スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス

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1.15.2 XMLコンストラクタ関数

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 形式
(3) 規則
(4) 使用例

(1) 機能

XML型の値を生成します。

(2) 形式

 
 XML ( 値式 〔 AS データ型 〕 )
 

(3) 規則

  1. 値式に指定できるものを次に示します。
    • SQL変数又はSQLパラメタ
    • 埋込み変数又は?パラメタ
  2. 値式にはXML文書に対してXML変換コマンド又はXML変換ライブラリを使用し,出力されたESIS-B形式の値をBINARY型で指定してください。
  3. 値式に埋込み変数又は?パラメタを指定する場合は,必ず値式のデータ型をAS データ型で指定してください。指定できるデータ型はBINARY型だけです。AS データ型を指定した場合,埋込み変数及び?パラメタ以外は指定できません。
  4. 結果のデータ型はXML型になります。
  5. 値式がナル値の場合は,結果もナル値になります。
  6. XMLコンストラクタ関数は,次の箇所に単独で指定できます。
    • INSERT文の挿入値
    • UPDATE文の更新値

(4) 使用例

書籍管理表に,埋込み変数(bookinfo)に格納されたXML文書を挿入します。

  
  INSERT INTO 書籍管理表
       VALUES (310494321, XML(:bookinfo AS BINARY(102400)))