スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(Windows(R)用)

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10.2.15 バックエンドサーバ接続保持機能に関するオペランド

バックエンドサーバ接続保持機能については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。

57) PDBESCONHOLD YES|NO
外部HiRDBでバックエンドサーバ接続保持機能を使用するかどうかを指定します。なお,HiRDB/シングルサーバに接続している場合,このオペランドの指定は無視されます。
YES:バックエンドサーバ接続保持機能を使用します。
NO:バックエンドサーバ接続保持機能を使用しません。
このオペランドを省略すると,外部HiRDBのバックエンドサーバ定義のpd_bes_connection_holdオペランドの値が適用されます。
このオペランドの機能及び指定方法は,クライアント環境定義のPDBESCONHOLDオペランドと同じです。PDBESCONHOLDオペランドについては,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。外部サーバのHiRDBのバージョンが異なる場合は,対応するバージョンのマニュアルを参照してください。

 

58) PDBESCONHTI バックエンドサーバ接続保持時間
〜<符号なし整数>((0〜3600))(単位:秒)
外部HiRDBでバックエンドサーバ接続保持機能を使用する場合,バックエンドサーバ接続保持時間を秒単位で指定します。
バックエンドサーバ接続保持機能を使用すると,HiRDBはトランザクションの終了後から次のトランザクションが実行されるまでの時間を監視します。次のトランザクションが実行されるまでの時間が,指定値の範囲内の場合はフロントエンドサーバとバックエンドサーバの接続を保持します。指定値を超えた場合は,トランザクション終了後にフロントエンドサーバとバックエンドサーバの接続を切断します。
なお,このオペランドに0を指定した場合は時間を監視しません。SQL DISCONNECT(XAライブラリを使用時はxa_close),PDCWAITTIMEオーバなどでフロントエンドサーバとクライアント間の接続が切断されたときだけ,フロントエンドサーバとバックエンドサーバの接続を切断します。
このオペランドの機能及び指定方法は,クライアント環境定義のPDBESCONHTIオペランドと同じです。PDBESCONHTIオペランドについては,マニュアル「HiRDB Version 8 UAP開発ガイド」を参照してください。外部サーバのHiRDBのバージョンが異なる場合は,対応するバージョンのマニュアルを参照してください。