由
- (S)処理を続行します。
- [対策]リトライ中に次のファイルをセットしてください。
KFPR00768-I
File swapping started, file=aa....aa, reason=bb....bb (L)
- マルチボリュームファイルの2巻目以降のファイルaa....aaの処理を開始しました。
- aa....aa:ファイル名
- bb....bb:理由コード
- ENOSPC:デバイスの容量がなくなりました。
- EOV:ボリュームの最後を検出しました。
- (S)処理を続行します。
KFPR00786-I
Differential recovery by manual mode (L+S)
- 差分バックアップ管理ファイルを使用しない回復処理を開始します。
- (S)処理を続行します。
KFPR16003-E
aaaaaa error occurred, file=bb....bb (L+S)
- ファイルへの入出力エラーが発生しました。
- aaaaaa:エラーの発生した処理
- Close:クローズ処理
- Open:オープン処理
- Read:読み込み処理
- Reopen:マルチボリュームファイルの2巻目以降のオープン処理
- Write:書き込み処理
- bb....bb:ファイル名称
- (S)処理を終了します。ただし,ファイルのCloseエラーのときは処理を続行する場合があります。
- [対策]このメッセージに続いて出力されるメッセージを参照して,エラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。
KFPR16005-E
Insufficient memory for PROCESS, size=aa....aa (L+S)
- データベース複写ユティリティ(pdcopy)の実行に必要な作業領域を確保しようとしましたが,プロセス固有領域が不足しているため確保できません。
- aa....aa:確保しようとした領域長(単位:バイト)
- (S)処理を終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]大量にメモリを使用するプロセスがほかにあるか確認してください。
- 大量にメモリを使用するプロセスがある場合
- 該当するプロセスの終了を待って,再度コマンドを実行してください。
- 大量にメモリを使用するプロセスがない場合
- 次のどれかの方法で,使用できるメモリに余裕を持たせてください。
- 同時実行しているプロセスの数を減らしてください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増設してください。
KFPR16014-E
Pdcopy version aa....aa and HiRDB version bb....bb do not match (L+S)
- データベース複写ユティリティ(pdcopy)のバージョンがHiRDBのバージョンと異なります。
- aa....aa:データベース複写ユティリティのバージョンリビジョン番号
- bb....bb:HiRDBのバージョンリビジョン番号
- (S)処理を終了します。
- [対策]適切なバージョンリビジョン番号のHiRDB下で,HiRDBと同じバージョンリビジョン番号のデータベース複写ユティリティを実行してください。
KFPR16101-E
File I/O error occurred, reason=aa....aa, func=bb....bb, errno=cc....cc, (dd....dd) (L+S)
- ファイルへの入出力処理中にエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーの理由
- File-format:
- 指定した形式と実際のファイル形式が異なります。指定したファイル名が誤っているか,又はコマンドラインや制御文に指定したファイルの形式と内容が一致していない可能性があります。
- File-lock:
- 使用するファイルは,ほかのユティリティで排他制御されています。このため,ファイルの読み書きができません。コマンドラインや制御文に指定したファイル名が,別のジョブで使用中のファイル名と重複している可能性があります。UNIX版の場合は,OSのカーネルパラメタのファイルロック用資源が不足している可能性があります。
- File-sequence:
- マルチボリュームのファイルの順序が不正です。
- Invalid-device:
- 指定したファイルのエントリタイプ(属性)が不正です。又は,MTguideを使用している場合,MTguideが起動されていません。エントリタイプが識別できる場合は,英字1文字を括弧に入れて表示します。この文字は,OSのls -lコマンドで出力したモードのエントリと同じです。ファイル名を指定する必要がある箇所にディレクトリ名を指定したり(又はその逆),キャラクタ型スペシャルファイルを使用できないファイルにキャラクタ型スペシャルファイルを割り当てたりしている可能性があります。
- Invalid-environment:
- unameシステムコールで得られる設定値が誤っているため,ストリーミングテープ装置が使用できません。OSが正しく組み込まれているか,又はOSのバージョンがHiRDBシステムや関連プログラムプロダクトの前提条件に合っているかどうかを確認してください。
- Invalid-parameter:
- 指定したパラメタの組み合わせが不正です。
- Invalid-path:
- パス名が誤っています。
- Invalid-permission:
- 指定したファイルのパーミッションが不正(アクセス権限エラー)です。HiRDB管理者にファイルアクセス権限を与えていないファイルを使用しているか,又はMTの場合はライトプロテクトが掛かっている可能性があります。
- No-file:
- 読み込み用にオープンしようとしたファイルがありません。又は,書き込み中のファイルが消去されました。
- No-space:
- 書き込むファイルに十分な容量がありません。容量を見直すか,又はマルチボリュームを指定してください。
- UNIX版の場合
ディスク容量が十分な状態でこのエラーになる場合は,HiRDBファイルシステム領域をラージファイルとして定義していないか,又はOSのカーネルパラメタの制限に該当している可能性があります。OSのカーネルパラメタの制限については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「OSのオペレーティングシステムパラメタの確認・変更」を参照してください。
また,pdcopyの-Sオプションの値が,デフォルト又はバックアップデータよりも小さい値が設定されている可能性があります。エラーが発生したシステム関数名にOB2_WriteObjDataが出力された場合,JP1/OmniBackIIに設定しているバックアップデータ出力先の容量を確認してください。容量が十分な場合は,OmniBackIIから出力されているメッセージを確認し,原因を特定してください。エラーの原因が特定できない場合は,保守員に連絡してください。
- Windows版の場合
ディスク容量が十分な状態でこのエラーになる場合,2048メガバイト以上のHiRDBファイルシステム領域を使用する指定(pd_large_file_use)をしていない可能性があります。
また,pdcopyの-Sオプションの値が,デフォルト又はバックアップデータよりも小さい値が設定されている可能性があります。
- No swap-file:
- マルチボリューム用のファイルがありません。容量を見直してください。又は,マルチボリュームを指定してください。
- Same-file:
- マルチボリュームのファイルとして,直前に処理したファイルと同じファイルを指定しています(ファイルの交換忘れ)。又は,マルチボリュームへの書き込み時,同一ボリュームを再使用しようとしました。
- Unmatch-entry:
- ヘッダがあるファイルに対して,ヘッダ中のエントリが制御情報ファイルの指定と一致しません。一致しないエントリ名称を括弧の中に表示します。
- 上記のエラーの理由を対策してもエラーとなる場合は,保守員に連絡してください。
- bb....bb:エラーが発生した関数名
- HiRDBファイルシステムでエラーを検知した場合はp_f_iosで始まるHiRDBファイルシステムの関数名
- OmniBackIIでエラーを検知した場合は「OB2_WriteObjdata」
- 関数使用時以外で検知したエラーの場合は「***」
- 上記以外の場合はシステム関数名
- cc....cc:関数が返却したエラー番号(errno)
- HiRDBファイルシステムでエラーを検知した場合はHiRDBファイルシステムのエラーコード
- 関数以外,又はOmniBackIIでエラーを検知した場合は「0」
- OSがエラーを検知した場合はシステム関数が返却したエラー番号(errno:エラー状態を表す外部参照変数)
- dd....dd:障害を検知したソースファイル名と行番号
- (S)処理を終了します。
- [対策]次の表に従い対策してください。再度実行してもエラーとなる場合は,保守員に連絡してください。
| エラー要因 |
対策 |
| HiRDBファイルシステムでエラーを検知した場合 |
「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。 |
| 関数以外,又はOmniBackIIでエラーを検知した場合 |
aa....aaのエラー理由からエラーの原因を取り除き,再度実行してください。 |
| OSがエラーを検知した場合 |
OSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。 |
KFPR16102-E
File operation was canceled by aa....aa (E+L)
- マルチボリュームファイルのファイル交換が取り消されました。
- aa....aa:取り消された理由
- system:システムによる処理の取消
- user:ユーザによる処理の取消
- (S)処理を終了します。
- (P)取り消された処理が必要な場合,再度実行してください。
KFPR16104-E
Dynamic load error occurred, shared library=aa....aa (L+S)
- 処理に必要な共用ライブラリの動的ロードでエラーが発生しました。
- aa....aa:共用ライブラリの絶対パス名
- (S)処理を終了します。
- (O)このメッセージの前に出力されたKFPR26003-Eメッセージを参照してください。
- UNIX版の場合:
- 次の観点で原因を取り除き再度実行してください。
- EasyMTを使用する場合
インストールが正しくできているか調査してください。
- EasyMTを使用しない場合
-kオプションフラグの指定を見直して,EasyMT又はMTguideを使用しない指定にしてください。
- Windows版の場合:
- -kオプションフラグの指定を見直して,誤りがあれば修正し,再度実行してください。
KFPR16108-E
Present directory information conflicts with directory information specified when the backup file was made, RDAREA name="aa....aa", code=b (L+S)
- 前回のバックアップファイル作成時のディレクトリ情報と今回のディレクトリ情報の不一致を検知しました。前回のバックアップ取得時から現在までの間にRDエリアの構成変更をしていることが原因です。
- aa....aa:不一致となったRDエリア名
- b:エラーコード
- 1:ページサイズ不一致
- 2:RDエリア属性不一致
- 3:HiRDBファイル名不一致
- 4:RDエリア名不一致
- 5:セグメントサイズ不一致
- 6:RDエリアを構成するHiRDBファイル数不一致
- 7:RDエリアの初期化日付
- (S)処理を終了します。
- [対策]pdcopyコマンドでフルバックアップを取得してください。このとき,差分バックアップ管理ファイルを作成する指定をしてください(-gオプションに指定する差分バックアップグループ名に(S)を指定してください)。
KFPR16110-I
Unable to get a backup file aa....aa (L+S)
- データベースのバックアップファイルを取得できません。
- aa....aa:バックアップファイル名
- (S)ほかのバックアップファイルを指定している場合,そのバックアップ処理を続行します。ほかのバックアップファイルを指定していない場合,処理を終了します。
- [対策]このメッセージの前に出力されたエラーメッセージを参照して,エラーの原因を取り除き,再度実行してください。
KFPR16126-E
Master RDAREA is not initialized (L+S)
- マスタディレクトリ用RDエリアを初期化していません。又は,マスタディレクトリ以外のファイルを指定しました。
エラーの原因を次に示します。
- データベース初期設定ユティリティ(pdinit)が正常終了していません。
- マスタディレクトリ用RDエリア以外のファイルを指定しました。
- マスタディレクトリ用RDエリアの内容が破壊されています。
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの原因を取り除き,マスタディレクトリ用RDエリアを正常な状態にした後,再度実行してください。
- エラーの原因を次に示します。
- マスタディレクトリ以外のファイルを指定した
- データベース初期設定ユティリティ(pdinit)が正常終了していない
- マスタディレクトリの内容が破壊されている
- 1の場合,mオプションに指定したマスタディレクトリのファイル名に誤りがないか確認してください。誤りがある場合は,訂正し再度実行してください。
- 2の場合,データベース初期設定ユティリティ(pdinit)が正常終了していることを確認してください。正常終了していることを確認してから,HiRDBの開始処理完了後,再度実行してください。
- 上記の処置で対応できない場合は,マスタディレクトリの内容が壊れている可能性があります。マスタディレクトリを回復するか,保守員に連絡してください。
KFPR16127-E
Page corrupted, RDAREA name="aa....aa", HiRDB file name=bb....bb, page no.=cc....cc (L+S)
- ページ破壊を検知しました。
- aa....aa:RDエリア名
- bb....bb:HiRDBファイル名
- cc....cc:HiRDBファイルbb....bb中のページ番号
- (S)該当するRDエリアのバックアップファイルの複写処理を中断します。ほかのバックアップファイルがあるときは,処理を続行します。
- [対策]保守員に連絡してください。
KFPR16128-E
aa....aa error occurred, func=bb....bb, return code=cc....cc (L+S)
- 次に示すどれかの処理中にエラーが発生しました。
- ソート処理
- 磁気テープの入出力処理
- OmniBack II(JP1/OmniBack II)での処理
- aa....aa:エラーが発生した処理
- SORT:ソート処理
- EasyMT:磁気テープの入出力処理
- OmniBack II:JP1/OmniBack IIでの処理
- bb....bb:エラーの発生した関数名
- cc....cc:エラーの発生した関数のリターンコード
- (S)処理を終了します。ただし,OmniBack IIのリターンコードが1,2,4の場合は異常終了します。
- [対策]次に示す対処をしてください。
- aa....aaがSORTの場合
「7.ソート処理に関するメッセージ」を参照して対処してください。
ソート処理に関するメッセージは,KBLSnnn-Eの形式で出力されます。nnnには,cc....ccに出力されるリターンコードの絶対値を当てはめてください。
よく出力されるリターンコードとその対処方法を次に示します。
| リターンコード |
対処方法 |
| -202 |
メモリ不足です。sortオペランドに指定したワークバッファサイズを小さくしてください。 |
| -290 |
ワークバッファ不足です。sortオペランドに指定したワークバッファサイズを大きくしてください。 |
-210
-230 |
入出力エラーが発生しました。ソートワーク用のディスク容量不足の可能性があります。容量不足が原因の場合は,十分な空き容量があるディスクをsortオペランドに指定して処理を実行してください。 |
対処できないエラーが発生した場合は,C:\tmp(UNIX版の場合は/tmp又は/usr/tmp)に出力されたsortdump,SORTIODMP,及びSORTDMP2を取得し,保守員に連絡してください。
- aa....aaがEasyMTの場合
マニュアル「磁気テープ運用支援 JP1/Magnetic Tape Access」,又はマニュアル「磁気テープ簡易アクセス法 EasyMT」を参照して対処してください。マニュアルに対処方法が記載されていない場合,又は記載内容では対応できない場合は,保守員に連絡してください。
- aa....aaがOmniBack IIの場合
リターンコードに合わせて対策してください。
1,2,4の場合は,保守員に連絡してください。
3,5〜7の場合は,エラーになったJP1/OmniBack IIのセッションIDからomnidb -sessionセッションID -reportをして,エラー原因を調査してください。又は,xomnimonitorを使ってエラー原因を調査してください。セッションIDは,omnidb -sessionで表示されるセッションIDの一覧から探してください。
エラーになった関数名がOB2_Initで,リターンコードが5の場合,JP1/OmniBack IIのバージョンが05-20か確認してください。ほかのバージョンの場合は05-20にしてください。
エラー原因の調査方法については,JP1/OmniBack IIのマニュアルを参照してください。リターンコード3,5〜7の意味は次のとおりです。
| リターンコード |
意味 |
| 3 |
関数が現在の操作モードに該当しません。エラーになった関数名が OB2_Initの場合,バックグラウンドで動作しているJP1/OmniBack IIのセッションをomnistatコマンドで調査し,そのセッションが完了するまで待って再度実行してください。 |
| 5 |
JP1/OmniBack IIの内部エラーによって操作が失敗しました。 |
| 6 |
システムエラーによって操作が失敗しました。 |
| 7 |
JP1/OmniBack IIのサービスについての権限が不足しています。
エラーになった関数名がOB2_Initの場合,HiRDB管理者をJP1/OmniBack IIのユーザとしてadminユーザクラスに登録してください。 |
KFPR16129-E
EasyMT error occurred, func=aa....aa, reason=bb....bb (L+S)
- EasyMTを使用したファイル入出力処理でエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーを検知した関数
- bb....bb:エラーの詳細情報
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの詳細情報を参考に,マニュアル「磁気テープ運用支援 JP1/Magnetic Tape Access」,又はマニュアル「磁気テープ簡易アクセス法 EasyMT」を参照して,エラー原因を取り除き再度実行してください。
KFPR16203-E
aaaaaa error occurred, file=bb....bb (L+S)
- ファイルへの入出力エラーが発生しました。
- aaaaaa:エラーが発生した処理
- Close:クローズ処理
- Open:オープン処理
- Read:読み込み処理
- Reopen:マルチボリュームファイルの2巻目以降のオープン処理
- Write:書き込み処理
- bb....bb:ファイル名称(システムログファイルの入出力エラーの場合は,ファイルグループ名称)
- (S)処理を終了します。ただし,ファイルのCloseエラーのときは処理を続行する場合があります。
- [対策]このメッセージに続いて出力されるメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。ただし,システムログファイルの入出力エラーの場合,このメッセージの前に出力されるメッセージを参照してください。
KFPR16205-E
Insufficient memory for PROCESS, size=aa....aa (L+S)
- pdrstr,又はpdbkuplsコマンドの実行に必要な作業領域を確保しようとしましたが,プロセス固有領域が不足しているため確保できません。
- aa....aa:確保しようとした領域長(単位:バイト)
- (S)処理を終了します。
- [対策]大量にメモリを使用するプロセスがないか確認してください。
- 大量にメモリを使用するプロセスがある場合:
- 該当するプロセスの終了を待って,再度コマンドを実行してください。
- 大量にメモリを使用するプロセスがない場合:
- 次のどれかの方法で,使用できるメモリに余裕を持たせてください。
- 同時実行しているプロセスの数を減らしてください。
- スワップ領域を増やしてください。
- 実メモリを増設してください。
KFPR16214-E
Pdrstr version aa....aa and HiRDB version bb....bb do not match (L+S)
- データベース回復ユティリティ(pdrstr)のバージョンがHiRDBのバージョンと異なります。
- aa....aa:データベース回復ユティリティのバージョンリビジョン番号
- bb....bb:HiRDBのバージョンリビジョン番号
- (S)処理を終了します。
- [対策]適切なバージョンリビジョン番号のHiRDB下で,HiRDBと同じバージョンリビジョン番号のデータベース回復ユティリティを実行してください。
KFPR16301-E
File I/O error occurred, reason=aa....aa, func=bb....bb, errno=cc....cc, (dd....dd) (L+S)
- ファイルへの入出力処理中に,エラーが発生しました。
- aa....aa:エラーの理由
- Empty-file:
- 指定されたファイルは空(0バイト)です。
- File-format:
- 指定した形式と実際のファイル形式が異なります。指定したファイル名が誤っているか,又はコマンドラインや制御文に指定したファイルの形式と内容が一致していない可能性があります。
- File-lock:
- 使用するファイルは,ほかのユティリティで排他制御されています。このため,ファイルの読み書きができません。コマンドラインや制御文に指定したファイル名が,別のジョブで使用中のファイル名と重複している可能性があります。UNIX版の場合は,OSのカーネルパラメタのファイルロック用資源が不足している可能性があります。
- File-missing:
- アンロードログファイル又はバックアップファイルの指定に誤りがあります。また,前後のどちらかに出力されているKFPR26265-Iメッセージを参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。
- File-sequence:
- マルチボリュームのファイルの順序が不正です。
- Invalid-device:
- 指定したファイルのエントリタイプ(属性)が不正です。又は,MTguideを使用している場合,MTguideが起動されていません。エントリタイプが識別できる場合は,英字1文字を括弧に入れて表示します。この文字は,OSのls -lコマンドで出力したモードのエントリと同じです。ファイル名を指定する必要がある箇所にディレクトリ名を指定したり(又はその逆),キャラクタ型スペシャルファイルを使用できないファイルにキャラクタ型スペシャルファイルを割り当てたりしている可能性があります。
- Invalid-environment:
- unameシステムコールで得られる設定値が誤っているため,ストリーミングテープ装置が使用できません。OSが正しく組み込まれているか,又はOSのバージョンがHiRDBシステムや関連プログラムプロダクトの前提条件に合っているかどうかを確認してください。
- Invalid-file:
- 正しく作成されていないファイルが指定されました。
- Invalid-parameter:
- 指定したパラメタの組み合わせが不正です。
- Invalid-permission:
- 指定したファイルのパーミッションが不正(アクセス権限エラー)です。HiRDB管理者にファイルアクセス権限を与えていないファイルを使用しているか,又はMTの場合はライトプロテクトが掛かっている可能性があります。
- Invalid-path:
- パス名が誤っています。
- No-file:
- 読み込み用にオープンしようとしたファイルがありません。又は,書き込み中のファイルが消去されました。
- No-space:
- 書き込むファイルに十分な容量がありません。容量を見直すか,又はマルチボリュームを指定してください。
- UNIX版の場合,ディスク容量が十分な状態でこのエラーになるときは,HiRDBファイルシステム領域をラージファイルとして定義していないか,又はOSのカーネルパラメタの制限に該当している可能性があります。
- Windows版の場合,ディスク容量が十分な状態でこのエラーになるときは,2048メガバイト以上のHiRDBファイルシステム領域を使用する指定(pd_large_file_use)をしていない可能性があります。
- No swap-file:
- マルチボリューム用のファイルがありません。容量を見直してください。又は,マルチボリュームを指定してください。
- Same-file:
- マルチボリュームのファイルとして,直前に処理したファイルと同じファイルを指定しています(ファイルの交換忘れ)。又は,マルチボリュームへの書き込み時,同一ボリュームを再使用しようとしました。
- Unmatch-entry:
- ヘッダがあるファイルに対して,ヘッダ中のエントリが制御情報ファイルの指定と一致しません。一致しないエントリ名称を括弧の中に表示します。
- bb....bb:エラーが発生した関数名
- HiRDBファイルシステムでエラーを検知した場合はp_f_iosで始まるHiRDBファイルシステムの関数名
- 関数使用時以外で検知したエラーの場合は「***」
- 上記以外の場合はシステム関数名
- cc....cc:関数が返却したエラー番号(errno)
- HiRDBファイルシステムでエラーを検知した場合はHiRDBファイルシステムのエラーコード
- 関数以外でエラーを検知した場合は「0」
- OSがエラーを検知した場合はシステム関数が返却したエラー番号(errno:エラー状態を表す外部参照変数)
- dd....dd:障害を検知したソースファイル名と行番号
- (S)aa....aaがFile_missingの場合は,このメッセージの前後のどちらかに出力されているKFPR26265-Iメッセージに従って処理を続行します。それ以外の場合は,処理を終了します。
- [対策]次の表に従い対策してください。再度実行してもエラーとなる場合は,保守員に連絡してください。
| エラー要因 |
対策 |
| HiRDBファイルシステムでエラーを検知した場合 |
「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。 |
| 関数以外でエラーを検知した場合 |
aa....aaのエラー理由からエラーの原因を取り除き,再度実行してください。 |
| OSがエラーを検知した場合 |
OSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。 |
KFPR16302-E
File operation was canceled by aa....aa (E+L)
- マルチボリュームファイルのファイル交換が取り消されました。
- aa....aa:取り消された理由
- system:システムによる処理の取り消し
- user:ユーザによる処理の取り消し
- (S)処理を終了します。
- [対策]取り消された処理が必要な場合,再度実行してください。
KFPR16303-E
Invalid aa....aa log file, file=bb....bb (L+S)
- ログファイルbb....bbが不正です。次に示す内容を確認してください。
- 〈アンロードログファイルの場合〉
- 不正なアンロードログファイルを指定していないか
- データベース初期設定前のアンロードログファイルと,データベース初期設定後のアンロードログファイルを混在して指定していないか
- 〈システムログファイルの場合〉
- バックアップ取得以降にデータベースの初期設定をしていないか
- aa....aa:ログファイル種別
- unload:アンロードログファイル
- sys:システムログファイル
- bb....bb:エラーを検知したログファイル名,又は初期設定されたことを検知したログファイル名
- 〈アンロードログファイルの場合〉
- アンロードログファイル名
- 〈システムログファイルの場合〉
- ファイルグループ名
- (S)処理を終了します。
- (O)
- 〈アンロードログファイルの場合〉
- 正しいアンロードログファイルを指定して,実行してください。データベース初期設定前後のアンロードログファイルを混在して指定しているときは,初期設定前,又は初期設定後のアンロードログファイルだけを指定して,再度実行してください。
- 〈システムログファイルの場合〉
- データベース初期設定後のバックアップファイルを指定して,再度実行してください。
KFPR16304-E
Dynamic load error occurred, shared library=aa....aa (L+S)
- 処理に必要な共用ライブラリの動的ロードでエラーが発生しました。
- aa....aa:共用ライブラリの絶対パス名
- (S)処理を終了します。
- (O)このメッセージの前に出力されたKFPR26203-Eメッセージを参照してください。
- UNIX版の場合:
- 次の観点で原因を取り除き再度実行してください。
- EasyMTを使用する場合
インストールが正しくできているか調査してください。
- EasyMTを使用しない場合
-kオプションフラグの指定を見直して,EasyMT又はMTguideを使用しない指定にしてください。
- Windows版の場合:
- -kオプションフラグの指定を見直して,誤りがあれば修正し,再度実行してください。
KFPR16308-E
Present directory information conflicts with directory information specified when the backup file was made, RDAREA name="aa....aa", code=b (L+S)
- バックアップファイル中のRDエリア構成情報と,マスタディレクトリ用RDエリア内の構成情報に矛盾を検知したため,そのRDエリアの回復を終了します。
- aa....aa:不一致となったRDエリア名
- b:エラーコード
- 1:ページ長が一致しません。
- 2:RDエリアの属性が一致しません。
- 3:HiRDBファイル名称が一致しません。
- 4:RDエリア名が一致しません。
- 5:セグメントサイズが一致しません。
- 6:RDエリアの構成とHiRDBファイルの数が一致しません。
- (S)矛盾を検知したRDエリアの回復処理をしないで,次のRDエリアを処理します。
- [対策]次のどちらかの対策を実施してください。
- マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のHiRDBファイル名(-mオプション)に指定したファイル名が誤っている場合は,正しく指定し直し,再度実行してください。
- 該当するバックアップファイルを取得した後にRDエリアの構成を変更している場合は,RDエリアの構成変更を含めた回復はできません。RDエリアの構成変更以降に取得したバックアップファイルを使用するか,回復する範囲にRDエリアの構成変更以前の時間を指定して,再度実行してください。
- 上記の処置で対応できない場合は,保守員に連絡してください。
KFPR16318-E
Backup data not found, RDAREA name="aa....aa" (L+S)
- 指定されたバックアップファイルには,該当するRDエリアのバックアップはありません。
- aa....aa:バックアップデータのないRDエリア名
- (S)該当するRDエリアは,バックアップデータを使用しないで回復します。アンロードログファイルの指定があり,該当するRDエリアの更新ログがあれば,ログだけを使用して回復します。ただし,-Lオプションが指定されている場合,処理を中断します。
- [対策]次の内容を確認して,誤りを修正して再度実行してください。
- バックアップファイルを正しく指定しているか確認してください。また,テープ装置を使用している場合は,巻き戻しの指定があるか確認してください。
- -Lオプションを指定している場合,pdcopy実行時に,-zオプションを指定して作成したバックアップファイルに回復対象のRDエリアがあるか確認してください。
KFPR16328-E
aa....aa error occurred, func=bb....bb, return code=cc....cc (L+S)
- 次に示すどれかの処理中にエラーが発生しました。
- ソート処理
- 磁気テープの入出力処理
- OmniBack II(JP1/OmniBack II)での処理
- aa....aa:エラーが発生した処理
- SORT:ソート処理
- EasyMT:磁気テープの入出力処理
- OmniBack II:JP1/OmniBack IIでの処理
- bb....bb:エラーの発生した関数名
- cc....cc:エラーの発生した関数のリターンコード
- (S)処理を終了します。ただし,OmniBack IIのリターンコードが1,2,4の場合は異常終了します。
- [対策]次に示す対処をしてください。
- aa....aaがSORTの場合
「7.ソート処理に関するメッセージ」を参照して対処してください。
ソート処理に関するメッセージは,KBLSnnn-Eの形式で出力されます。nnnには,cc....ccに出力されるリターンコードの絶対値を当てはめてください。
よく出力されるリターンコードとその対処方法を次に示します。
| リターンコード |
対処方法 |
| -202 |
メモリ不足です。データベース回復ユティリティの-y(ソート用ワークバッファサイズ)を小さくしてください。 |
| -290 |
ワークバッファ不足です。データベース回復ユティリティの-y(ソート用ワークバッファサイズ)を大きくしてください。 |
-210
-230 |
入出力エラーが発生しました。データベース回復ユティリティの-w(ソート用ワークディレクトリ名)に指定したファイルを格納するディスクが容量不足の可能性があります。容量不足が原因の場合は,不要なファイルを削除し,空き容量を増やすか,十分な空き容量があるディスクをsortオペランドに指定して処理を実行してください。 |
対処できないエラーが発生した場合は,C:\tmp(UNIX版の場合は/tmp又は/usr/tmp)に出力されたsortdump,SORTIODMP,及びSORTDMP2を取得し,保守員に連絡してください。
- aa....aaがEasyMTの場合
マニュアル「磁気テープ運用支援 JP1/Magnetic Tape Access」,又はマニュアル「磁気テープ簡易アクセス法 EasyMT」を参照して対処してください。マニュアルに対処方法が記載されていない場合,又は記載内容では対応できない場合は,保守員に連絡してください。
- aa....aaがOmniBack IIの場合
リターンコードに合わせて対策してください。
1,2,4の場合は,保守員に連絡してください。
3,5〜7の場合は,エラーになったJP1/OmniBack IIのセッションIDからomnidb -sessionセッションID -reportをして,エラー原因を調査してください。又は,xomnimonitorを使ってエラー原因を調査してください。セッションIDは,omnidb -sessionで表示されるセッションIDの一覧から探してください。
エラー原因の調査方法については,JP1/OmniBack IIのマニュアルを参照してください。
リターンコード3,5〜7の意味は次のとおりです。
| リターンコード |
意味 |
| 3 |
関数が現在の操作モードに該当しません。エラーになった関数名が OB2_Initの場合,バックグラウンドで動作しているJP1/OmniBack IIのセッションをomnistatコマンドで調査し,そのセッションが完了するまで待って再度実行してください。 |
| 5 |
JP1/OmniBack IIの内部エラーによって操作が失敗しました。エラーになった関数名がOB2_Initの場合,OmniBackIIのバージョンが05-20か確認し,ほかのバージョンの場合は05-20に合わせてください。 |
| 6 |
システムエラーによって操作が失敗しました。 |
| 7 |
JP1/OmniBack IIのサービスについての権限が不足しています。
エラーになった関数名がOB2_Initの場合,HiRDB管理者をJP1/OmniBack IIのユーザとしてadminユーザクラスに登録してください。 |
KFPR16329-E
EasyMT error occurred, func=aa....aa, reason=bb....bb (L+S)
- EasyMTを使用したファイル入出力処理でエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーを検知した関数
- bb....bb:エラーの詳細情報
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの詳細情報を参考に,マニュアル「磁気テープ運用支援 JP1/Magnetic Tape Access」,又はマニュアル「磁気テープ簡易アクセス法 EasyMT」を参照して,エラー原因を取り除き再度実行してください。
KFPR16330-E
Log was not found when backup aa....aa at bb....bb-cc....cc, server=dd....dd (L+S)
- バックアップモードに-M sオプションを指定して取得したバックアップからの回復であるにもかかわらず,入力したログの回復に必要となる次のログレコードが含まれていません。
- aa....aa:含まれていない日時
- started:複写取得開始時点
- ended:複写取得終了時点
- bb....bb:ログレコード番号1
- cc....cc:ログレコード番号2
- dd....dd:回復対象のサーバ名称
- (S)該当するサーバの回復処理を中断します。
- [対策]回復に必要な最初のログレコード,又は最後のログレコードを含むログを指定した後,再度実行してください。
KFPR16333-E
RDAREA aa....aa at bb....bb, RDAREA name="cc....cc" (L+S)
- RDエリア"cc....cc"はaa....aaされています。このため,その日付よりも前に取得したバックアップからは,該当するRDエリアを回復できません。又は,バックアップファイルを指定していません。
- aa....aa:RDエリアに対する操作
- added:RDエリアの追加
- altered:RDエリアの変更
- deleted:RDエリアの削除
- extended:RDエリアの拡張
- initialized:再初期化
- bb....bb:操作した日付及び時刻
- cc....cc:操作したRDエリア名
- (S)該当するRDエリアを回復しないで,次のRDエリアに対する回復処理を続行します。
- [対策]操作後に取得した正しいバックアップファイルとログを使用してRDエリアを回復してください。操作後に取得したバックアップファイルがない場合は,-Tオプションの回復終了時刻にbb....bbより前の時刻を指定してRDエリアを回復してください。
KFPR16334-E
RDAREA was updated by logless process, RDAREA name="aa....aa", update time=bb....bb (L+S)
- 該当するRDエリアは,bb....bbの時刻にシステムログを取得しないトランザクションで更新しています。このため,RDエリアを回復できません。
- aa....aa:RDエリア名
- bb....bb:更新時刻
- (S)該当するRDエリアを回復しないで,次のRDエリアに対する回復処理を続行します。
- [対策]システムログを取得しないトランザクションが終了後に取得したバックアップを指定して,再度実行してください。バックアップがない場合は,-Tオプションの回復終了時刻にbb....bbより前の時刻を指定してください。
KFPR16338-E
Master RDAREA is not initialized (L+S)
- マスタディレクトリ用RDエリアを初期化していません。又は,マスタディレクトリ以外のファイルを指定しました。エラーの原因を次に示します。
- データベース初期設定ユティリティ(pdinit)が正常終了していません。
- マスタディレクトリ以外のファイルを指定しました。
- マスタディレクトリの内容が破壊されています。
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの原因を取り除き,マスタディレクトリ用RDエリアを正常な状態にした後,再度実行してください。
- エラーの原因を次に示します。
- マスタディレクトリ以外のファイルを指定した
- データベース初期設定ユティリティ(pdinit)が正常終了していない
- マスタディレクトリの内容が破壊されている
- 1の場合,mオプションに指定したマスタディレクトリのファイル名に誤りがないか確認してください。誤りがある場合は,訂正し再度実行してください。
- 2の場合,データベース初期設定ユティリティ(pdinit)が正常終了していることを確認してください。正常終了していることを確認してから,HiRDBの開始処理完了後,再度実行してください。
- 上記の処置で対応できない場合は,マスタディレクトリの内容が壊れている可能性があります。マスタディレクトリを回復するか,保守員に連絡してください。
KFPR16339-E
Invalid backup file, file=aa....aa (L+S)
- 指定されたバックファイルが不正です。次に示す内容を確認してください。
- マルチボリューム指定時に,正しいボリュームを指定しているか
- マルチファイル指定時に,正しいファイルを指定しているか
- aa....aa:不正である内容
- MTguideを使用している場合:装置記号名,又は装置グループ名
- MTguideを使用していない場合又はWindows版の場合:ファイル名
- (S)処理を終了します。
- [対策]正しいバックアップファイルを入力して,再度実行してください。
KFPR26001-E
Communication "aa....aa" error occurred, code=bbbbb (E+L+S)
- データベース複写ユティリティ(pdcopy)の実行中に通信エラーが発生しました。
- aa....aa:エラーが発生したRPC関連関数の名称
- bbbbb:エラーが発生したRPC関連関数のエラーコード
- (S)処理を終了します。
- [対策]「4. エラー詳細コード一覧」を参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。なお,HiRDB管理者が対処できないエラーが発生している場合は,保守員に連絡してください。
KFPR26002-E
Unable to allocate COMBUF area, size=aaaaaa (L+S)
- 通信用の領域がエリア不足のため確保できません。実メモリ,又は仮想メモリが不足しました。
- aaaaaa:確保しようとした通信用の領域サイズ(単位:キロバイト)
- (S)処理を終了します。
- [対策]
- メモリを大量に使用するプロセスの終了を待って,再度コマンドを実行してください。
- システム共通定義のバッファサイズ(pd_utl_buff_sizeオペランド)を32よりも大きい値を指定している場合は,32を指定して,再度コマンドを実行してください。
KFPR26003-E
System call error, func=aa....aa, errno=bbb (L+S)
- システムコールでエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーが発生したシステムコール名称
- bbb:エラーが発生したシステムコールのerrno
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーインジケータの値を調査して,errno.h及びユーザが使用しているOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。
KFPR26004-I
Error exists in command line or control file, usage is as follows (E)
- 指定されたコマンド,又は制御文ファイルの指定に誤りがあります。このメッセージの後に使用方法を出力します。
- (S)処理を終了します。
- (O)コマンド,又は制御文ファイルの誤りを修正して,再度実行してください。
KFPR26005-E
Invalid option flag exists in command line (E+L)
- コマンドラインの中に不正なオプションフラグがあります。
- (S)コマンドラインの解析終了後,処理を中断します。
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
- コマンドラインの指定に誤りが無い場合,複数指定するフラグ引数の後ろに空白が無いか確認し,入っている場合は,空白を取り除き,再度実行してください。
KFPR26006-E
Invalid parameter aa....aa exists at -b option in command line (E+L+S)
- コマンドラインのオプション中に不正なパラメタがあります。リスト用RDエリアの場合は,複写・回復の対象になりません。
- aa....aa:不正なパラメタ
- b:オプション名
- (S)コマンドラインの解析終了後,処理を中断します。ただし,次の条件をすべて満たす場合は処理を続行します。
- -Jオプション及び-rオプションを指定している
- KFPR26061-Wメッセージが出力されている
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
- JP1/OmniBackIIと連携してデータベース複写ユティリティ(pdcopy)を使用する場合,不正なパラメタとして-k oが表示されたときは,pdsetupをし直してください。pdsetupでは,-pオプションにOmniBackパラメタを指定してください(pdsetup -p OmniBack)。
- RDエリア名の一括指定のパターン文字列を修正する場合は,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照し,正しいパターン文字列を指定してから再度コマンドを実行してください。
KFPR26007-E
Duplicate aa....aa at -b option in command line (E+L+S)
- コマンドラインのオプション中の指定が重複しています。
又は,差分バックアップ機能を使用している場合,既に存在する差分バックアップファイル名を-bオプションに指定しています。
- aa....aa:重複しているコマンド名称
- b:オプション名
- (S)コマンドラインの解析終了後,処理を終了します。
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
KFPR26008-E
Invalid combination of option flags(-a and -b) exists in command line (E+L+S)
- コマンドライン中に不正なオプションフラグの組み合わせがあります。
- a:組み合わせが不正なオプションフラグ
- b:組み合わせが不正なオプションフラグ
- (S)コマンドラインの解析終了後,処理を終了します。
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
KFPR26009-E
Option flag -a is not specified in command line (E+L)
- コマンドライン中に必要なオプションフラグの指定がありません。
- a:必要なオプションフラグ
- (S)コマンドラインの解析終了後,処理を終了します。
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
KFPR26010-E
Too long parameter exists at -a option in command line (E+L+S)
- コマンドライン中のオプションで,パラメタの指定が長過ぎます。
- a:オプション名
- (S)コマンドラインの解析終了後,処理を終了します。
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
KFPR26011-E
Number of -a option flag in a control file exceeds bb (E+L)
- 制御文ファイル中の-aオプションフラグの数が,上限値bbを超えています。
- a:上限値を超えて指定したオプション名
- bb:-aオプションフラグの上限値
- (S)コマンドラインの解析終了後,処理を終了します。
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
KFPR26012-E
HiRDB file aa....aa error, errno=bb....bb, HiRDB file name=cc....cc (L+S)
- cc....ccで示すファイルに,aa....aaのエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーの内容
- close:ファイルのクローズ
- create:ファイルの作成
- fstat:ファイル情報の取得
- open:ファイルのオープン
- read:ファイルの読み込み
- write:ファイルの書き込み
- expand:ファイルの拡張
- reopen:マルチファイル時の二つ目のファイル以降のオープン
- bb....bb:エラーコード
- 0:要求したサイズの読み出し又は書き込みができませんでした。
- 0以外:「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照してください。
- cc....cc:エラーの発生したファイル名
- (S)バックアップ用のファイルの場合は,処理を中断します。ただし,ほかのバックアップファイルがある場合,又は次の条件をすべて満たす場合は処理を続行します。
- 該当するファイルが,RDエリアを構成するHiRDBファイルである
- -Jオプションを指定している。又は,RDエリアがレプリカRDエリアである
- エラーの内容がopen又はcloseである
- KFPR26061-Wメッセージが出力されている
- ほかに処理されていないRDエリアがある
- [対策]
- 〈ファイルがデータベース用の場合〉
- 該当するRDエリアを回復して,再度実行してください。
- 〈ファイルがバックアップ用の場合〉
- 「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照して,エラーの原因を取り除き,再度実行してください。
- エラーコードが-1556又は-1562の場合は,次の要因が考えられます。
エラー
コード |
要因 |
| -1556 |
HiRDBファイルが初期割り当てサイズを超えたため,増分割り当てサイズで拡張しようとしたが失敗しました。
- 該当するHiRDBファイルシステム領域の増分回数指定(pdfmkfs実行時-eを指定)を超えて拡張しようとしました。
- 該当するHiRDBファイルが,上限(23回)を超えて拡張しようとしました。
|
| -1562 |
該当するHiRDBファイルシステム領域の種別がUTLではありません。 |
- 原因が特定できない場合には,保守員に連絡してください。
KFPR26015-E
Unable to backup RDAREA at inactive server aa....aa (L+S)
- 停止状態のサーバにあるRDエリアは,次の指定をした場合,バックアップは取得できません。
- -M sオプションを指定している場合
- -z指定がある場合
- aa....aa:停止状態のサーバ名
- (S)該当するサーバに含まれるRDエリアが複写対象の場合は,処理を終了します。ただし,ほかのバックアップファイルがある場合,又は次の条件をすべて満たす場合は処理を続行します。
- -Jオプションを指定している
- KFPR26061-Wメッセージが出力されている
- ほかに処理されていないRDエリアがある
- [対策]停止状態のサーバを開始して再度実行してください。又は,-M xオプションを指定してバックアップを取得してください。
KFPR26017-E
Insufficient memory in message buffer pool due to concurrent execution of "pdcopy" (L+S)
- データベース複写ユティリティ(pdcopy)を同時実行したときに,プロセスの割り当て時に要求電文を格納するための共用メモリ中のバッファが一時的に不足しました。
- (S)処理を終了します。
- [対策]ユティリティの同時実行数が多過ぎます。ユティリティの最大同時実行数を見直してください。ユティリティの最大同時実行数については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
KFPR26018-E
Unable to send message from aa....aa to bb....bb (L+S)
- 通信エラーが発生したため,ホストaa....aaからホストbb....bbへデータを送れません。
- aa....aa:送信元ホスト名
- 系切り替え機能を使用している場合,現用系のホスト名です。
- bb....bb:送信先ホスト名
- 系切り替え機能を使用している場合,現用系のホスト名です。
- (S)通信エラーが発生したバックアップファイルの処理を中断します。
- [対策]このメッセージの前に出力された,KFPR26001-Eメッセージの処置に従ってください。ただし,物理的な通信エラーが発生していないときは,システム定義で,ホスト間の関係に矛盾があると考えられます。このため,エラーが発生したホスト間の定義を見直して,再度実行してください。
KFPR26020-E
System manager "aa....aa" failed, return code=bb....bb (L+S)
- システム関連の"aa....aa"関数エラーが発生しました。
- aa....aa:エラーが発生したシステム関連関数の名称
- bb....bb:エラーが発生したシステム関連関数のエラーコード
- (S)処理を終了します
- [対策]「4. エラー詳細コード一覧」を参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。なお,HiRDB管理者が対処できないエラーが発生している場合は,保守員に連絡してください。
KFPR26021-E
Unable to output result of pdcopy (L+S)
- このメッセージの前に出力されたエラーが原因で,データベース複写ユティリティ(pdcopy)の処理結果を出力できません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの原因を取り除き,再度実行してください。ただし,ほかのエラーが発生していないときは,バックアップ処理は終了しています。このため,実行結果が不要の場合は再実行する必要はありません。
KFPR26022-I
Output result of pdcopy to aa....aa (L+S)
- データベース複写ユティリティ(pdcopy)の処理結果をファイルaa....aaに出力します。
- aa....aa:出力するファイル名
- (S)処理を終了します。
KFPR26023-I
Unable to output result of backup file aa....aa (L+S)
- このメッセージの前に出力されたエラーが原因で,バックアップファイルaa....aaの処理結果を出力できません。
- aa....aa:バックアップファイル名
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの原因を取り除き再度実行してください。ただし,バックアップファイルに対し,KFPR26109メッセージが出力されている場合は,バックアップ処理が終了しています。このため,実行結果が不要の場合は再実行する必要はありません。
KFPR26024-E
Unable to remove shared memory, key=aa....aa (L+S)
- 共用メモリを削除できません。
- aa....aa:共用メモリキー値
- (S)処理を続行します。
- [対策]処理終了後,コマンドで共用メモリを削除してください。
KFPR26025-E
No RDAREA to copy on aa....aa (L+S)
- バックアップファイルaa....aaに,複写の対象となるRDエリアがありません。
- aa....aa:バックアップファイル名(パス名の最後尾)
- (S)処理を終了します。ただし,次の条件をすべて満たす場合は処理を続行します。
- -Jオプションを指定している
- 制御文ファイル中に複数の行を指定している
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
KFPR26026-E
Unable to copy RDAREA's of different servers with -z option (L+S)
- -zオプションを指定した場合,異なるサーバ下のRDエリアのバックアップを同時に取得できません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]バックアップを取得するRDエリアを一つのサーバ下のものだけにして,再度実行してください。
KFPR26027-E
Unable to output Log point information (L+S)
- このメッセージの前に出力されたエラーが原因で,ログポイント情報を出力できません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの原因を取り除き,pdrstrで今回作成したバックアップファイルを入力し,-zオプションを指定してログポイント情報ファイルを再作成してください。
KFPR26028-I
Output Log point information to aa....aa (L+S)
- ログポイント情報をログポイント情報ファイルaa....aaに出力しました。
- (S)処理を続行します。
KFPR26029-I
Log point information, (aa...aa, bb....bb, ccc, dd....dd, ee....ee, ff....ff, gg....gg, hh....hh, ii....ii, jj....jj, kk....kk) (L+S)
- ログポイントを設定しました。
- aa....aa:HiRDB識別子
- bb....bb:ユニット識別子
- ccc:ログファイル名
- sys:システムログファイル
- dd....dd:サーバ名
- ee....ee:サーバランID(16進8けた)
- ff....ff:ログサーバランID(16進8けた)
- gg....gg:先頭ファイルグループ名
- hh....hh:先頭ファイルグループ世代番号(16進8けた以内)
- ii....ii:先頭ブロック番号(16進8けた以内)
- jj....jj:ヘッダ更新回数(16進8けた以内)
- kk....kk:使用開始時刻(16進8けた)
- (S)処理を続行します。
KFPR26030-E
Unable to use -M s option to RDAREA for BLOB column with recovery partial or no, RDAREA name=aa....aa (L+S)
- 該当するLOB列が格納されているRDエリアは,「CREATE TABLEのLOB列の定義でrecovery partial又はrecovery noを指定している」又は,「SQLオブジェクトを格納するデータディクショナリLOB用RDエリア」であるため,-M sオプションは使用できません。
- aa....aa:エラーの原因となったRDエリア名
- (S)該当するRDエリアが複写対象の場合は,処理を終了します。ただし,ほかのバックアップファイルがある場合,又は次の条件をすべて満たす場合は処理を続行します。
- -Jオプションを指定している
- KFPR26061-Wメッセージが出力されている
- ほかに処理されていないRDエリアがある
- (O)-M x又は-M rを指定して再度実行してください。
KFPR26031-E
Unable to output message to standard output, host=aa....aa, file=bb....bb, func=cc....cc, errno=ddd (L)
- システムコールでエラーが発生したため,メッセージを標準出力に出力できません。
- aa....aa:エラーの原因となったファイルがあるホスト名
- bb....bb:エラーの原因となったファイル名
- エラーが発生したシステムコール名称がtempnamの場合,******が表示されます。
- cc....cc:エラーが発生したシステムコール名称
- UNIX版の場合,systemのときは,括弧内に実行したシェルコマンド名を入れて表示されます。
- ddd:エラーが発生したシステムコールのerrno
- (S)処理を続行します。
- (O)エラーインジケータの値を調査し,errno.h及びユーザが使用しているOSのマニュアルを参照して,エラーの原因を取り除いてください。
KFPR26032-E
Unable to remove temporary file, host=aa....aa, file=bb....bb (L)
- このメッセージの前に出力されたエラーが原因で,一時ファイルを削除できません。
- aa....aa:削除できないファイルがあるホスト名
- bb....bb:削除できないファイル名
- (S)処理を続行します。
- (O)処理が終了した後,一時ファイルを削除してください。
KFPR26033-E
Pdcopy must be executed at unit defined as manager (L+S)
- データベース複写ユティリティ(pdcopy)は,システムマネジャが定義されているユニットで実行してください。
- (S)処理を終了します。
- (O)システムマネジャ(MGR)が定義されているユニットにリモートログインして,再度コマンドを実行してください。
KFPR26045-I
OmniBack II backup session id=aa....aa (L+S)
- セッションIDがaa....aaのセッションでバックアップを取得しました。
- aa....aa:JP1/OmniBack IIのセッションID
- (S)処理を続行します。
KFPR26047-I
OmniBackII Information = aa....aa (L+S)
- JP1/OmniBack IIのメッセージ情報を出力します。
- aa....aa:JP1/OmniBack IIのメッセージ情報
- メッセージ情報が180文字を超える場合は,先頭から180文字を出力します。
- (S)処理を終了します。
- [対策]JP1/OmniBack IIのメッセージ情報の内容については,JP1/OmniBack IIのマニュアルを参照してください。
KFPR26048-E
OmniBackII file not found,host=aa....aa file=bb....bb (L+S)
- ホストaa....aaにJP1/OmniBack IIのファイルbb....bbがありません。そのため,データベース複写ユティリティ(pdcopy)を実行できません。
- aa....aa:ホスト名
- bb....bb:ファイル名
- (S)処理を終了します。
- [対策]aa....aaのホストにJP1/OmniBack IIのディスクエージェントがインストールされているか確認してください。インストールされていない場合は,インストールしてください。インストールされている場合は,保守員に連絡してください。
KFPR26049-E
Unable to check OmniBackII file,host=aa....aa (L+S)
- このメッセージの前に出力されたメッセージを参照してください。そこで説明しているエラーが原因で,ホストaa....aaのJP1/OmniBack IIのファイルの確認に失敗しました。そのため,データベース複写ユティリティ(pdcopy)を実行できません。
- aa....aa:ホスト名
- (S)処理を終了します。
- [対策]このメッセージの前に出力されたメッセージの対策を参照してエラーの原因を取り除いてください。その後,ユティリティを再度実行してください。
KFPR26050-E
PDDIR not defined (L+S)
- 環境変数PDDIRが設定されていません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]環境変数PDDIRを設定した後に,データベース複写ユティリティ(pdcopy)を再度実行してください。
KFPR26051-E
Unable to output history of backup group=aa....aa (L+S)
- 差分バックアップグループaa....aaの履歴情報を出力できませんでした。エラーの原因についてはこのメッセージの前に出力されたメッセージを参照してください。
- aa....aa:差分バックアップグループ名
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの原因を取り除いて再度実行してください。ただし,差分バックアップ管理ファイルに対してKFPR26053-I又はKFPR26058-Iメッセージが出力されている場合は,バックアップ処理が終了しているため,履歴情報が不要ならば再度実行する必要はありません。
KFPR26052-I
Output history of backup group=aa....aa to bb....bb (L+S)
- 差分バックアップグループaa....aaの履歴情報ファイル(ファイル名:bb....bb)を出力します。
- aa....aa:差分バックアップグループ名
- bb....bb:差分バックアップの履歴情報ファイル名
- (S)処理を続行します。
KFPR26053-I
Create management file=aa....aa (L+S)
- 差分バックアップ管理ファイルaa....aaを作成しました。
- aa....aa:差分バックアップ管理ファイル名
- (S)処理を続行します。
KFPR26054-E
Unable to use management file, reason=aa....aa, name=bb....bb (L+S)
- 差分バックアップ管理ファイルbb....bbを使用できません。
- aa....aa:理由
- unfinish maintenance:メンテナンスが未完了です。
- no control block:差分バックアップ管理ファイルの制御情報がありません。
- bb....bb:差分バックアップ管理ファイル名
- (S)処理を終了します。
- [対策]次に示すどちらかの処置をしてください。
- メンテナンスが未完了の場合
差分バックアップ管理ファイルのバックアップがある場合は,pdfrstrコマンドで差分バックアップ管理ファイルを回復して,再度実行してください。差分バックアップ管理ファイルのバックアップがない場合は,pdcopyコマンドでフルバックアップを取得してください。このとき,差分バックアップ管理ファイルを作成する指定をしてください(-gオプションに指定する差分バックアップグループ名に(S)を指定してください)。
- 差分バックアップ管理ファイルの制御情報がない場合
pdcopyコマンドの-gオプションと-Kオプションの指定に誤りがあります。再度,差分バックアップを取得してください。
KFPR26055-E
Page corrupted, management file name=aa....aa, page number=bb....bb (E+L)
- 差分バックアップ管理ファイルaa....aaのページ破壊を検知しました。
- aa....aa:差分バックアップ管理ファイル名
- bb....bb:ページ破壊を検知したページ番号
- (S)処理を終了します。
- [対策]差分バックアップ管理ファイルのバックアップがある場合は,pdfrstrコマンドで差分バックアップ管理ファイルを回復して,再度実行してください。差分バックアップ管理ファイルのバックアップがない場合は,pdcopyコマンドでフルバックアップを取得してください。このとき,差分バックアップ管理ファイルを作成する指定をしてください(-gオプションに指定する差分バックアップグループ名に(S)を指定してください)。
KFPR26056-E
SystemID of aa....aa is invalid (L+S)
- aa....aaのシステムIDが稼働中のHiRDBと一致しないため,このファイルを使用できません。
- aa....aa:ファイル種別
- management file:差分バックアップ管理ファイル
- (S)処理を終了します。
- [対策]差分バックアップ管理ファイルの指定に誤りがあります。同時に出力されるKFPR26006-Eで,gオプションとKオプションのパラメタを確認し,正しいgオプションとKオプションのパラメタを指定し,再度差分バックアップを取得してください。
KFPR26057-I
Update start, management file=aa....aa (L+S)
- 差分バックアップ管理ファイルaa....aaの更新を開始しました。
- aa....aa:差分バックアップ管理ファイル名
- (S)処理を続行します。
KFPR26058-I
Update complete, management file=aa....aa (L+S)
- 差分バックアップ管理ファイルaa....aaの更新が終了しました。
- aa....aa:差分バックアップ管理ファイル名
- (S)処理を続行します。
KFPR26059-E
Too many lines for control file (E+L)
- 制御文ファイル中のコマンドラインの数が多過ぎます。
- (S)処理を終了します。
- [対策]制御文ファイル中の記述を修正してください。差分バックアップ機能を使用している場合は,制御文ファイル中に記述するコマンドラインを1行にしてください。-a又は-qオプションを指定する場合は,制御文ファイル中に記述するコマンドラインを1行にしてください。
KFPR26060-I
Backup all used page, RDAREA name=aa....aa, LSN=bb....bb, differential base LSN=cc....cc (L+S)
- 差分バックアップの差分管理情報を取得できなかったため,このRDエリアの全使用ページのバックアップを取得します。このバックアップはデータベースの回復時に使用できます。
- aa....aa:RDエリア名
- bb....bb:内部情報1
- cc....cc:内部情報2
- (S)処理を続行します。
KFPR26061-W
Unable to backup RDAREA. RDAREA name=aa....aa (L+S)
- aa....aaのバックアップを取得できませんでした。
- aa....aa:RDエリア名
- (S)処理を続行します。
- [対策]aa....aaのRDエリアが複写対象外であれば,特に対策する必要はありません。複写対象であれば,このメッセージの前後に出力されているメッセージを基にエラー要因を取り除いて,再度実行してください。
KFPR26062-W
Unable to find RDAREA. RDAREA name=aa....aa, generation number=bb (L+S)
- 指定した世代番号のRDエリアが見付かりません。このRDエリアのバックアップ取得処理をスキップします。
- aa....aa:RDエリア名
- bb:世代番号
- (S)処理を続行します。
- [対策]指定したRDエリア名称及び世代番号を見直してください。バックアップが必要の場合は,RDエリア名称及び世代番号を修正して再度実行してください。バックアップが必要ない場合はこのメッセージを無視してください。
KFPR26063-I
Buckup partially ended, file=aa....aa (L+S)
- バックアップファイルaa....aaが作成されました。バックアップ取得中にエラーとなったRDエリアはスキップしました。
- aa....aa:バックアップファイル名
- (S)処理を続行します。
- [対策]処理をスキップしたRDエリアが,バックアップとして必要かどうかを確認してください。必要な場合は,エラー要因を取り除いて再度実行してください。
KFPR26066-E
Unable to use the "-k n" option because the JP1/VERITAS NetBackup Agent for HiRDB license not found (L+S)
- JP1/VERITAS NetBackup連携機能を使用するために必要なライセンスがないので,-k nオプションは指定できません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]JP1/VERITAS NetBackup連携機能を使用するために必要なライセンスを確認し,設定してください。
KFPR26067-E
Dynamic load error occurred, shared library=aa....aa, host=bb....bb (L+S)
- ホストbb....bbにある共用ライブラリaa....aaの動的ローディングが失敗しました。
- aa....aa:共用ライブラリのライブラリ名(UNIX版の場合は共用ライブラリのファイルパス名)
- bb....bb:ホスト名
- (S)処理を終了します。
- [対策]NetBackupクライアントがインストールされているかどうかを確認してください。インストールされている場合は,直前に出力されているKFPR26003-Eメッセージを参照しエラー原因を取り除いて,再度実行してください。
KFPR26069-E
NetBackup API error occurred, return code=aa....aa(bbbb), func=cc....cc, message=dd....dd (L+S)
- NetBackupのAPIでエラーが発生しました。
- aa....aa:NetBackupのAPIリターンコードの名称
- bbbb:NetBackupのAPIリターンコード(16進数)
- cc....cc:NetBackupのAPI名
- dd....dd:NetBackupのAPIエラーリターン直後に取得したメッセージ(100文字を超える場合は先頭から100文字を表示)
- (S)処理を終了します。
- [対策]
| リターンコード(bbbb) |
リターンコード名(aa....aa) |
意味 |
処置 |
| 0x03 |
SYSTEM_ERROR |
NetBackup内部エラー |
NetBackup管理コンソールでエラー原因を調査し,対策した後に再度実行してください。 |
| 0x0D |
FEATURE_NOT_LICENSED |
ライセンスがない,又はライセンスが不正 |
ライセンスを取得してください。 |
| 0x4B |
VERSION_NOT_SUPPORTED |
NetBackupが未サポートバージョン |
NetBackupのバージョンが正しいか確認してください。 |
| 0x4D |
ACCESS_FAILURE |
オブジェクトにアクセスできない |
NetBackupマスタサーバ,又はNetBackupメディアサーバが停止していないか確認してください。停止していない場合は保守員に連絡してください※。 |
| 上記以外 |
− |
− |
保守員に連絡してください※。 |
- (凡例)−:該当しません。
- 注※
- 保守員に連絡する場合,次の資料を取得しておいてください。
- シングルサーバ又はシステムマネジャがあるホスト,-bオプションで指定したホスト,及びユティリティ実行時に対象となるRDエリアがあるホストのシステムログファイル
- シングルサーバ又はシステムマネジャがあるホスト,-bオプションで指定したホスト,及びユティリティ実行時に対象となるRDエリアがあるホストの%PDDIR%\spool下のファイル
- NetBackup管理コンソールからのエラー情報
- 標準出力,標準エラー出力に出力されたメッセージ
- ユティリティ実行時の処理結果出力ファイル
KFPR26071-I
NetBackup information, policy=aa....aa, date=bb....bb, time=cc....cc (L+S)
- ポリシー名aa....aaでバックアップを取得します。
- aa....aa:ポリシー名
- bb....bb:日付(YYYY/MM/DD)
- cc....cc:時刻(HH:MM:SS)
- (S)処理を続行します。
KFPR26072-E
Invalid time stamp found, RDAREA name=aa....aa, file name=bb....bb, offset=cc....cc, time stamp=(dd....dd,ee....ee) (L+S)
- ページ内タイムスタンプが不正であるページを見付けました。
- aa....aa:RDエリア名
- bb....bb:HiRDBファイル名。後から64バイトを表示します。
- cc....cc:タイムスタンプが不正であるページの,HiRDBファイルの先頭からの相対レコード位置。10進数で表示します。
- dd....dd:ページ先頭にあるタイムスタンプ。日時形式YYYY/MM/DD HH:MM:SSに変換して表示します。
- ee....ee:ページ後尾にあるタイムスタンプ。日時形式YYYY/MM/DD HH:MM:SSに変換して表示します。
- (S)処理を終了します。
- [対策]
- 〈参照更新可能モード(pdcopy -Ms)でバックアップを取得している場合〉
- バックアップ対象ページが更新中のためバックアップ取得できません。次のどれかの対策を行ってください。
- pdlogsync -wコマンドを実行後,再度実行してください。
- 更新可能バックアップ閉塞(pdhold -b -u)を行って,再度実行してください。
- 参照可能モード(pdcopy -Mr)又は参照更新不可モード(pdcopy -Mx)で再度実行してください。
- 〈参照可能モード(pdcopy -Mr)/参照更新不可モード(pdcopy -Mx)でバックアップを取得している場合〉
- 表示されたRDエリアの領域が壊れています。前回取得したバックアップを使用して回復する必要があります。
KFPR26073-E
Unable to backup shared RDAREA with -M s option, RDAREA name="aa....aa" (L+S)
- 共用RDエリアのバックアップはpdcopy -M s指定(更新可能モード)で取得できません。
- aa....aa:RDエリア名
- (S)処理を終了します。
- [対策]一度に共用RDエリアを含む複数のRDエリアのバックアップを取得する場合,更新可能モード以外のバックアップ取得モードを指定して,コマンドを再度実行してください。
- 複数回に分けてバックアップを取得する場合は,共用RDエリア以外のRDエリアだけを指定してコマンドを再度実行してください。共用RDエリアは,更新可能モード以外のバックアップ取得モードを指定してコマンドを再度実行してください。
KFPR26074-W
Result file not output (L+S)
- 結果ファイルの出力に失敗しました。
- (S)処理を続行します。
- [対策]
- 次に示すディレクトリに,pdcp1から始まる名称の結果ファイルが大量に格納されていないか確認してください。結果ファイルが大量にあった場合,すべてのデータベース複写ユティリティ(pdcopy)が終了しているのを確認して,必要のない結果ファイルを削除するか,ほかのディレクトリに移動してください。
UNIX版の場合:
/tmp,/var/tmp,環境変数のTMPDIR,-pオプション指定ディレクトリ,又はpd_tmp_directoryオペランド指定ディレクトリ
Windows版の場合:
環境変数のTMP若しくはTEMP,%PDDIR%\tmp,-pオプション指定ディレクトリ,又はpd_tmp_directoryオペランド指定ディレクトリ
- このメッセージの前後に出力されたKFPR00756-Iメッセージでのデータベース複写ユティリティ(pdcopy)のリターンコードが0の場合は,再度実行する必要はありません。
KFPR26075-I
Last time of in-memory db-sync=aa....aa (bb....bb), RDAREA name="cc....cc" (L+S)
- RDエリアcc....ccとインメモリデータバッファの同期を取った一番最近の時刻は,aa....aaです。
- aa....aa:一番最近同期処理を行った時刻
- bb....bb:内部情報
- cc....cc:RDエリア名
- (S)処理を続行します。
- [対策]バックアップを取得するときは,次のことに注意してください。
- なお,インメモリデータ処理中のバックアップ取得に関する注意事項については,マニュアル「HiRDB Version 8 バッチ高速化機能」の「バックアップを取得するときに気をつけること」を参照してください。
- 障害発生時にアンロードログファイルを使ってRDエリアを最新の状態まで回復する場合は,出力されている時刻の中で一番古い時刻を含むアンロードログファイル以降を保存しておく必要があります。
- 最新の状態でバックアップを取得したい場合は,関連するインメモリRDエリアすべてに対して,次のどちらかの操作を行った後にバックアップを取得してください。
・RDエリアとインメモリデータバッファの同期を取る
・インメモリ化を解除する
KFPR26109-I
Backup completed, file=aa....aa (L+S)
- バックアップファイルaa....aaのデータベースのバックアップ処理が完了しました。
- aa....aa:バックアップファイル名称
- (S)処理を続行します。
KFPR26110-E
Invalid RDAREA status, RDAREA name="aa....aa" (L+S)
- 該当するRDエリアの状態が不正です。このため,バックアップを取得できません。エラーの原因を次に示します。
- -M x指定の場合,該当するRDエリアがclose状態ではありません。
- 該当するRDエリアは,ほかのユーザが使用中です。次のような要因が考えられます。
- -M r指定の場合,ほかのユーザが更新SQLを実行しています。
- -M s指定の場合,ほかのユーザがページ解放を引き起こすSQLを実行していると,資源種別0152,又は0004で競合が発生して,トランザクションが終了するまで排他待ちになることがあります。ページ解放を引き起こすSQLを次に示します。
- DROP TABLE
- DROP INDEX
- PURGE TABLE
- インデクスのある列に対するINSERT文,又はUPDATE文
- インデクスがある列(重複キーあり)に対するDELETE文
- LOCK文を実行した後のDELETE文,又は行長が変わるUPDATE文
- LOB列に対するINSERT文,DELETE文,又はUPDATE文
- -M x指定の場合,ほかのユーザが構成変更実行中です。
- 該当するRDエリアが障害閉塞しています。
- -M s指定の場合に,インメモリRDエリアをバックアップ取得対象にしています。
- インメモリRDエリアに対して,-zオプションを指定しています。
- インメモリRDエリアを差分バックアップ取得対象にしています。
- aa....aa:RDエリア名
- (S)該当するRDエリアが複写対象の場合は,処理を終了します。ただし,ほかのバックアップファイルがある場合,又は次の条件をすべて満たす場合は処理を続行します。
- -Jオプションを指定している
- KFPR26061-Wメッセージが出力されている
- ほかに処理されていないRDエリアがある
- [対策]
- 以下のいずれかの対策を行ってください。
- 該当するRDエリアがclose状態でない場合は,pdcloseコマンドでclose状態にしてから再度実行してください。
- ほかのユーザが使用している場合は,ほかのユーザの処理終了後に再度実行してください。
- RDエリアに障害が発生している場合は,RDエリアの状態を変更(RDエリアの回復や再オープンなど)してから再度実行してください。
- インメモリ化しているRDエリアに対して,-M s指定でバックアップを取得する場合は,インメモリ化を解除してから再度実行してください。又は-M x指定か-M r指定のどちらかでバックアップを取得してください。
- インメモリ化しているRDエリアに対して,-zオプションを指定する場合は,インメモリ化を解除してから再度実行してください。又は-zオプションを指定しないでください。
- インメモリ化しているRDエリアに対して,差分バックアップを取得する場合は,インメモリ化を解除してから再度実行してください。又は差分バックアップ機能を使用しないでください。
KFPR26111-E
To copy Master RDAREA with -M x option, pdstart should be executed with -r option (L+S)
- -M x指定でマスタRDエリアのバックアップ取得時に,HiRDBシステムをpdstart -rで開始してください。
- (S)処理を終了します。ただし,次の条件をすべて満たす場合は処理を続行します。
- -Jオプションを指定している
- KFPR26061-Wメッセージが出力されている
- ほかに処理されていないRDエリアがある
- (O)HiRDBシステムをpdstopコマンドで終了させて,pdstart -rで開始し直した後,再度実行してください。
KFPR26201-E
Communication "aa....aa" error occurred, code=bbbbb (E+L+S)
- データベース回復ユティリティ(pdrstr)の実行中に通信エラーが発生しました。
- aa....aa:エラーが発生したRPC関連関数の名称
- bbbbb:エラーが発生したRPC関連関数のエラーコード
- (S)処理を終了します。
- [対策]「4. エラー詳細コード一覧」を参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。なお,HiRDB管理者が対処できないエラーが発生している場合は,保守員に連絡してください。
KFPR26202-E
Unable to allocate COMBUF area, size=aaaaaa (L+S)
- 通信用の領域がエリア不足のため確保できません。実メモリ,又は仮想メモリが不足しました。
- aaaaaa:確保しようとした通信用の領域サイズ(単位:キロバイト)
- (S)処理を終了します。
- [対策]
- メモリを大量に使用するプロセスの終了を待って,再度コマンドを実行してください。
- UNIX版の場合で,システム共通定義のバッファサイズ(pd_utl_buff_sizeオペランド)を32よりも大きい値を指定しているときは,32を指定して,再度コマンドを実行してください。
KFPR26203-E
System call error, func=aa....aa, errno=bbb (L+S)
- システムコールでエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーが発生したシステムコール名称
- bbb:エラーが発生したシステムコールのerrno
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーインジケータの値を調査し,errno.h及びユーザが使用しているOSのマニュアルを参照して,エラーの原因を取り除き,再度実行してください。
KFPR26204-I
Error exists in command line or control file, usage is as follows (E)
- 指定されたコマンド,又は制御文ファイルの指定に誤りがあります。このメッセージの後にコマンドの使用方法を出力します。
- (S)処理を終了します。
- (O)コマンド,又は制御文ファイルの誤りを修正して,再度実行してください。
KFPR26205-E
Invalid option flag exists in command line (E+L)
- コマンドラインの中に不正なオプションフラグがあります。
- (S)コマンドラインの解析終了後,処理を終了します。
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
- コマンドラインの指定に誤りが無い場合,複数指定するフラグ引数の後ろに空白が無いか確認し,入っている場合は,空白を取り除き,再度実行してください。
KFPR26206-E
Invalid parameter aa....aa exists at -b option in command line (E+L+S)
- コマンドラインのオプション中に不正なパラメタがあります。リスト用RDエリアの場合は,複写・回復の対象になりません。
- aa....aa:不正なパラメタ
- b:オプション名
- (S)コマンドラインの解析終了後,処理を終了します。
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
- JP1/OmniBackIIと連携してデータベース回復ユティリティ(pdrstr)を使用する場合,不正なオプションのパラメタとして-k oが表示されたときは,pdsetupをし直してください。pdsetupでは,-pオプションにOmniBackパラメタを指定してください(pdsetup -p OmniBack)。
- RDエリア名の一括指定のパターン文字列を修正する場合は,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照し,正しいパターン文字列を指定してから再度コマンドを実行してください。
KFPR26207-E
Duplicate aa....aa at -b option in command line (E+L)
- コマンドラインのオプション中の指定が重複しています。
- aa....aa:重複している指定名称
- b:オプション名
- (S)コマンドラインの解析終了後,処理を終了します。
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
KFPR26208-E
Invalid combination of option flag (-a and -bb....bb) exists in command line (E+L)
- コマンドライン中に不正なオプションフラグの組み合わせがあります。
- a:組み合わせが不正なオプションフラグ
- bb....bb:組み合わせが不正なオプションフラグ
- 組み合わせが不正なオプションフラグの後に"(in control file)"が出力されている場合は,コマンドライン中のオプションフラグと,制御文中のオプションフラグに不正な組み合わせがあることを示しています。
- (S)コマンドラインの解析を終了後,処理を終了します。
- [対策]コマンドライン,又は制御文の指定を修正して,再度実行してください。
KFPR26209-E
Option flag -aa....aa is not specified in command line (E+L)
- コマンドライン中に必要なオプションフラグがありません。
- aa....aa:必要なオプションフラグ
- 必要なオプションフラグが選択項目の場合,選択候補がすべて出力されます。
- (S)コマンドラインの解析を終了後,処理を終了します。
- [対策]コマンドラインの指定を修正して,再度実行してください。
KFPR26210-E
Too long parameter exists at -a option in command line (E+L+S)
- コマンドライン中のオプションでパラメタの指定が長過ぎます。
- a:オプション名
- (S)コマンドラインの解析終了後,処理を終了します。
- [対策]コマンドラインの指定を修正し,再度実行してください。
KFPR26212-E
HiRDB file aa....aa error, errno=bb....bb, HiRDB file name=cc....cc (L+S)
- cc....ccで示すファイルに,aa....aaのエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーの内容
- close:ファイルのクローズ
- create:ファイルの作成
- fstat:ファイル情報の取得
- open:ファイルのオープン
- read:ファイルの読み込み
- write:ファイルの書き込み
- expand:ファイルの拡張
- reopen:マルチファイル時の二つ目のファイル以降のオープン
- bb....bb:エラーコード
- 0:要求したサイズの読み出し又は書き込みができませんでした。
- 0以外:「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照してください。
- cc....cc:エラーの発生したファイル名
- (S)
- 〈ファイルがデータベース用の場合〉
- 該当するRDエリアの回復処理をスキップして,ほかのRDエリアの回復処理を続行します。
- 〈ファイルがバックアップ用の場合〉
- 回復処理を中断します。
- [対策]
- 〈ファイルがデータベース用の場合〉
- 該当するRDエリアのHiRDBファイルシステム領域を別に用意して,再度実行してください。
- 〈ファイルがバックアップ用の場合〉
- ほかのバックアップファイルを用いて,再度実行してください。
- エラーの内容がwriteで,エラーコードが0の場合は,OSのファイルシステムの容量不足が考えられます。エラーの内容がreadで,エラーコードが0の場合は,pdfmkfsコマンドで-iオプションを指定しないで作成したHiRDBファイルシステム領域のRDエリアに対して,ログだけ回復したときに発生する可能性があります。
- 原因が特定できない場合は保守員に連絡してください。
KFPR26215-E
Unable to recover RDAREA at inactive server aa....aa (L+S)
- 停止状態のサーバにあるRDエリアは,-l,-L,又は-d指定で回復できません。
- aa....aa:停止状態のサーバ名
- (S)該当するサーバ下のRDエリアの回復処理を中断します。
- [対策]停止状態のサーバを開始してから,再度実行してください。
KFPR26217-E
Insufficient memory in message buffer pool due to concurrent execution of "pdrstr" (L+S)
- データベース回復ユティリティ(pdrstr)を同時実行したときに,プロセス割り当て時に要求電文を格納するための共用メモリ中のバッファが一時的に不足しました。
- (S)処理を終了します。
- [対策]ユティリティの同時実行数が多過ぎます。ユティリティの最大同時実行数を見直してください。ユティリティの最大同時実行数については,マニュアル「HiRDB Version 8 コマンドリファレンス」を参照してください。
KFPR26218-E
Unable to send message from aa....aa to bb....bb (L+S)
- 通信エラーが発生したため,ホストaa....aaからホストbb....bbへデータを送れません。
- aa....aa:送信元ホスト名
- 系切り替え機能を使用している場合,現用系のホスト名です。
- bb....bb:送信先ホスト名
- 系切り替え機能を使用している場合,現用系のホスト名です。
- (S)処理を終了します。
- [対策]このメッセージの前に出力された,KFPR26201-Eメッセージの処置に従ってください。ただし,物理的な通信エラーが発生していないときは,システム定義で,ホスト間の関係に矛盾があると考えられます。このため,エラーが発生したホスト間の定義を見直して,再度実行してください。
KFPR26220-E
System manager "aa....aa" failed, return code=bb....bb (L+S)
- システム関連の"aa....aa"関数エラーが発生しました。
- aa....aa:エラーが発生したシステム関連関数の名称
- bb....bb:エラーが発生したシステム関連関数のエラーコード
- (S)処理を終了します。
- [対策]
- 〈エラーが発生したシステム関数の名称がpdi_omm_attachで,そのエラーコードが-144の場合〉
- 次のどちらかのおそれが考えられます。-mオプションに正しいホスト名称を指定して,再度実行してください。
- -mオプションでホスト名称を省略していて,指定したマスタディレクトリ用RDエリアがpdrstrコマンドを入力したサーバマシンにない
- -mオプションで指定したホスト名称のサーバマシンにマスタディレクトリ用RDエリアがない
- 〈エラーが発生したシステム関数の名称がp_f_dbh_から始まる場合〉
- 本メッセージの前後に出力されているメッセージを元にエラー原因を取り除き,再度回復を実行してください。
- 〈そのほかの場合〉
- 「4. エラー詳細コード一覧」を参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。なお,HiRDB管理者が対処できないエラーが発生している場合は,保守員に連絡してください。
KFPR26221-E
Unable to output result of pdrstr (L+S)
- このメッセージの前に出力されたエラーが原因で,データベース回復ユティリティの処理結果を出力できません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの原因を取り除き,再度実行してください。ただし,ほかのエラーが発生していないときは,回復処理が終了しているため,実行結果が不要な場合,再度実行する必要はありません。
KFPR26222-I
Output result of pdrstr to aa....aa (L+S)
- データベース回復ユティリティの処理結果をファイルaa....aaに出力します。
- aa....aa:出力するファイル名称
- (S)処理を続行します。
KFPR26224-E
Unable to remove shared memory, key=aa....aa (L+S)
- 共用メモリを削除できません。
- aa....aa:共用メモリのキー値
- (S)処理を続行します。
- [対策]処理を終了した後,コマンドで共用メモリを削除してください。
KFPR26225-E
No RDAREA to restore (L+S)
- 回復の対象となるRDエリアがありません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]コマンドラインを修正して,再度実行してください。
KFPR26226-E
SystemID of aa....aa is invalid (L+S)
- aa....aaのシステムIDが稼働中のHiRDBと一致していません。このため,データベースを回復できません。
- aa....aa:ファイル種別
- backup file:バックアップファイル
- sys log file:システムログファイル
- unload log file:アンロードログファイル
- management file:差分バックアップ管理ファイル
- (S)処理を終了します。
- [対策]次に示すどれかの処置をしてください。
- バックアップファイル又はアンロードログファイルの場合
正しいファイルを指定して,再度実行してください。
- システムログファイルの場合
システムログが破壊された可能性があります。ログファイルに関する定義の変更,及び初期設定をしていないか調査してください。
- 差分バックアップ管理ファイル
-gオプションと-Kオプションの指定に誤りがあります。正しい指定をしてpdrstrコマンドを再度実行してください。
KFPR26227-E
-l or -d option is not specified for backup file with -M s option (L+S)
- -M sオプションを指定して取得したバックアップファイルを使用して回復するときに,アンロードログファイルを指定していません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]
- -lを指定している場合:
- アンロードログファイルを指定して,再度実行してください。
- -dを指定している場合:
- アンロードログファイルが格納されているディレクトリを指定して,再度実行してください。
KFPR26228-E
Invalid RDAREA status, RDAREA name="aa....aa" (L+S)
- 該当するRDエリアは,hold状態又はclose状態ではありません。又は,ほかのユーザが使用中です。このため,RDエリアを回復できません。
- aa....aa:RDエリア名
- (S)該当するRDエリアの回復処理を中断し,ほかのRDエリアの回復処理を続行します。
- [対策]RDエリアをhold状態又はclose状態にして,再度実行してください。又は,ほかのユーザの処理が終了した後,再度実行してください。
KFPR26229-E
To recover Master RDAREA, pdstart should be executed with -r option (L+S)
- マスタディレクトリ用RDエリアの回復時は,HiRDBシステムをpdstart -rで開始してください。
- (S)処理を終了します。
- (O)HiRDBシステムをpdstopコマンドで終了させて,pdstart -rで開始し直した後,実行してください。
KFPR26230-E
Unable to use -c option, deleted RDAREA "aa....aa" exist in backup file (L+S)
- pdrstr実行時,-cオプションを指定していますが,指定されたバックアップファイル中のRDエリア"aa....aa"は,システム中にありません(バックアップ取得後に削除された可能性があります)。このため,該当するバックアップファイルについては,-cオプションを指定できません。
- (S)処理を終了します。
- (O)正しいバックアップファイルを指定して,再度実行してください。又は,回復したいRDエリアを-cオプション以外のオプションで指定し,再度実行してください。
KFPR26232-E
Unable to output Log point information (L+S)
- このメッセージの前に出力されたエラーが原因で,ログポイント情報を作成できません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]エラーの原因を取り除き,再度実行してください。
KFPR26233-I
Output Log point information to aa....aa (L+S)
- ログポイント情報をログポイント情報ファイルaa....aaに出力しました。
- aa....aa:ログポイント情報ファイル名
- (S)処理を終了します。
KFPR26234-E
Log point information not found in backup (L+S)
- バックアップファイルにログポイント情報がありません。-L指定の回復,又はログポイント情報ファイルの再作成(-z)はできません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]-z指定で取得したバックアップを指定して再度実行してください。
KFPR26235-E
System log file for recovery not swapped (L+S)
- データベースの回復に必要なシステムログファイルがスワップされていません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]pdlogswapコマンドを使用し,システムログファイルをスワップしてから再度実行してください。
KFPR26236-E
Error occurred in log file group, file group=aa....aa,reason=(bbb,ccccc) (L+S)
- ログファイルグループにエラーが発生しました。
- aa....aa:障害が発生したログファイルグループ名
- bbb:理由コード
- ccccc:詳細コード
- (S)処理を終了します。
- [対策]理由コードと対策を次に示します。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
| -1 |
引数が誤っています。 |
保守員に連絡してください。 |
| -2 |
致命的,又は予期しないエラーが発生しました。 |
| -31 |
ログファイルに関する定義解析エラー |
システムログファイルに関する定義が誤って変更されています。詳細コードを参照し,元に戻してください。 |
- 詳細コードを次に示します。
| 詳細コード |
意味 |
| -1 |
定義のファイルグループ名が誤っています。 |
| -2 |
定義のA系ファイル名が誤っています。 |
| -3 |
定義のB系ファイル名が誤っています。 |
KFPR26237-E
Error occurred in log element file, file group=aa....aa,system A/B:b, reason=(ccc,ddddd) (L+S)
- システムログファイルにエラーが発生しました。
- aa....aa:障害が発生したファイルグループ名
- b:障害が発生した系
- ccc:理由コード
- ddddd:詳細コード
- (S)他系のログファイルにエラーが発生していない場合,他系のログファイルを使用して処理を続行します。
- [対策]理由コードと対策を次に示します。次の理由コード以外が出力された場合,保守員に連絡してください。
| 理由コード |
意味 |
対策 |
-40
-41
-42
-43 |
入出力エラーが発生しました。 |
詳細コードと「5.1 HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」のエラーコードの原因を取り除いてください。 |
-50
-51
-52
-53 |
ファイルの内容が不正です。 |
ログファイルが破壊された可能性があります。ログファイルに関する定義の変更,初期設定,及び不正なステータスを変更していないか調査してください。
詳細コードはシステムの保守情報です。 |
KFPR26238-E
Log is out of -T option value, RDAREA name=aa....aa, bb....bb time=(cc....cc), dd....dd time=(ee....ee) (L+S)
- -Tオプションに指定した時刻がログの範囲外のため,回復できません。
- aa....aa:RDエリア名
- bb....bb:誤りがある時刻指定
- "start":-Tオプションに指定した回復開始時刻にログの終了時刻以降を指定しています。
- "end":-Tオプションに指定した回復終了時刻にログの開始時刻以前を指定しています。
- cc....cc:-Tオプションに指定した回復開始又は終了時刻
- dd....dd:最初又は最後のアンロードログファイルの出力時間
- ( "first" | "last" )
- ee....ee:ログの開始又は終了時刻
- (S)処理を終了します。
- (O)-Tオプションの値を修正し,再度実行してください。
KFPR26239-E
Invalid aa....aa value in -T option for RDAREA name=bb....bb, transaction commited at cc....cc (L+S)
- RDエリアbb....bbに指定した-Tオプションの回復終了時刻が不正です。トランザクションが更新したRDエリアに指定する-Tオプションの回復終了時刻に,トランザクションの同期点の時刻よりも古いものと新しいものが混在しています。
- aa....aa:該当するRDエリアの回復終了時刻
- bb....bb:RDエリア名
- cc....cc:トランザクションが同期点を迎えた時間
- (S)処理を終了します。
- (O)トランザクションが更新したRDエリアに指定する-Tオプションの回復終了時刻は,すべて同期点を含んでいるか,又は含んでいないかのどちらかにして,再度実行してください。
KFPR26240-E
Backup is out of aa....aa in -T option value, RDAREA name=bb....bb (L+S)
- RDエリアaa....aaに指定した-Tオプションの回復終了時刻が不正です。
- aa....aa:該当するRDエリアの回復終了時刻
- bb....bb:RDエリア名
- (S)処理を終了します。
- (O)-Tオプションの回復終了時刻にバックアップ取得時刻以降の時刻を指定して,再度実行してください。
KFPR26241-W
Transaction is running at recovery end time, RDAREA name=aa....aa, end time=(bb....bb), Transaction count=cc....cc (L+S)
- RDエリアaa....aaの回復に指定した回復終了時刻に,実行中のトランザクションが含まれます。回復終了時刻に実行中のトランザクションは回復できません。
- aa....aa:RDエリア名
- bb....bb:該当するRDエリアの回復終了時刻
- cc....cc:実行中のトランザクション数
- (S)処理を続行します。
- (O)回復終了時刻に実行中のトランザクションを回復する場合,回復終了時刻にトランザクションの終了した時刻を指定して再度実行してください。
KFPR26242-E
Unable to output message to standard output, host=aa....aa, file=bb....bb, func=cc....cc, errno=ddd (L)
- システムコールでエラーが発生したため,メッセージを標準出力に出力できません。
- aa....aa:エラーの原因となったファイルがあるホスト名
- bb....bb:エラーの原因となったファイル名
- エラーが発生したシステムコール名称がtempnamの場合,******が表示されます。
- cc....cc:エラーが発生したシステムコール名称
- UNIX版の場合で,systemのときは,括弧内に実行したシェルコマンド名を入れて表示されます。
- ddd:エラーが発生したシステムコールのerrno
- (S)処理を続行します。
- (O)エラーインジケータの値を調査し,errno.h及びユーザが使用しているOSのマニュアルを参照して,エラーの原因を取り除いてください。
KFPR26243-E
Unable to remove temporary file, host=aa....aa, file=bb....bb (L)
- このメッセージの前に出力されたエラーが原因で,一時ファイルを削除できません。
- aa....aa:削除できないファイルがあるホスト名
- bb....bb:削除できないファイル名
- (S)処理を続行します。
- (O)処理が終了した後,一時ファイルを削除してください。
KFPR26244-E
Pdrstr must be executed at unit defined as manager (L+S)
- データベース複写ユティリティ(pdcopy)は,システムマネジャが定義されているユニットで実行する必要があります。
- (S)処理を終了します。
- (O)システムマネジャ(MGR)が定義されているユニットにリモートログインして,再度コマンドを実行してください。
KFPR26245-I
OmniBackII backup session id=aa....aa (L+S)
- セッションID(aa....aa)のオブジェクトをバックアップとして使用し,データベースを回復します。
- aa....aa:JP1/OmniBack IIのセッションID
- (S)処理を続行します。
KFPR26246-E
OmniBackII object not found (L+S)
- 指定されたJP1/OmniBack IIのオブジェクトが見付かりません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]-bオプションで指定したオブジェクトの名称が誤っています。正しい名称を指定して再度実行してください。JP1/OmniBack IIのomnidb -streamコマンドを実行すると,オブジェクト名の一覧が表示されます。
KFPR26247-I
OmniBackII Information = aa....aa (L+S)
- JP1/OmniBack IIのメッセージ情報を出力します。
- aa....aa:JP1/OmniBack IIのメッセージ情報
- メッセージ情報が180文字を超える場合は,先頭から180文字を出力します。
- (S)処理を終了します。
- [対策]JP1/OmniBack IIのメッセージ情報の内容については,JP1/OmniBack IIのマニュアルを参照してください。
KFPR26248-E
OmniBackII file not found,host=aa....aa file=bb....bb (L+S)
- ホストaa....aaにJP1/OmniBack IIのファイルbb....bbがありません。そのため,データベース回復ユティリティ(pdrstr)を実行できません。
- aa....aa:ホスト名
- bb....bb:ファイル名
- (S)処理を終了します。
- [対策]aa....aaのホストにJP1/OmniBack IIのディスクエージェントがインストールされているか確認してください。インストールされていない場合は,インストールしてください。インストールされている場合は,保守員に連絡してください。
KFPR26249-E
Unable to check OmniBackII file,host=aa....aa (L+S)
- このメッセージの前に出力されたメッセージを参照してください。そこで説明しているエラーが原因で,ホストaa....aaのJP1/OmniBack IIのファイルの確認に失敗しました。そのため,データベース回復ユティリティ(pdrstr),又はpdbkuplsコマンドを実行できません。
- aa....aa:ホスト名
- (S)処理を終了します。
- [対策]syslogfile中の該当メッセージの前に出力されているメッセージの対策を参照してエラー原因を取り除いて,再度実行してください。
KFPR26250-E
PDDIR not defined (L+S)
- 環境変数PDDIRが設定されていません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]環境変数PDDIRを設定した後に,データベース回復ユティリティ(pdrstr)を再度実行してください。
KFPR26254-E
Unable to use management file, reason=aa....aa, name=bb....bb (L+S)
- 差分バックアップ管理ファイルbb....bbを使用できません。
- aa....aa:理由
- unfinish maintenance:メンテナンスが未完了です。
- no control block:差分バックアップ管理ファイルの制御情報がありません。
- bb....bb:差分バックアップ管理ファイル名
- (S)処理を終了します。
- [対策]次に示すどちらかの処置をしてください。
- メンテナンスが未完了の場合
差分バックアップ管理ファイルのバックアップがある場合は,pdfrstrコマンドで差分バックアップ管理ファイルを回復してください。その後,pdrstrコマンドを再実行してください。
差分バックアップ管理ファイルのバックアップがない場合は,差分バックアップ管理ファイルを使用しない回復を行ってください。差分バックアップ管理ファイルがない場合の回復方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
- 差分バックアップ管理ファイルの制御情報がない場合
-gオプションと-Kオプションの指定に誤りがあります。正しい指定をしてpdrstrコマンドを再度実行してください。
KFPR26255-E
Page corrupted, management file name=aa....aa, page number=bb....bb (E+L)
- 差分バックアップ管理ファイルaa....aaのページ破壊を検知しました。
- aa....aa:差分バックアップ管理ファイル名
- bb....bb:ページ破壊を検知したページ番号
- (S)処理を終了します。
- [対策]差分バックアップ管理ファイルのバックアップがある場合は,pdfrstrコマンドで差分バックアップ管理ファイルを回復してください。その後,pdrstrコマンドを再実行してください。
- 差分バックアップ管理ファイルのバックアップがない場合は,差分バックアップ管理ファイルを使用しない回復を行ってください。差分バックアップ管理ファイルがない場合の回復方法については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
KFPR26257-I
Update start, management file=aa....aa (L+S)
- 差分バックアップ管理ファイルaa....aaの更新を開始しました。
- aa....aa:差分バックアップ管理ファイル名
- (S)処理を続行します。
KFPR26258-I
Update complete, management file=aa....aa (L+S)
- 差分バックアップ管理ファイルaa....aaの更新が終了しました。
- aa....aa:差分バックアップ管理ファイル名
- (S)処理を続行します。
KFPR26262-W
Unable to find RDAREA. RDAREA name=aa....aa, generation number=bb (L+S)
- 指定した世代番号のRDエリアが見付かりません。このRDエリアの回復処理をスキップします。
- aa....aa:RDエリア名
- bb:世代番号
- (S)処理を続行します。
- [対策]指定したRDエリア名称及び世代番号を見直してください。RDエリアの回復が必要の場合は,RDエリア名称及び世代番号を修正して再度実行してください。RDエリアの回復が必要ない場合はこのメッセージを無視してください。
KFPR26263-E
Invalid log of RDAREA. RDAREA name=aa....aa(bb,cc), information=(dd....dd,ee....ee,ff....ff), (gg....gg,hh....hh,ii....ii) (L+S)
- RDエリアaa....aaの世代bbとccのログの読み込み中に,同時間帯で両世代とも更新が行われたログを検知しました。これは,世代bbとログccに対する更新がお互いに同期をとらないで行われたことが原因と考えられます。
RDエリアaa....aaの回復は失敗しました。-xオプションを使った回復はできません。
- aa....aa:RDエリア名称
- bb:-qに指定した世代
- cc:-xに指定した世代
- dd....dd:一つ前のログの出力時刻(形式:YYYY/MM/DD HH:MM:SS)
- ee....ee:内部情報
- ff....ff:内部情報
- gg....gg:更新順序が後戻りするログの出力時刻(形式:YYYY/MM/DD HH:MM:SS)
- hh....hh:内部情報
- ii....ii:内部情報
- (S)処理を続行します。
- [対策]2世代分のRDエリアのシステムログを利用した回復方法を採用できない場合(KFPR26263-Eメッセージが出力される場合)の対処方法については,マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 8」を参照してください。
KFPR26264-I
Backup generation differ from recovery generation. backup generation=aa recovery generation=bb (L+S)
- バックアップ取得時に指定した世代番号とデータベース回復時に指定した世代番号が異なります。aa世代のバックアップを使用してbb世代に回復します。
- aa:バックアップ取得時に-qオプションに指定した世代番号
- bb:回復時に-qオプションに指定した世代番号
- (S)処理を続行します。
KFPR26265-I
File sequence error information, RDAREA name = aa....aa server name = bb....bb information = (cc....cc,dd....dd,ee....ee,ff....ff),(gg....gg,hh....hh,ii....ii,jj....jj) (L+S)
- KFPR16301-Eメッセージ(reason=File-missing)に関する詳細情報を出力します。
- aa....aa:RDエリア名
- bb....bb:サーバ名
- cc....cc:一つ前のログレコード出力時刻※
- dd....dd:一つ前のログレコードが出力されたときのランID※
- ee....ee:一つ前のログレコードが出力されたシステムログの世代番号※
- ff....ff:システム内部情報
- gg....gg:ログレコード出力時刻
- hh....hh:ログレコードが出力されたときのランID
- ii....ii:ログレコードが出力されたシステムログの世代番号
- jj....jj:システム内部情報
- 注※
- アンロードログファイルが抜けていない場合,**....**が出力されます。
- (S)該当するサーバのすべてのRDエリアの回復処理を終了して,ほかに回復できるRDエリアがあるサーバがある場合,そのサーバの回復処理を続行します。
- [対策]
| cc....cc |
管理者の処置 |
| 時刻 |
cc....ccからgg....ggの間に出力された,ログレコードが含まれるアンロードログファイルが抜けています。該当する時間帯に出力されたログレコードが含まれるアンロードログファイルをすべて指定し,再度実行してください。 |
| **....** |
次のどちらかの処置をしてください。
- 各サーバで最初に指定しなければならないアンロードログファイルが抜けている可能性があります。gg....ggの時刻を参考にして,抜けているアンロードログファイルを指定してから,再度実行してください。
- gg....ggの時刻付近のアンロードログファイルをすべて指定している場合は,バックアップファイルがgg....ggの時刻付近に取得しているかを確認してください。バックアップファイルがgg....ggの時刻付近に取得していない場合,gg....ggの時刻付近に取得したバックアップファイルを指定して再度実行してください。
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KFPR26266-E
Unable to use the "-k n" option because the JP1/VERITAS NetBackup Agent for HiRDB license not found (L+S)
- JP1/VERITAS NetBackup連携機能を使用するために必要なライセンスがないため,-k nオプションは指定できません。
- (S)処理を終了します。
- [対策]JP1/VERITAS NetBackup連携機能を使用するために必要なライセンスを,確認し,設定してください。
KFPR26267-E
Dynamic load error occurred, shared library=aa....aa, host=bb....bb (L+S)
- ホストbb....bbにある共用ライブラリaa....aaの動的ローディングが失敗しました。
- aa....aa:共用ライブラリのライブラリ名(UNIX版の場合は共用ライブラリのファイルパス名)
- bb....bb:ホスト名
- (S)処理を終了します。
- [対策]NetBackupクライアントがインストールされているかどうかを確認してください。インストールされている場合は,直前に出力されているKFPR26003-Eメッセージを参照しエラー原因を取り除いて,再度実行してください。
KFPR26268-E
NetBackup object not found, policy=aa....aa, from=bb....bb, to=cc....cc (L+S)
- bb....bb〜cc....ccに取得したポリシー名aa....aaのバックアップは見付かりませんでした。
- aa....aa:ポリシー名
- bb....bb:-Uオプションのバックアップ検索条件開始日時(YYYY/MM/DD HH:MM:SS)。指定していない場合は****/**/** **:**:**が出力されます。
- cc....cc:-Uオプションのバックアップ検索条件終了日時(YYYY/MM/DD HH:MM:SS)。指定していない場合は****/**/** **:**:**が出力されます。
- (S)処理を終了します。
- [対策]指定した期間のポリシーのバックアップがあるかどうかを確認し,ポリシー名及び指定期間を見直して再度実行してください。バックアップ検索条件開始日時が****/**/** **:**:**の場合は,バックアップ検索条件開始日時はポリシー作成日時になります。バックアップ検索条件終了日時が****/**/** **:**:**の場合は,バックアップ検索条件開始日時は現在の最新日時になります。
KFPR26269-E
NetBackup API error occurred, return code=aa....aa(bbbb), func=cc....cc, message=dd....dd (L+S)
- NetBackupのAPIでエラーが発生しました。
- aa....aa:NetBackupのAPIリターンコードの名称
- bbbb:NetBackupのAPIリターンコード(16進数)
- cc....cc:NetBackupのAPI名
- dd....dd:NetBackupのAPIエラーリターン直後に取得したメッセージ(100文字を超える場合は先頭から100文字を表示)
- (S)処理を終了します。
- [対策]
| リターンコード(bbbb) |
リターンコード名(aa....aa) |
意味 |
処置 |
| 0x03 |
SYSTEM_ERROR |
NetBackup内部エラー |
NetBackup管理コンソールでエラー原因を調査し,対策した後に再度実行してください。 |
| 0x0D |
FEATURE_NOT_LICENSED |
ライセンスがない,又はライセンスが不正 |
ライセンスを取得してください。 |
| 0x4B |
VERSION_NOT_SUPPORTED |
NetBackupが未サポートバージョン |
NetBackupのバージョンが正しいか確認してください。 |
| 0x4D |
ACCESS_FAILURE |
オブジェクトにアクセスできない |
NetBackupマスタサーバ,又はNetBackupメディアサーバが停止していないか確認してください。停止していない場合は保守員に連絡してください※。 |
| 上記以外 |
− |
− |
保守員に連絡してください※。 |
- (凡例)−:該当しません。
- 注※
- 保守員に連絡する場合,次の資料を取得しておいてください。
- シングルサーバ又はシステムマネジャがあるホスト,-bオプションで指定したホスト,及びユティリティ実行時に対象となるRDエリアがあるホストのシステムログファイル
- シングルサーバ又はシステムマネジャがあるホスト,-bオプションで指定したホスト,及びユティリティ実行時に対象となるRDエリアがあるホストの%PDDIR%\spool下のファイル
- NetBackup管理コンソールからのエラー情報
- 標準出力,標準エラー出力に出力されたメッセージ
- ユティリティ実行時の処理結果出力ファイル
KFPR26270-W
Log information,specified log Run ID=aa....aa Gen No=bb....bb,log Run ID=cc....cc Gen No=dd....dd in RDAREA name="ee....ee" (L+S)
- pdrstrコマンドの-l又は-dオプションに,データベースの回復に必要なアンロードログファイルがすべて指定されていません。RDエリアに格納されているログ情報と,pdrstrコマンドの-l又は-dオプションで指定したアンロードログファイルのログ情報を表示します。
- 注意
- 次に示す方法でバックアップを取得した場合は,データベースの回復に必要なアンロードログファイルがすべて指定されていてもこの警告メッセージが出力されます。この場合,この警告メッセージを無視してください。
- HiRDBを正常終了した後にバックアップを取得した場合
次回の正常開始以降に使用したシステムログを格納した全アンロードログファイルを-l又は-dオプションに指定しても,この警告メッセージが出力されます。
- pdcloseコマンド入力後にシステムログファイルがスワップして,その後にバックアップを取得した場合
システムログファイルのスワップ以降に使用したシステムログを格納した全アンロードログファイルを-l又は-dオプションに指定しても,この警告メッセージが出力されます。
- 参照可能バックアップ閉塞(更新WAITモード),又は更新可能バックアップ閉塞(WAITモード)後にシステムログファイルがスワップして,その後にバックアップを取得した場合
システムログファイルのスワップ以降に使用したシステムログを格納した全アンロードログファイルを-l又は-dオプションに指定しても,この警告メッセージが出力されます。
- aa....aa:-lオプションの先頭に指定,又は,-dオプションに指定されたディレクトリ中の最古のアンロードログファイル※1のログ情報(システムログファイルのログサーバランID)
- bb....bb:-lオプションの先頭に指定,又は,-dオプションに指定されたディレクトリ中の最古のアンロードログファイル※1のログ情報(システムログファイルの世代番号)
- cc....cc:RDエリアに格納されているログ情報(システムログファイルのログサーバランID)ID※2
- dd....dd:RDエリアに格納されているログ情報(システムログファイルの世代番号)※2
- ee....ee:RDエリア名称
- 注※1
- 各サーバの先頭のアンロードログファイルが対象になります。
- (例)
- -l bes1_unlog01,bes1_unlog02,bes2_unlog01,bes2_unlog02
- 前記のように-lオプションを指定した場合,ログ情報の表示対象となるアンロードログファイルは,bes1_unlog01(バックエンドサーバ1のアンロードログファイル),bes2_unlog01(バックエンドサーバ2のアンロードログファイル)になります。
- 注※2
- 次に示すときにログ情報をRDエリアに格納します。
- RDエリアのバックアップ閉塞時
- RDエリアのクローズ時
- HiRDBの正常終了時
- [対策]pdrstrコマンドの-lオプションを指定している場合は,データベースの回復に必要なアンロードログファイルをすべて指定してください。また,pdrstrコマンドの-dオプションを指定している場合は,指定したディレクトリに必要なアンロードログファイルをすべて格納するか,指定するディレクトリを増やしてください。cc....cc及びdd....ddを参照して,必要なアンロードログファイルを調べます。
KFPR26271-I
NetBackup information, policy=aa....aa, date=bb....bb, time=cc....cc (L+S)
- 日付bb....bb,時刻cc....ccで取得されたポリシー名aa....aaのバックアップで回復します。
- aa....aa:ポリシー名
- bb....bb:日付(YYYY/MM/DD)
- cc....cc:時刻(HH:MM:SS)
- (S)処理を続行します。
KFPR26272-W
No unload log file in specified directory, directory name = aa....aa (S+L)
- 指定ディレクトリ下には,アンロードログファイルがありません。
- aa....aa:ディレクトリ名(100文字を超える場合,後ろから100文字を出力します)
- (S)処理を続行します。
- [対策]ディレクトリ名aa....aaを確認してください。ディレクトリ名が誤っている場合は,ディレクトリ名の誤りを訂正し,再度実行してください。
KFPR26273-E
Error occurred directory analysis, directory name = aa....aa (S+L)
- ディレクトリ名aa....aaの解析時にエラーが発生しました。
- aa....aa:ディレクトリ名(100文字を超える場合,後ろから100文字を出力します)
- (S)処理を終了します。
- [対策]前後に出力されているKFPR26203-Eメッセージに従ってエラー原因を取り除いた後,再度実行してください。
KFPR26274-E
Too many parameter exists at -a option in command line. (E+L)
- コマンドライン中のオプションでパラメタ引数の指定数が多過ぎます。
- a:オプション名
- [対策]オプション名と対策を以下に示します。
| オプション名 |
対策 |
| d |
指定したディレクトリ名の総数が,指定できる最大数128個を超えています。指定するディレクトリ数が128個以内になるように,指定ディレクトリ内のアンロードログファイルを移動し,再度実行してください。 |
KFPR26275-I
Pdbkupls started. (S+L)
- pdbkuplsコマンドを開始します。
- (S)処理を続行します。
KFPR26276-I
Pdbkupls terminated, return code=aa (S+L)
- pdbkuplsコマンドがリターンコードaaで終了しました。
- aa:コマンドのリターンコード
- 0:正常終了
- 12:エラー終了
- (S)処理を続行します。
- [対策]コマンドのリターンコードがエラー終了(12)の場合は,イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)中の該当メッセージが出力されている前後に,エラーメッセージが出力されています。そのエラーメッセージの対策を参照してエラー原因を取り除いて,再度実行してください。
KFPR26277-E
Required backup files not specified. (S+L)
- 情報を表示するために必要なバックアップファイルが不足しています。
- (S)処理を終了します。
- [対策]必要なバックアップファイルをすべて指定して,再度実行してください。
KFPR26278-I
aa....aaGbyte processing. (L+S)
- バックアップファイルをaa....aaギガバイト読み込み中です。
- aa....aa:現在までに読み込んだデータサイズ
- (S)処理を続行します。
KFPR26279-I
aa....aaGbyte reading completed. (L+S)
- バックアップファイルの読み込みが,約aa....aaギガバイト完了しました。
- aa....aa:バックアップファイルのサイズ(単位:ギガバイト)
- 0.01ギガバイト単位で切り上げます(0.01ギガバイト未満のバックアップファイルの場合は,0.01Gbyteと表示されます)。
- (S)処理を続行します。
KFPR26280-E
Specified backup file invalid. filename=aa....aa, code=bb....bb (S+L)
- 指定したバックアップファイルは不正です。
- aa....aa:エラーとなったバックアップファイルの名称(100文字を超える場合,バックアップファイル名の後ろから100文字だけ出力します)。
- bb....bb:エラー要因
- diff:差分バックアップ機能で取得したバックアップファイル
- other:pdcopy以外で取得したバックアップファイル
- error:pdcopyで取得したバックアップですが,エラー(リターンコード12)で終了しているバックアップファイル
- (S)処理を終了します。
- [対策]正しいバックアップファイル名を指定して,再度実行してください。
KFPR26281-I
aa....aa bb....bb. server name=cc....cc (L)
- サーバ名称cc....ccのaa....aa処理がbb....bbしました。
- aa....aa:処理の内容
- Roll forward:ログ取得モードで取得したログ(更新後のログ)を使用した回復処理
- Roll back:更新前ログ取得モードで取得したログ(更新後のログ)を使用した回復処理
- bb....bb:処理の開始又は終了
- started:開始
- ended:終了
- cc....cc:サーバ名称
- (S)処理を続行します。
KFPR26282-I
Log file aa....aaGbyte processing (L)
- 回復処理に指定したアンロードログファイル又はシステムログファイルをaa....aaギガバイト処理中です。なお,このメッセージは5ギガバイト単位で出力されます。
- aa....aa:現在までに読み込んだファイルサイズ(単位:ギガバイト)
- (S)処理を続行します。
KFPR26283-W
Result file not output (L+S)
- 結果ファイルの出力に失敗しました。
- (S)処理を続行します。
- [対策]
- 次に示すディレクトリに,pdrs2から始まる名称の結果ファイルが大量に格納されていないか確認してください。結果ファイルが大量にあった場合,必要のない結果ファイルを削除するか,ほかのディレクトリに移動してください。
UNIX版の場合:
/tmp,/var/tmp,環境変数のTMPDIR,-pオプション指定ディレクトリ,又はpd_tmp_directoryオペランド指定ディレクトリ
Windows版の場合:
環境変数のTMP若しくはTEMP,%PDDIR%\tmp,-pオプション指定ディレクトリ,又はpd_tmp_directoryオペランド指定ディレクトリ
- このメッセージの前後に出力されたKFPR00765-Iメッセージでのデータベース回復ユティリティ(pdrstr)のリターンコードが0又は4の場合は,再度実行する必要はありません。
KFPR26287-E
Invalid RDAREA status, RDAREA name="aa....aa" (L+S)
- 該当するRDエリアの状態が,データベース回復ユティリティを実行できる状態ではありません。
- aa....aa:RDエリア名
- (S)回復できるRDエリアがある場合は,処理を続行します。
- [対策]データベース回復ユティリティを実行できる状態に変更した後,再度実行してください。
- なお,インメモリRDエリアを回復する場合は,RDエリアとインメモリデータバッファが次に示す状態である必要があります。
- RDエリアの状態が閉塞かつクローズ状態である(pddblsコマンドの実行結果がCLOSE HOLD(CMD)又はCLOSE HOLDの状態)
- インメモリデータバッファがバッファ障害状態である(pddbls -Mコマンドの実行結果がY(OBST-MEM)の状態)
KFPR26288-E
Log has been input to "pdrstr", server=aa....aa, inf1=0xbb....bb,cc....cc, inf2=0xdd....dd,ee....ee (S+L)
- 同一ログの再使用チェックで,一度回復に使用したログを検知しました。
同一ログの再使用チェックについては,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
- aa....aa:サーバ名
- bb....bb:内部情報
- cc....cc:内部情報
- dd....dd:内部情報
- ee....ee:内部情報
- (S)aa...aaで示すサーバの回復処理を終了します。
- [対策]マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」の「同一ログの再使用チェック」の「回復処理が中断された場合」に示す手順に従って,回復してください。
KFPR26309-I
Backup file=aa....aa (S+L)
- aa....aaのバックアップを使用して回復します。
- aa....aa:RDエリア名
- (S)処理を続行します。
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