スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用)
B-treeインデクスがある表に対して,インデクス一括作成モードでデータロードをする場合,ソート用ワークファイルの情報(ファイルの作成ディレクトリ,ソート用バッファ面数など)を指定します。
sort 〔サーバ名〕 ディレクトリ名〔,ソート用バッファサイズ〕 |
〜<識別子>((1〜8))
ソート用ワークファイルを作成するサーバの名称を指定します。
〜<パス名>
ソート用ワークファイルを作成するディレクトリの名称を,絶対パス名で指定します。
〜<符号なし整数>((128〜2097152))《1024》
バッファとして使用するメモリサイズをキロバイト単位で指定します。
このバッファは,HiRDB/シングルサーバの場合はシングルサーバに,HiRDB/パラレルサーバの場合はバックエンドサーバに確保されます。
ソート処理では,指定したディレクトリに作業用ワークファイルが作成されます。このファイル容量を最小にするバッファサイズの計算式を次に示します。ただし,メモリに余裕がない場合や,ほとんどのデータがインデクスキー順に並んでいる場合,あくまで参考値として考え,必要以上に大きな値は指定しないでください。また,計算値はファイル容量が最小になる値であり,ソート時間が最速となる値ではありません。メモリに余裕がある場合は,数メガバイト〜数十メガバイト程度のバッファサイズを指定してください。
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