スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

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9.1 概要

ディクショナリ搬出入ユティリティは,HiRDBシステム間で表の定義情報,トリガ定義情報,又はストアドプロシジャの情報を移行するユティリティです。

ディクショナリ搬出入ユティリティは,表の定義情報,トリガ定義情報,又はストアドプロシジャの情報を搬出ファイルに出力し,任意のHiRDBシステムに入力することで移行します。表の定義情報,トリガ定義情報,又はストアドプロシジャの情報を搬出ファイルに出力することを搬出といい,搬出ファイルの内容をHiRDBシステムに入力することを搬入といいます。また,搬出ファイルの定義情報を基にして,定義系SQLの生成もします。

ディクショナリ搬出入ユティリティ(pdexp)の概要(表定義情報,トリガ定義情報,又はストアドプロシジャ情報の搬出入)を図9-1に,(定義系SQLの生成)を図9-2に示します。

表定義情報,トリガ定義情報,又はストアドプロシジャ情報の搬出入は次のような場合に使用します。

定義系SQLの生成は次のような場合に使用します。

<この節の構成>
9.1.1 表定義情報の搬出入
9.1.2 トリガ定義情報の搬出入
9.1.3 ストアドプロシジャ情報の搬出入
9.1.4 定義系SQLの生成
9.1.5 実行者