スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド

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12.5.1 分散クライアントで設定されるリターンコード

分散サーバでSQL文を実行中にエラーが発生した場合,分散クライアントのHiRDBによってSQLCODE変数にリターンコード(SQLCODE)が設定されます。

分散サーバでエラーが発生した場合に分散クライアントで設定されるSQLCODEを次の表に示します。

表12-12 分散サーバでエラーが発生した場合に分散クライアントで設定されるSQLCODE

SQLCODE 内    容
-861 リモートデータベースアクセスで分散サーバから負のSQLCODEが返されました。
-862 リモートデータベースアクセスで分散サーバからRDAエラーが返されました。

分散サーバから返されたエラー情報(分散サーバのリターンコードやメッセージテキストなど)は,上記のSQLCODEに対応するメッセージ中に挿入されます。しかし,メッセージ中に挿入できる情報の長さに制限があるため,分散サーバから返されるメッセージテキストの一部しか表示されないことがあります。