スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 SQLリファレンス
代入の種類を次の表に示します。
代入の種類 | 内 容 | 代入元 | 代入先 |
---|---|---|---|
取り出し代入 | 列の値の受け取り | 列 | 埋込み変数,SQL変数,又はSQLパラメタ |
手続きの出力パラメタ値の,CALL文の引数への受け取り | SQLパラメタ | 埋込み変数,SQL変数,又はSQLパラメタ | |
関数のRETURN文に指定した値式から,戻り値への受け取り | 値式 | 関数の戻り値 | |
格納代入 | 列への値の代入 | 埋込み変数,SQL変数,又はSQLパラメタ | 列 |
CALL文の引数から手続きの入力パラメタへの代入 | 値式 | SQLパラメタ | |
関数呼出しの引数から関数のパラメタへの代入 | 値式 | SQLパラメタ | |
代入文(SET)による値の代入 | SQL変数, SQLパラメタ,又は埋込み変数 | SQL変数, SQLパラメタ,又は埋込み変数 |
代入先が固定長の文字列データ,混在文字列データ,又は各国文字列データの場合,代入元のデータの長さによって代入規則が異なります。代入先が固定長データの場合の代入規則を次の表に示します。
代入の種類 | データ長 | ||
---|---|---|---|
代入元※1>代入先 | 代入元※1=代入先 | 代入元※1<代入先 | |
取り出し代入 | △※2 | ○ | △※3 |
格納代入 | × | ○ | △※3 |
代入先が可変長の文字列データ,混在文字列データ,各国文字列データ,長大データ,又はBINARYの場合,代入元のデータの長さによって代入規則が異なります。代入先が可変長データの場合の代入規則を次の表に示します。
代入の種類 | データ長 | |
---|---|---|
代入元※1>代入先※2 | 代入元※1<代入先※2 | |
取り出し代入 | △※3 | △※4 |
格納代入 | × | △※4 |
代入元と代入先の文字集合が異なる場合の代入はできません。ただし,次の表に示す場合は代入できます。
表1-26 異なる文字集合間の代入ができる場合
代入元の文字集合 | 代入先の文字集合 | ||
---|---|---|---|
既定文字集合 | EBCDIK | UTF16 | |
既定文字集合 | ○ | ○※1 | ○※2 |
EBCDIK | ○※3 | ○ | × |
UTF16 | ○※4 | × | ○ |
代入元の値式 | 代入先の値式 |
---|---|
文字列定数又は埋込み変数 | 任意の項目 |
代入元の値式 | 代入先の値式 |
---|---|
文字列定数又は埋込み変数 | 任意の項目 |
上記以外の値式 | 埋込み変数 |
代入元の値式 | 代入先の値式 |
---|---|
値式 | 埋込み変数 |
代入元の値式 | 代入先の値式 |
---|---|
埋込み変数 | 任意の項目 |
値式 | 埋込み変数 |
代入元と代入先の文字集合が異なる場合の代入は次のようになります。
代入先の構造と代入元の構造が異なると,代入できない場合があります。代入先,代入元の構造規則を次の表に示します。
表1-27 代入先,代入元の構造規則
代入元の構造 | 代入先の構造 | |
---|---|---|
単純構造 | 繰返し構造 | |
単純構造 | ○ | × |
繰返し構造 | × | ○ |
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