スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

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8.1.4 表へのリロード

<この項の構成>
(1) 表へのリロードとは
(2) 別表へデータを移行する場合
(3) 表の分割条件を変更する場合
(4) LOB列,又はプラグインが提供する抽象データ型列(LOB属性)がある表の場合のリロード
(5) 文字集合を定義した表のリロード
(6) 同期点指定のリロード

(1) 表へのリロードとは

表の再編成では,表中のデータをいったんファイルに退避した後,そのファイルのデータを再度表に格納します。このファイルのデータを再度表に格納する処理のことを表へのリロードといいます。

表へのリロードは,表単位,又はRDエリア単位(横分割表の場合)に実行できます。

表へのリロードの概要を次の図に示します。

図8-8 表へのリロードの概要

[図データ]

(2) 別表へデータを移行する場合

別表へのデータ移行については,「8.1.3 表のアンロード」を参照してください。

(3) 表の分割条件を変更する場合

表の分割条件変更については,「8.1.3 表のアンロード」を参照してください。

(4) LOB列,又はプラグインが提供する抽象データ型列(LOB属性)がある表の場合のリロード

表の再編成の場合と同様に,LOB列構成基表とLOB列を同時にリロードできます。また,別々にリロードすることもできます。

(5) 文字集合を定義した表のリロード

文字集合を定義した表をリロードする場合,アンロードデータファイル中のデータの文字コードによって,文字コード変換の有無は異なります。アンロードデータファイル中のデータの文字コードが,文字集合の列の文字コードと同じであれば,文字コード変換はしないでそのままデータベースに格納します。異なるときは文字コード変換をしてからデータベースに格納します。

(6) 同期点指定のリロード

同期点指定のリロードについては,「8.1.2 表の再編成」の同期点指定の再編成を参照してください。