スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

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8.10.1 再編成時のUOCの利用方法

UOCを利用した再編成は,主に次の場合に適用してください。

<この項の構成>
(1) 不要データの削除
(2) アプリケーション向けデータ更新

(1) 不要データの削除

表の再編成でのアンロード時,又は表のアンロード時に,UOCでデータの要否を判定してpdrorgに指示することで,必要なデータだけをアンロードデータファイルに出力できます。

UOCを利用した再編成の概要(不要データの削除)を次の図に示します。

図8-23 UOCを利用した再編成の概要(不要データの削除)

[図データ]

(2) アプリケーション向けデータ更新

表のアンロード時に,UOCでデータを更新又は編集してアンロードデータファイルに出力できます。出力されるアンロードデータファイルは,pdloadの入力データファイルのフォーマットとなります。

また,UOCでデータを更新又は編集して任意のフォーマットでファイルに出力できます。このとき出力されたファイルをUOCデータファイルといいます。

UOCを利用した再編成の概要(アプリケーション向けデータ更新)を次の図に示します。

図8-24 UOCを利用した再編成の概要(アプリケーション向けデータ更新)

[図データ]

なお,アプリケーション向けデータ更新をする場合は-k unldのときだけ実行できます。また,このとき-Wオプションも指定する必要があります。