スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)

[目次][索引][前へ][次へ]

7.1 データベース構成変更ユティリティの機能

実行者 HiRDB管理者が実行できます

データベース構成変更ユティリティ(pdmod)は,RDエリアの追加,拡張,又は再初期化など,データベースの物理構成を変更するためのユティリティです。

データベースへの表の追加,更新を繰り返すことによって生じるRDエリアの容量不足などを解消します。

pdmodの機能と,RDエリアの種類との関係を次の表に示します。

表7-1 機能とRDエリアの種類との関係

機能 RDエリアの種類
マスタディレクトリ用 データディレクトリ用 データディクショナリ用 データディクショナリLOB用 ユーザ用 ユーザLOB用 リスト用 レジストリ用 レジストリLOB用
RDエリアの追加 × × ※1 × ×
RDエリアの拡張
RDエリアの再初期化 × × × ※2
RDエリアの削除 × × ×※3 × × ×
RDエリアの移動 × × × × × × ×
ディクショナリ表の属性定義変更
RDエリアの属性変更※4 ×
HiRDB/シングルサーバ構成からHiRDB/パラレルサーバ構成へのRDエリアの変更
監査人の登録
監査証跡表の作成

(凡例)
○:実行できます。
×:実行できません。
−:該当しません。

注※1
RDエリアを追加する場合は,必ず2個追加してください。

注※2
ストアドプロシジャ,又はストアドファンクションのオブジェクトが格納されているRDエリアだけ実行できます。

注※3
解析情報表及び運用履歴表を格納するデータディクショナリ用RDエリアの場合,実行できます。

注※4
変更する属性によって,該当するRDエリアの種類が異なります。