スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
XML型はデータ型を指定する箇所に,次に示す形式で指定します。
XML |
XML型はXML変換コマンド(phdxmlcnv)又はXML変換ライブラリを使用して,XML文書を解析した形式で処理します。この形式をESIS-B形式と呼びます。
XML型の値は,ESIS-B形式で2,147,483,647バイト以下である必要があります。ESIS-B形式の長さは,XML文書の長さだけではなく,XML要素数などの構造にも依存します。
XML型の値はXMLコンストラクタ関数又はXMLPARSE関数で生成できます。
XMLコンストラクタ関数については,「1.15.2 XMLコンストラクタ関数」を参照してください。XMLPARSE関数については,「1.15.3(3) XMLPARSE」を参照してください。
UAPでXML型の値を直接取り出すことはできません。XML型の値は,次の方法でVARCHAR型又はBINARY型の値として取り出すことができます。
XML型の値式として指定できるものを次に示します。
XML型の値は,XML型で定義された列,SQL変数,SQLパラメタにだけ代入できます。ほかのデータ型の値はXML型に代入できません。また,ほかのデータ型及びXML型との比較はできません。
XMLコンストラクタ関数を指定して値を生成していない場合,及びXMLコンストラクタ関数の引数にナル値を指定した場合は,XML型の値はナル値になります。また,XMLPARSE関数の引数にナル値を指定した場合,XML型の値はナル値になります。
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