スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド

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19.2 SQLJトランスレータ

SQLJトランスレータは,SQLJソースプログラムを解析して,Javaソースファイルとプロファイルを生成します。

SQL文は,JDBCのAPI呼び出しを含むJavaの命令に置き換えられて,Javaソースファイルに出力されます。

SQLの文字列,パラメタの個数,各パラメタのタイプとモード,及び出力する列の記述は,プロファイルに出力されます。プロファイルは,SQLJランタイムライブラリから参照されます。プロファイルの実体は,java.sql.runtime.Profileクラスのインスタンスです。

SQLJトランスレータが生成,参照するファイルの一覧を次の表に示します。

表19-1 SQLJトランスレータが生成,参照するファイルの一覧

ファイル区分 ファイル名の形式 説明 種別
SQLJソースファイル ファイル名.sqlj SQLJソースファイルです。 参照
Javaソースファイル ファイル名.java Javaソースファイルです。 生成
プロファイル ファイル名_SJProfileプロファイル番号.ser SQLJソースファイルから抽出した各SQL文の情報を格納します。プロファイル番号は,コンテキストごとに付けられます。基数はどちらも0です。 生成

SQLJトランスレータが内部的に生成する,クラスや変数のプリフィクスは次のようになります。

_sJT_:内部的に生成した変数の名称

_SJ:内部的に生成したクラスやプロファイルの名称