スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス

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CREATE SEQUENCE順序数生成子定義

機能

順序数生成子を定義します。

使用権限

スキーマを所有するユーザ
RDエリア利用権限のある私用RDエリア,又は公用RDエリアに順序数生成子を定義できます。

形式

 
 CREATE SEQUENCE 〔認可識別子.〕順序数生成子識別子
            〔 FOR PUBLIC USAGE〕
            〔 順序数生成子オプション列〕
            〔 IN 順序数生成子格納RDエリア名〕
 
 順序数生成子オプション列::=順序数生成子オプション〔 順序数生成子オプション〕…
 順序数生成子オプション::={順序数生成子データ型オプション
                |共通順序数生成子オプション列}
 共通順序数生成子オプション列::=共通順序数生成子オプション
                       〔 共通順序数生成子オプション〕…
 共通順序数生成子オプション::={順序数生成子開始オプション
                  |基本順序数生成子オプション}
 基本順序数生成子オプション::={順序数生成子増分オプション
                  |順序数生成子最大値オプション
                  |順序数生成子最小値オプション
                  |順序数生成子循環オプション
                  |順序数生成子ログ出力間隔オプション}
 
 順序数生成子データ型オプション ::=AS データ型
 順序数生成子開始オプション   ::=START WITH 開始値
 順序数生成子増分オプション   ::=INCREMENT BY 増分
 順序数生成子最大値オプション  ::={MAXVALUE 最大値|NO MAXVALUE
 順序数生成子最小値オプション  ::={MINVALUE 最小値|NO MINVALUE
 順序数生成子循環オプション   ::={CYCLE|NO CYCLE
 順序数生成子ログ出力間隔オプション::=LOG INTERVAL出力間隔
 

オペランド

認可識別子
定義する順序数生成子の所有者になるユーザの認可識別子を指定します。
省略した場合,実行するユーザの認可識別子を仮定します。

順序数生成子識別子
順序数生成子の識別子を指定します。

共通規則

  1. 順序数生成子は,一つのRDエリアに表と合わせて最大500個定義できます。
  2. 順序番号の生成規則を次に示します。
    • 指定した順序数生成子が1回も使用されていない状態にある場合,順序数生成子の開始値を返却し,現在値に開始値を設定します。
    • 指定した順序数生成子が1回以上使用されている状態の場合,現在値の次の値を返却し,現在値に増分を加算します。

留意事項

  1. CREATE SEQUENCEは,OLTP下のX/Openに従ったUAPからは指定できません。

使用例

順序数生成子(SEQ1)を次に示す条件で定義します。

 
   CREATE SEQUENCE USER1.SEQ1
   AS INTEGER
   START WITH 1
   INCREMENT BY 1
   MAXVALUE 999
   MINVALUE 1
   NO CYCLE
   LOG INTERVAL 20
   IN RDA1