スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド

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9.2.1 外部Javaストアドルーチンの作成

外部Javaストアドルーチンを記述する場合,次の手順でします。

  1. Javaプログラムの記述(Javaファイルの作成)
  2. コンパイル(Classファイルの作成)
  3. テスト,デバッグ
  4. JAR形式へのアーカイブ(JARファイルの作成)
<この項の構成>
(1) Javaプログラムの記述(Javaファイルの作成)
(2) コンパイル(Classファイルの作成)
(3) テスト,デバッグ
(4) JAR形式へのアーカイブ(JARファイルの作成)

(1) Javaプログラムの記述Javaファイルの作成

外部Javaストアドルーチンとして登録するJavaプログラムを記述します。

Javaプログラムを記述する場合の注意事項については,「9.4 Javaプログラム作成時の注意事項」を参照してください。

Javaプログラムの記述例を次の図に示します。

図9-2 Javaプログラムの記述例

[図データ]

(2) コンパイルClassファイルの作成

javacコマンドを使用して,JavaファイルからClassファイルを作成します。

コンパイルの例を次の図に示します。

図9-3 コンパイルの例

[図データ]

[説明]
Javaファイルでpackage指定をした場合は,コンパイル時に-dオプションを指定してください。
コンパイルすると,package名のディレクトリが作成され,その下にClassファイルが作成されます。

(3) テストデバッグ

コンパイルしたファイルを,クライアント側のJava仮想マシン上で実行し,テスト,デバッグをします。

テスト,デバッグをするときの注意事項については,「9.5 テスト,デバッグ時の注意事項」を参照してください。

テスト,デバッグの概要を次の図に示します。

図9-4 テスト,デバッグの概要

[図データ]

(4) JAR形式へのアーカイブJARファイルの作成

jarコマンドを使用して,複数のClassファイルからJARファイルを作成します。

JARファイルを作成するときの注意事項については,「9.6 JARファイル作成時の注意事項」を参照してください。

JAR形式へのアーカイブ例を次の図に示します。

図9-5 JAR形式へのアーカイブ例

[図データ]