スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム定義(Windows(R)用)

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2.2.43 ユニット構成に関するオペランド

216) pdunit -x ホスト名
     -u ユニット識別子
    〔-d "HiRDB運用ディレクトリ名"〕
    〔-c ホスト名
    〔-p HiRDBのポート番号
    〔-s スケジューラプロセスのポート番号
    〔-t トランザクションサーバプロセスのポート番号
    〔-m メッセージログサーバプロセスのポート番号
    〔-a ユニット監視プロセスのポート番号

●HiRDB/シングルサーバの場合
HiRDB/シングルサーバのユニット構成を定義します。
《指定値の目安》
  • HiRDB/シングルサーバの場合はこのオペランドを省略できます。
    ただし,IPアドレスを引き継がない系切り替え機能を使用する場合はこのオペランドを省略できません。
  • 系切り替え機能を使用する場合は,現用系と予備系のシステム定義の内容を同じにします。
  • 相互系切り替え構成の場合,マルチHiRDBの構成(1サーバマシンに二つのHiRDB/シングルサーバが共存する構成)となりますが,二つのHiRDB/シングルサーバでシステム定義の内容を同じにはできません。
  • 指定するすべてのpdunitオペランドの-x及び-cオプションに指定するホスト名には,それぞれ異なる名称を指定してください。
 
-x ホスト名
〜<ホスト名>((1〜32文字))
HiRDB/シングルサーバを定義するサーバマシンのホスト名を指定します。
IPアドレス又はFQDN形式で指定することもできます。また,ループバックアドレスを指定することもできます。ただし,同じサーバマシンに対する指定形式は統一してください。例えば,同じサーバマシンのホスト名を,ホスト名形式で指定したり,IPアドレス形式で指定したりすることはできません。
指定例については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「DNSサーバでIPアドレスを管理する場合の設定」を参照してください。
ホスト名形式で指定する場合の注意事項
  • hostnameコマンドを実行して表示されたホスト名を指定してください。
  • ホスト名は大文字と小文字を区別します。
  • ホスト名には別名を指定できません。
《ほかのオペランドとの関連》
pdunitオペランドの-xオプション,-cオプション,及びpd_hostnameオペランドに指定するホスト名の関係を次に示します。
システム構成の条件 pdunitオペランド pd_hostnameオペランドの指定
-xオプションの指定 -cオプションの指定
系切り替え機能を使用しない場合
  • ホスト名※1を指定
  • pdunitオペランドを省略
指定不要
  • pd_hostnameオペランドを省略
  • 標準ホスト名※1を指定
  • -xオプションと同じホスト名※1を指定
ループバックアドレスを指定※2※4 指定不要
  • pd_hostnameオペランドを省略
  • ループバックアドレスを指定
系切り替え機能を使用する場合 モニタモードでIPアドレスを引き継ぐ場合※6 再配置可能なIPアドレス,再配置可能なIPアドレスのホスト名,又はFQDNを指定 指定不要
  • pd_hostnameオペランドを省略
  • 現用系の標準ホスト名※1を指定
  • -xオプションと同じホスト名※1を指定
ループバックアドレスを指定※2※3※4※5 指定不要
  • pd_hostnameオペランドを省略
  • ループバックアドレスを指定
IPアドレスを引き継がない場合 現用系のホスト名※1を指定 予備系のホスト名※1を指定 現用系の標準ホスト名※1を指定

  • ここで指定したホスト名はhostsファイル又はDNSなどに登録し,名前解決しておく必要があります。
  • ホスト名をFQDN形式で指定する場合は,ホスト名をFQDN形式で定義しておく必要があります。
  • HiRDBでは,localhostを通常のホスト名として扱うため,ループバックアドレスとして使用する場合は,名前解決しておく必要があります。
  • pdunitオペランドを省略した場合,-xオプションに標準ホスト名が指定されたと仮定します。この場合,「はじめに」の「■このマニュアルで使用する構文要素記号」で説明している規則に従って標準ホスト名が付けられている必要があります。
    また,pdunitオペランドを省略した場合は標準ホスト名が仮定されるため,標準ホスト名をhostsファイル又はDNSに登録して名前解決してください。

注※1
指定形式は,ホスト名,IPアドレス,又はFQDN形式のどれかになります。

注※2
ループバックアドレスを指定する場合,hostsファイル又はDNSなどへのホスト名の登録が不要になります。

注※3
この場合,クラスタソフトウェアのIPアドレス引き継ぎの設定が不要になります。

注※4
この場合,ほかのマシンのHiRDBクライアントからHiRDBサーバに接続できません。HiRDBサーバに接続するには,マルチコネクションアドレス機能又は高速接続機能を使用してください。

注※5
マルチコネクションアドレス機能を使用する場合は,pdstartオペランドの-mオプション(HiRDBクライアントが接続するホスト名を指定するオプション)に,系の切り替え時に引き継ぐ再配置可能なIPアドレスのホスト名を指定してください。

注※6
MSCS又はMSFCのリソース(ネットワーク名)に登録する仮想ネットワーク名を指定してください。仮想ネットワーク名の登録については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
 
-u ユニット識別子
〜<識別子>((4文字))
ユニット識別子を指定します。ユニット制御情報定義のpd_unit_idオペランドにも,ここで指定したユニット識別子を指定します。
 
-d "HiRDB運用ディレクトリ名"
〜<200文字以内のパス名>《環境変数PDDIRの値》
HiRDB運用ディレクトリ名を指定します。
HiRDB運用ディレクトリ名は大文字と小文字の区別をしません。C:\hirdb_xとC:\HIRDB_Xは同じ名称として認識されます。
pdunitオペランドを省略すると,-dオプションにインストールディレクトリが指定されたと仮定します。
 
-c ホスト名
〜<ホスト名>((1〜32文字))
IPアドレスを引き継がない系切り替えをする場合にこのオプションを指定します。
このオプションには予備系のホスト名を指定します。IPアドレス又はFQDN形式で指定することもできます。ただし,同じサーバマシンに対する指定形式は統一してください。例えば,同じサーバマシンのホスト名を,ホスト名形式で指定したり,IPアドレス形式で指定したりすることはできません。
ホスト名形式で指定する場合の注意事項
  • ホスト名は大文字と小文字を区別します。
  • ホスト名には別名を指定できません。
 
-p HiRDBのポート番号
〜<符号なし整数>((5001〜65535))
HiRDB/シングルサーバの場合はこのオプションを指定しないでください。
 
-s スケジューラプロセスのポート番号
〜<符号なし整数>((5001〜65535))
スケジューラプロセスのポート番号を指定します。
《注意事項》
  • 通常,このオプションを指定する必要はありません。
  • 相互系切り替え構成などで一つのサーバマシンに複数のユニットがある場合は,ユニットごとに異なるポート番号を指定してください。
  • スケジューラプロセスのポート番号の指定方法,及びほかのポート番号との重複に関する注意事項については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
《ほかのオペランドとの関連》
このオペランドは,次に示すオペランドと関連があります。
  • pd_service_port
  • pd_scd_port
 
‐t トランザクションサーバプロセスのポート番号
〜<符号なし整数>((5001〜65535))
トランザクションサーバプロセスのポート番号を指定します。
《注意事項》
  • 通常,このオプションを指定する必要はありません。
  • 相互系切り替え構成などで一つのサーバマシンに複数のユニットがある場合は,ユニットごとに異なるポート番号を指定してください。
  • トランザクションサーバプロセスのポート番号の指定方法,及びほかのポート番号との重複に関する注意事項については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
《ほかのオペランドとの関連》
このオペランドは,pd_trn_portオペランドと関連があります。
 
‐m メッセージログサーバプロセスのポート番号
〜<符号なし整数>((5001〜65535))
メッセージログサーバプロセスのポート番号を指定します。
《注意事項》
  • 通常,このオプションを指定する必要はありません。
  • 相互系切り替え構成などで一つのサーバマシンに複数のユニットがある場合は,ユニットごとに異なるポート番号を指定してください。
  • メッセージログサーバプロセスのポート番号の指定方法,及びほかのポート番号との重複に関する注意事項については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
《ほかのオペランドとの関連》
このオペランドは,pd_mlg_portオペランドと関連があります。
 

●HiRDB/パラレルサーバの場合
HiRDB/パラレルサーバのユニット構成を定義します。
《指定値の目安》
  • このオペランドには,HiRDB/パラレルサーバを構成するすべてのユニットの情報を定義します。例えば,ユニットが三つある場合は,pdunitオペランドを三つ指定します。
  • 系切り替え機能を使用する場合はこのオペランドを省略できません。
  • 系切り替え機能を使用する場合は,現用系と予備系のシステム定義の内容を同じにします。
  • 相互系切り替え構成の場合,マルチHiRDBの構成(1ホストに異なる二つのユニットが共存する構成)となりますが,異なる二つのユニットでシステム定義の内容を同じにはできません。
  • 指定するすべてのpdunitオペランドの-x及び-cオプションに指定するホスト名には,それぞれ異なる名称を指定してください。
  • HiRDB/パラレルサーバを1ユニットだけで構成する場合は,このオペランドを省略できます。省略すると,HiRDB運用ディレクトリにはインストールディレクトリが仮定されます。
 
-x ホスト名
〜<ホスト名>((1〜32文字))
HiRDB/パラレルサーバの各サーバを定義するサーバマシンのホスト名を指定します。IPアドレス又はFQDN形式で指定することもできます。ただし,同じサーバマシンに対する指定形式は統一してください。例えば,同じサーバマシンのホスト名を,ホスト名形式で指定したり,IPアドレス形式で指定したりすることはできません。
指定例については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」の「DNSサーバでIPアドレスを管理する場合の設定」を参照してください。
ホスト名形式で指定する場合の注意事項
  • hostnameコマンドを実行して表示されたホスト名を指定してください。
  • ホスト名は大文字と小文字を区別します。
  • ホスト名には別名を指定できません。
《ほかのオペランドとの関連》
pdunitオペランドの-xオプション,-cオプション,及びpd_hostnameオペランドに指定するホスト名の関係を次に示します。
システム構成の条件 pdunitオペランド pd_hostnameオペランドの指定
-xオプションの指定 -cオプションの指定
系切り替え機能を使用しない場合 ホスト名※1を指定 指定不要
  • pd_hostnameオペランドを省略
  • 標準ホスト名※1を指定
系切り替え機能を使用する場合 IPアドレスを引き継ぐ場合※3 再配置可能なIPアドレス,再配置可能なIPアドレスのホスト名,又はFQDNを指定 指定不要 現用系の標準ホスト名※1を指定
IPアドレスを引き継がない場合 現用系のホスト名※1を指定 予備系のホスト名※1を指定※2 現用系の標準ホスト名※1を指定

  • ここで指定したホスト名はhostsファイル又はDNSなどに登録し,名前解決しておく必要があります。
  • ホスト名をFQDN形式で指定する場合は,ホスト名をFQDN形式で定義しておく必要があります。

注※1
指定形式は,ホスト名,IPアドレス,又はFQDN形式のどれかになります。

注※2
pdunitオペランドの-xオプション及び-cオプションに指定するホスト名は重複できません。正しい例と間違った例を次に示します。
(正しい例)
pdunit -x hostA ... -c hostAA
pdunit -x hostB ... -c hostBB
(間違った例)
pdunit -x hostA ... -c hostB
pdunit -x hostB ... -c hostA
IPアドレスを引き継がない相互系切り替え構成のHiRDBシステム定義の例については,「付録B.4 HiRDB/パラレルサーバの場合:スタンバイ型系切り替え機能使用時」を参照してください。

注※3
MSCS又はMSFCのリソース(ネットワーク名)に登録する仮想ネットワーク名を指定してください。仮想ネットワーク名の登録については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム運用ガイド」を参照してください。
 
-u ユニット識別子
〜<識別子>((4文字))
ユニット識別子を指定します。各ユニット制御情報定義のpd_unit_idオペランドにも,ここで指定したユニット識別子を指定します。
 
-d "HiRDB運用ディレクトリ名"
〜<200文字以内のパス名>《環境変数PDDIRの値》
このユニットのHiRDB運用ディレクトリ名を指定します。
HiRDB運用ディレクトリ名は大文字と小文字の区別をしません。C:\hirdb_xとC:\HIRDB_Xは同じ名称として認識されます。
《注意事項》
  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合
    正規バックエンドサーバユニットと代替バックエンドサーバユニットで同じHiRDB運用ディレクトリ名を指定してください。
  • 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合
    同じHAグループに属する全ユニットで,同じHiRDB運用ディレクトリ名を指定してください。
  • 環境変数PDDIRは,pdstart -qコマンドを実行したユニットに設定してある環境変数が設定されます。複数ユニットで構成されるシステムの場合に-dオプションを省略するときは,全ユニットで同じHiRDB
    運用ディレクトリ名を指定してください。
 
-c ホスト名
〜<ホスト名>((1〜32文字))
IPアドレスを引き継がない系切り替えをする場合にこのオプションを指定します。
このオプションには予備系のホスト名を指定します。IPアドレス又はFQDN形式で指定することもできます。ただし,同じサーバマシンに対する指定形式は統一してください。例えば,同じサーバマシンのホスト名を,ホスト名形式で指定したり,IPアドレス形式で指定したりすることはできません。
なお,次に示すユニットにはこのオプションを指定できません。指定した場合はHiRDBを開始できません(KFPS01896-Eメッセージが出力されます)。
  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能を適用するユニット(IPアドレスの引き継ぎが発生しない)
  • 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用するユニット(IPアドレスの引き継ぎが発生しない)
ホスト名形式で指定する場合の注意事項
  • ホスト名は大文字と小文字を区別します。
  • ホスト名には別名を指定できません。
 
-p HiRDBのポート番号
〜<符号なし整数>((5001〜65535))
各ユニットでのHiRDBのポート番号を指定します。このオプションを省略した場合は,pd_name_portオペランドで指定した値が仮定されます。
《注意事項》
  • 相互系切り替え構成などで一つのサーバマシンに複数のユニットがある場合は,ユニットごとに異なるポート番号を指定してください。
  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合は,正規BESユニットと代替BESユニットに同じポート番号を指定してください。
  • 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合,同じHAグループに属するユニットには,すべて同じポート番号を指定してください。
  • HiRDBのポート番号の指定方法,及びほかのポート番号との重複に関する注意事項については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
《ほかのオペランドとの関連》
このオペランドは,pd_name_portオペランドと関連があります。
 
-s スケジューラプロセスのポート番号
〜<符号なし整数>((5001〜65535))
pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定した場合に,各ユニットでのスケジューラプロセスのポート番号を指定します。
《注意事項》
  • 相互系切り替え構成などで一つのサーバマシンに複数のユニットがある場合は,ユニットごとに異なるポート番号を指定してください。
  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合は,正規BESユニットと代替BESユニットに同じポート番号を指定してください。
  • 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合,同じHAグループに属するユニットには,すべて同じポート番号を指定してください。
  • スケジューラプロセスのポート番号の指定方法,及びほかのポート番号との重複に関する注意事項については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
《ほかのオペランドとの関連》
  • pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定する必要があります。
  • このオペランドは,次に示すオペランドと関連があります。
    ・pd_service_port
    ・pd_scd_port
 
‐t トランザクションサーバプロセスのポート番号
〜<符号なし整数>((5001〜65535))
pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定した場合に,各ユニットでのトランザクションサーバプロセスのポート番号を指定します。
《注意事項》
  • 相互系切り替え構成などで一つのサーバマシンに複数のユニットがある場合は,ユニットごとに異なるポート番号を指定してください。
  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合は,正規BESユニットと代替BESユニットに同じポート番号を指定してください。
  • 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合,同じHAグループに属するユニットには,すべて同じポート番号を指定してください。
  • トランザクションサーバプロセスのポート番号の指定方法,及びほかのポート番号との重複に関する注意事項については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
《ほかのオペランドとの関連》
  • pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定する必要があります。
  • このオペランドは,pd_trn_portオペランドと関連があります。
 
‐m メッセージログサーバプロセスのポート番号
〜<符号なし整数>((5001〜65535))
pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定した場合に,各ユニットでのメッセージログサーバプロセスのポート番号を指定します。
《注意事項》
  • 相互系切り替え構成などで一つのサーバマシンに複数のユニットがある場合は,ユニットごとに異なるポート番号を指定してください。
  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合は,正規BESユニットと代替BESユニットに同じポート番号を指定してください。
  • 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合,同じHAグループに属するユニットには,すべて同じポート番号を指定してください。
  • メッセージログサーバプロセスが起動しないユニットではポート番号を指定しても使用されませんが,定義したポート番号がほかのポート番号と異なるかどうかはチェックされます。メッセージログサーバプロセスが起動しないユニットは,二つ以上のユニットで構成されるHiRDB/パラレルサーバでpd_mlg_msg_log_unitの指定値がmanagerの場合,システムマネジャがないユニットです。
  • メッセージログサーバプロセスのポート番号の指定方法,及びほかのポート番号との重複に関する注意事項については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
《ほかのオペランドとの関連》
  • pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定する必要があります。
  • このオペランドは,pd_mlg_portオペランドと関連があります。
 
‐a ユニット監視プロセスのポート番号
〜<符号なし整数>((5001〜65535))
pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定した場合に,各ユニットでのユニット監視プロセスのポート番号を指定します。
《注意事項》
  • 相互系切り替え構成などで一つのサーバマシンに複数のユニットがある場合は,ユニットごとに異なるポート番号を指定してください。
  • 1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合は,正規BESユニットと代替BESユニットとで同じポート番号を指定してください。
  • 影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合,同じHAグループに属するユニットには,すべて同じポート番号を指定してください。
  • ユニット監視プロセスが起動しないユニットではポート番号を指定しても使用されませんが,定義したポート番号がほかのポート番号と異なるかどうかはチェックされます。ユニット監視プロセスは,二つ以上のユニットで構成されるHiRDB/パラレルサーバでシステムマネジャがあるユニットを除いて,すべてのユニットで起動しません。
  • ユニット監視プロセスのポート番号の指定方法,及びほかのポート番号との重複に関する注意事項については,マニュアル「HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド」を参照してください。
《ほかのオペランドとの関連》
  • pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定する必要があります。
  • このオペランドは,pd_alv_portオペランドと関連があります。