スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 UAP開発ガイド

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1.4 UAPの動作環境

HiRDBは,サーバ−クライアント型のネットワーク環境で動作します。UAPを発行する要求元をクライアントといい,その要求を受けるシステムをサーバといいます。また,サーバとなるシステムをHiRDBサーバといいます。

クライアントの運用形態には,次に示す八つがあります。なお,これらの運用形態はそれぞれ混在して動作させることもできます。

注※1
ODBCは,米国Microsoft Corp.が提唱するデータベースアクセス機構です。ODBC対応のアプリケーションプログラムからHiRDBをアクセスする方法については,「14.ODBC対応アプリケーションプログラムからのHiRDBアクセス」を参照してください。

注※2
OLE DBは,ODBCと同様に広範囲なデータソースにアクセスするためのAPIです。さらに,ODBCとは異なり,SQLデータ以外のデータアクセスに適したインタフェースも定義されています。OLE DB対応のアプリケーションプログラムからHiRDBをアクセスする方法については,「15.OLE DB対応アプリケーションプログラムからのHiRDBアクセス」を参照してください。

注※3
HiRDB/Developer's Kit Version 6で動作します。

 

クライアントの運用形態を図1-4図1-11に示します。

なお,UAPを開発するHiRDB/Developer's Kitと,UAPを実行するHiRDB/Developer's Kitのプラットフォームは,同じにしてください。

図1-4 サーバマシンとは別のマシンをクライアントとする運用形態

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図1-5 HiRDBサーバと同一のサーバマシンでクライアントを実行する運用形態

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図1-6 OLTP下のUAPをクライアントとする運用形態

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図1-7 ODBC対応のアプリケーションプログラムをクライアントとする運用形態

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図1-8 OLE DB対応のアプリケーションプログラムをクライアントとする運用形態

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図1-9 ADO.NET対応のアプリケーションプログラムをクライアントとする運用形態

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図1-10 Java(JDBC対応)のアプリケーションプログラムをクライアントとする運用形態

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図1-11 VOS3システム,及びLinux for AP8000のUAPをクライアントとする運用形態

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