スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

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8.9.17 blobtovarchar文(データ変換をする列の記述)

BLOB属性の抽象データ型の列をVARCHAR型に変換してアンロードする場合,そのBLOB属性の抽象データ型の列名を指定します。

<適用基準>
BLOB属性の抽象データ型の列をVARCHAR型でアンロードしたい場合に指定します。ただし,コンストラクタパラメタ逆生成関数の戻り値の型がBLOB型の抽象データ型の場合に指定できます。

<規則>
  1. blobtovarchar文は一つだけ指定できます。
  2. blobtovarchar文は,-W bin指定のアンロードの場合に指定できます。
  3. 32キロバイト(VARCHAR型で定義できる最大長)以上のデータがある場合は,データ変換エラーとなります。
<この項の構成>
(1) 形式
(2) 説明

(1) 形式

 
 blobtovarchar 列名〔,列名〕…
 

(2) 説明

(a) 列名

コンストラクタパラメタ逆生成関数を持つ抽象データ型の列名を指定します。

列名を引用符で囲んだ場合は,英大文字と英小文字が区別されます。囲まない場合は,すべて英大文字として扱われます。

指定できる列名は,コンストラクタパラメタ逆生成関数の戻り値がBLOB型の抽象データ型の列です。それ以外の列を指定するとエラーになります。