スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド
環境変数をレジストリに登録する場合,HiRDBクライアント環境変数登録ツールを使用します。
HiRDBクライアント環境変数登録ツールを使用する場合,xxxx\UTL\pdcltadm.exeを実行します(xxxxはHiRDBサーバの場合は%PDDIR%\client,HiRDBクライアントの場合はHiRDBクライアントのインストールディレクトリ)。
HiRDBクライアント環境変数登録ツールで環境変数をレジストリに登録する手順を次に示します。
なお,OLE DB接続の場合,ユーザ環境変数,及びHIRDB.INIよりも,HiRDBクライアント環境変数登録ツールで登録した環境変数が優先されます。
Type4 JDBCドライバを使用する場合,この方法で設定したクライアント環境定義は有効になりません。また,PDJDBで始まるクライアント環境定義は,この方法で設定しても有効になりません。
xxxx\UTL\pdcltadm.exeを実行してください。すると,次の「HiRDBクライアント環境変数登録ツール」画面が表示されます。
ユーザグループ,又はシステムグループのどちらかを選択したら,[追加]ボタンをクリックしてください。
「HiRDBクライアント環境変数セットアップ」画面が表示されます。
設定が終了したら,[OK]ボタンをクリックしてください。
[OK]ボタンをクリックすると,クライアント環境変数の設定をレジストリに登録して,「HiRDBクライアント環境変数登録ツール」画面に戻ります。
[キャンセル]ボタンをクリックすると,クライアント環境変数の設定を無効にして,「HiRDBクライアント環境変数登録ツール」画面に戻ります。
環境変数グループを一つ以上登録すると,次の画面のように環境変数グループ名のリストが表示されます。
リスト中の環境変数グループ名を選択すると,[削除],[構成],[テスト]ボタンが有効になるので,[構成]ボタンをクリックしてください。又は,リスト中の環境変数グループ名をダブルクリックしてください。
すると,次の画面が表示されます。
環境変数の内容を変更したら,[OK]ボタンをクリックしてください。
[OK]ボタンをクリックすると,変更後のクライアント環境変数の設定をレジストリに登録して,「HiRDBクライアント環境変数登録ツール」画面に戻ります。
[キャンセル]ボタンをクリックすると,変更後のクライアント環境変数の設定を無効にして,「HiRDBクライアント環境変数登録ツール」画面に戻ります。
登録した環境変数グループを使用して,HiRDBへの接続確認ができます。
「HiRDBクライアント環境変数登録ツール」画面の環境変数グループ名のリストから,接続確認したい環境変数グループ名を選択して,[接続]ボタンをクリックしてください。
すると,次の画面が表示されます。
[はい]ボタンをクリックしてください。
HiRDBへの接続が成功した場合には,次の画面が表示されます。
HiRDBへの接続が失敗した場合には,次の画面が表示されます。エラー要因が環境変数の内容の場合は,環境変数グループの設定内容を変更してください。
「HiRDBクライアント環境変数登録ツール」画面の環境変数グループ名のリストから,削除したい環境変数グループ名を選択して,[削除]ボタンをクリックしてください。
すると,次の画面が表示されます。
OLE DBプロバイダ用トレースは,トラブルシュート用なので,トラブル調査以外では指定しないでください。トレースを取ると,極端に性能が劣化する場合があるので注意してください。
OLE DB接続時にOLE DBプロバイダ用トレースの設定をする場合は,「HiRDBクライアント環境変数登録ツール」画面の[OLE DBトレース]ボタンをクリックしてください。
すると,次の画面が表示されます。
トレースを取る場合は「トレースする」を選択して,[OK]ボタンをクリックしてください。ただし,「トレースしない」を選択して[OK]ボタンをクリックするまで,トレースを取り続けるので注意してください。
ログファイル名は,必ず絶対パス名で指定してください。
データサイズは,void*型データのダンプ出力サイズをバイト単位で指定してください。
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