スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 メッセージ
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HiRDBシステムが出力するメッセージの形式を次に示します。
(a) HiRDBのメッセージ出力形式
AAAAA hh:mm:ss BBBB CCCCCCCC KFPA00000-E XX....XX
又は
KFPA00000-E xx....xx
- AAAAA:プロセスID(AIX版及びHP-UX (IPF)版の場合は10進数10けた,それ以外の場合は10進数5けた)
- hh:mm:ss:時分秒(時:分:秒の形式)(10進数8けた)
- BBBB:ユニット識別子(英数字4文字)
- CCCCCCCC:メッセージ出力要求元サーバ名(英数字8文字)
- KFPA00000-E:メッセージID(英数字11文字)
- xx....xx :メッセージテキスト(最大243文字)
なお,ユニット識別子とメッセージ出力要求元サーバ名は表示されないことがあります。
(b) プリプロセサのメッセージ出力形式
pdcpp: filename, line number: error number: text
- pdcpp:C言語のプリプロセサのメッセージであることを示します。COBOL言語の場合,pdcblが出力されます。
- filename:エラーの発生したUAPソースファイルの名称
- line number:エラーが発生したUAPソースファイル内の行番号
- error number:メッセージID
- text:メッセージの本文
メッセージとして,メッセージIDとメッセージテキストのほかに,付加情報が出力されます。付加情報の出力は,pdcatコマンドのオプションフラグで選択できます。オプションフラグの指定を省略すると,付加情報,メッセージID,及びメッセージテキストがすべて出力されます。
標準出力に出力される付加情報とメッセージの形式を次に示します。
AAAAAAA BB....BB CCCCCCC DDDD yyyy/mm/dd hh:mm:ss EEEEEEEE FFFF GGGGGGGG
HHH KFPA00000-E xx....xx
- 付加情報
- AAAAAAA:メッセージ通番(10進数7けた)
- BB....BB:プロセスID(AIX版及びHP-UX (IPF)版の場合は10進数10けた,それ以外の場合は10進数5けた)
- CCCCCCC:プロセス(サーバ)内メッセージ通番(10進数7けた)
- DDDD:HiRDB識別子(英数字4文字)
- yyyy/mm/dd:年月日(年/月/日の形式)(10進数10けた)
- hh:mm:ss:時分秒(時:分:秒の形式)(10進数8けた)
- EEEEEEEE:要求元ホスト名(先頭8文字)
- FFFF:ユニット識別子(英数字4文字)
- GGGGGGGG:メッセージ出力要求元サーバ名(英数字8文字)
- HHH:システムが使用する内部情報(英数字3文字)
- メッセージ固定部
- KFPA00000-E:メッセージID(英数字11文字)
- xx....xx:メッセージテキスト(223文字以内)
なお,一部のメッセージには,要求元のユニット識別子,又は要求元のサーバ名が設定されていない場合があります。
出力先がイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)の場合,メッセージIDとメッセージテキストのほかに,付加情報が出力されます。
HiRDBシステムが出力するメッセージの形式を次に示します。
mmm dd hh:mm:ss AA....AA HiRDB[nn....nn]: KFPA00000-E BBBB CCCC xx....xx
(DD....DD)
- 付加情報
- mmm:月(英字3文字)
- dd:日付(10進数2けた)
- hh:mm:ss:時分秒(時:分:秒の形式)(10進数8けた)
- AA....AA:メッセージ出力要求元ホストの標準ホスト名称(英数字最大63文字)
- nn....nn:プロセスID(AIX版及びHP-UX (IPF)版の場合は10進数10けた,それ以外の場合は10進数5けた)
- KFPA00000-E:メッセージID(英数字11文字)
- BBBB:HiRDB識別子(英数字4文字)
- CCCC:HiRDBのユニット識別子(英数字4文字)
- xx....xx:メッセージテキスト※
- DD....DD:メッセージ出力要求元プロセスID※
- 注※
- メッセージテキストとメッセージ出力要求元プロセスIDの合計は,最大233文字(間の1文字の空白も含む)です。233文字を超えた部分は,切り捨てられます。
なお,一部のメッセージにはHiRDB識別子,HiRDBのユニット識別子,及びメッセージ出力要求元プロセスIDが設定されていない場合があります。このとき,これらの付加情報を空白で表示するものと,付加情報を表示しないでメッセージテキストをそのまま表示するものがあります。
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