スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

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11.2 使用例

pdreclaimの使用例を次に示します。

<この節の構成>
(1) HiRDB/シングルサーバの場合
(2) HiRDB/パラレルサーバの場合

(1) HiRDB/シングルサーバの場合

例1:

表(TBL1)の使用中空きページ解放をします。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義
  CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
      IN ((USER01) C1>0,(USER02))
  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER01),(USER02))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN USER03

[概要]
[図データ]

●pdreclaimのコマンド
 
 pdreclaim -k table -t TBL1
 

[説明]
-k table:表の使用中空きページ解放をする指定
-t TBL1:使用中空きページ解放の対象となる表
 

例2:

表(TBL1)に定義されている,すべてのインデクスの使用中空きページ解放をします。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義
  CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
      IN ((USER01) C1>0,(USER02))
  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER01),(USER02))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN USER03

[概要]
[図データ]

●pdreclaimのコマンド
 
 pdreclaim -k index -t TBL1
 

[説明]
-k index:インデクスの使用中空きページ解放をする指定
-t TBL1:使用中空きページ解放の対象となる表

(2) HiRDB/パラレルサーバの場合

例3:

表(TBL1)の使用中空きページ解放をします。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義
  CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
      IN ((USER11) C1>0,(USER21))
  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER12),(USER22))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN ((USER13),(USER23))

[概要]
[図データ]

●pdreclaimのコマンド
 
 pdreclaim -k table -t TBL1
 

[説明]
-k table:表の使用中空きページ解放をする指定
-t TBL1:使用中空きページ解放の対象となる表
 

例4:

表(TBL1)に定義されているインデクス(IDX01)の使用中空きページ解放をします。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義
  CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
      IN ((USER11) C1>0,(USER21))
  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER12),(USER22))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN ((USER13),(USER23))

[概要]
[図データ]

●pdreclaimのコマンド
 
 pdreclaim -k index -t TBL1 c:\hirdb\pdreclaim\control_file
 

[説明]
-k index:インデクスの使用中空きページ解放をする指定
-t TBL1:使用中空きページ解放の対象となる表
c:\hirdb\pdreclaim\control_file:制御情報ファイル

●制御情報ファイル(c:\hirdb\pdreclaim\control_file)の内容
 
 idxname name=IDX01    [1]
 

[説明]
  1. 使用中空きページ解放の対象となるインデクスを指定します。

例5:

表(TBL1)に定義されているインデクス(IDX01)の,インデクス格納用RDエリア(USER12)の使用中空きページ解放をします。表,及びインデクスは次のように定義されているものとします。
  • 表定義
  CREATE FIX TABLE TBL1(C1 INTEGER,C2 CHAR(10),C3 DEC(15))
      IN ((USER11) C1>0,(USER21))
  • インデクス定義
CREATE INDEX IDX01 ON TBL1(C1) IN ((USER12),(USER22))
CREATE INDEX IDX02 ON TBL1(C3) IN ((USER13),(USER23))

[概要]
[図データ]

●pdreclaimのコマンド
 
 pdreclaim -k index -t TBL1 c:\hirdb\pdreclaim\control_file
 

[説明]
-k index:インデクスの使用中空きページ解放をする指定
-t TBL1:使用中空きページ解放の対象となる表
c:\hirdb\pdreclaim\control_file:制御情報ファイル

●制御情報ファイル(c:\hirdb\pdreclaim\control_file)の内容
 
 idxname name=IDX01 rdarea=USER12    [1]
 

[説明]
  1. 使用中空きページ解放の対象となるインデクスとインデクス格納用RDエリアを指定します。