スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

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10.3.10 option文(オプション機能の記述)

pdrbalのオプション機能を指定します。

<適用基準>
共用モードのpdrbalが動作できるかどうかをチェックする間隔を,変更する場合に指定します。

<規則>
  1. option文は一つだけ指定できます。
<この項の構成>
(1) 形式
(2) 説明

(1) 形式

 
 option 〔check_itv=実行可否チェック間隔〕
 

(2) 説明

(a) check_itv=実行可否チェック間隔

   〜<符号なし整数>((10〜180000))《10》

共用モード(-k share)の場合,pdrbalは処理対象表をアクセスするUAPがあるかどうかをチェックし,アクセスするUAPがないときにデータを移動します。実行可否チェック間隔には,このチェック間隔をミリ秒単位で指定します。

占有モード(-k exclusive)の場合は指定できません。

<適用基準>
通常はデフォルト値で運用します。
pdrbalの負荷が大きく,オンライン業務に影響がある場合は,デフォルト値よりも大きい値を指定することで,pdrbalがUAPの動作をチェックする監視間隔が長くなり,オンライン業務を優先できます。