スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
ルーチン制御SQLは,ルーチン定義のSQL手続き文中に指定できるSQLです。
ルーチン制御SQLの種類と機能を次の表に示します。
表7-1 ルーチン制御SQLの種類と機能
種 類 | 機 能 |
---|---|
代入文(値の代入) | SQL変数又はSQLパラメタに値を代入します。※ |
複合文(複数文実行) | 複数のSQL文をまとめて一つのSQL文として実行します。 |
IF文(条件分岐による実行) | 条件に合ったSQL文を実行します。 |
LEAVE文(文の途中終了) | 複合文又はWHILE文の途中から抜けて,それらの文の実行を終了します。 |
RETURN文(戻り値の返却) | 関数の戻り値を返却します。 |
WHILE文(文の繰り返し) | SQL文の実行を繰り返します。 |
FOR文(各行に対する文の繰返し) | 表の各行に対してSQL文の実行を繰り返します。 |
WRITE LINE文(ファイルへの文字列出力) | ファイルへ文字列を出力します。 |
SIGNAL文(エラーの通知) | エラーを通知します。 |
RESIGNAL文(エラーの再通知) | エラーを再通知します。 |
注※ SQL手続き文中の代入文については「4. 代入文 形式1(SQL変数,又はSQLパラメタへの値の代入)」を参照してください。
表7-1に示したルーチン制御SQL以外に,ルーチン中にSQL手続き文として指定できるSQL文を次に示します。ただし,関数本体中には指定できません。
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