スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)
UOCを利用した再編成は,主に次の場合に適用してください。
表の再編成でのアンロード時,又は表のアンロード時に,UOCでデータの要否を判定してpdrorgに指示することで,必要なデータだけをアンロードデータファイルに出力できます。
UOCを利用した再編成の概要(不要データの削除)を次の図に示します。
図8-23 UOCを利用した再編成の概要(不要データの削除)
表のアンロード時に,UOCでデータを更新又は編集してアンロードデータファイルに出力できます。出力されるアンロードデータファイルは,pdloadの入力データファイルのフォーマットとなります。
また,UOCでデータを更新又は編集して任意のフォーマットでファイルに出力できます。このとき出力されたファイルをUOCデータファイルといいます。
UOCを利用した再編成の概要(アプリケーション向けデータ更新)を次の図に示します。
図8-24 UOCを利用した再編成の概要(アプリケーション向けデータ更新)
なお,アプリケーション向けデータ更新をする場合は-k unldのときだけ実行できます。また,このとき-Wオプションも指定する必要があります。
表8-26 更新後データの各データ型のチェック項目
データ型 | チェック項目 | ||||
---|---|---|---|---|---|
可変長の長さ※1 | 符号※2 | データ範囲※3 | 繰返し列 | ||
要素数 | ナル値 | ||||
INTEGER,SMALLINT,FLOAT,SMALLFLT | − | × | × | ○ | ○ |
DECIMAL | − | ○ | ○ | ○ | ○ |
CHAR,MCHAR,NCHAR | − | − | × | ○ | ○ |
DATE,TIME | − | − | ○※4 | ○ | ○ |
INTERVAL YEAR TO DAY,INTERVAL HOUR TO SECOND | − | ○ | ○※4 | ○ | ○ |
VARCHAR,MVARCHAR,NVARCHAR | ○ | − | × | ○ | ○ |
TIMESTAMP | − | − | ○※4 | ○ | ○ |
BINARY | ○ | − | × | − | − |
BLOB(BLOB属性) | ○ | − | × | − | − |
抽象データ型(パラメタ値) | 各パラメタのデータ型に従います。 |
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