スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

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7.7.5 注意事項

  1. RDエリアの移動開始からHiRDBの再開始完了までの間は,UAP,ユティリティなどを実行しないでください。また,RDエリアの移動完了後にHiRDBを再開始しないで運用した場合は,動作は保証されません。
  2. 移動元のRDエリアを構成するHiRDBファイルの削除,及び移動先のRDエリアを構成するHiRDBファイルの作成は,ユーザがする必要があります。また,移動先のRDエリアを構成するHiRDBファイルのパス名は,移動元と同じでなければなりません。
  3. RDエリアを移動した場合,そのRDエリアの表を使用するルーチンがあると,ルーチンは無効となります。この場合,SQLのALTER ROUTINEで再作成する必要があります。
  4. RDエリアの移動後は,pdcopyで移動したRDエリア,マスタディレクトリ用RDエリア,及びデータディクショナリ用RDエリアのバックアップを取得する必要があります。
  5. インメモリRDエリアは移動できません。いったんインメモリ化を解除してからRDエリアを移動してください。
  6. 順序数生成子を格納しているRDエリアを移動する場合,順序数生成子を使用する表格納用RDエリアも同時に移動してください。これらのRDエリアを異なるサーバに配置すると,順序数生成子を使用するたびに通信処理が発生し,処理性能が低下します。