スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド
SQLJトランスレータは,SQLJソースプログラムを解析して,Javaソースファイルとプロファイルを生成します。
SQL文は,JDBCのAPI呼び出しを含むJavaの命令に置き換えられて,Javaソースファイルに出力されます。
SQLの文字列,パラメタの個数,各パラメタのタイプとモード,及び出力する列の記述は,プロファイルに出力されます。プロファイルは,SQLJランタイムライブラリから参照されます。プロファイルの実体は,java.sql.runtime.Profileクラスのインスタンスです。
SQLJトランスレータが生成,参照するファイルの一覧を次の表に示します。
表19-1 SQLJトランスレータが生成,参照するファイルの一覧
ファイル区分 | ファイル名の形式 | 説明 | 種別 |
---|---|---|---|
SQLJソースファイル | ファイル名.sqlj | SQLJソースファイルです。 | 参照 |
Javaソースファイル | ファイル名.java | Javaソースファイルです。 | 生成 |
プロファイル | ファイル名_SJProfileプロファイル番号.ser | SQLJソースファイルから抽出した各SQL文の情報を格納します。プロファイル番号は,コンテキストごとに付けられます。基数はどちらも0です。 | 生成 |
SQLJトランスレータが内部的に生成する,クラスや変数のプリフィクスは次のようになります。
_sJT_:内部的に生成した変数の名称
_SJ:内部的に生成したクラスやプロファイルの名称
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