スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス

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CREATE SERVER外部サーバ定義

機能

外部のDBを外部サーバとして定義します。

使用権限

DBA権限を持つユーザ
外部サーバを定義できます。

形式

 
 CREATE SERVER 外部サーバ名
    TYPE 'サーバ種別' VERSION 'サーババージョン'
    OPTIONS (オプション名 'オプション値')
 

オペランド

HiRDBがアクセスする外部のDBの名称を指定します。

指定する名称は,HiRDB内のサーバ又は外部サーバを一意に識別できる名称でなければなりません。ここで指定する外部サーバ名は,HiRDBが外部のDBを識別するための名称であり,実際の外部のDBの名称と異なっていてもかまいません。

サーバ種別及びサーババージョンは,アクセスするDBMSのサーバ種別とサーババージョンを指定します。

サーバ種別及びサーババージョンを次に示します。

DBMS サーバ種別 サーババージョン
XDM/RD E2※1 XDMRD 6.0
HiRDB Version 5.0 HIRDB 5.0
HiRDB Version 6以降 HIRDB 6.0
Oracle 8i ORACLE 8.1.5※2
Oracle 9i ORACLE 9.2
ORACLE 10g ORACLE 10.1
DB2※3 DB2_UDB_OS390 6.0

注※1
HiRDBクライアントからDBコネクションサーバを経由して,XDM/RD E2に接続するXDM/RD E2接続機能を利用します。

注※2
外部サーバのプラットフォームによって接続できるOracleのバージョンが異なります。
HP-UXの場合:Oracle 8iの8.1.5以降に接続できます。
HP-UX以外の場合:Oracle 8iの8.1.7に接続できます。

注※3
HP-UX版及びAIX版限定です。

外部のDBに対する次のオプションを指定します。なお,一つのオプションは重複して指定できません。

USING_BES 'バックエンドサーバ名'
外部のDBにアクセスするバックエンドサーバの名称を指定します。このオプションは必ず指定してください。

共通規則

  1. 外部のDBにアクセスするためには,CREATE USER MAPPINGでユーザマッピングを定義しておく必要があります。
  2. CREATE SERVERは,HiRDB External Data Accessを組み込んだ環境で,かつHiRDB/パラレルサーバの場合に指定できます。

留意事項

  1. CREATE SERVERは,OLTP下のX/Openに従ったUAPからは指定できません。