スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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22.3 サンプルファイルの使用方法

サンプルデータベースを作成するバッチファイルを次の表に示します。これらのバッチファイルは%PDDIR%\sample\tools(例:C:\win32app\hitachi\hirdb_s\sample\tools)ディレクトリ下にあります。

表22-7 サンプルデータベースを作成するバッチファイル

ファイル名 説明
sampleDB1.bat
sampleDB2.bat
表作成者をrootにする場合に使用します。
  • sampleDB1.batはサンプルデータベースを定義するバッチファイルです。
  • sampleDB2.batはサンプルデータベースにデータをロードするバッチファイルです。
sampleDB3.bat
sampleDB4.bat
表作成者をUSER1にする場合に使用します。
  • sampleDB3.batは,USER1にCONNECT権限及びスキーマ定義権限を与えて,サンプルデータベースを定義するバッチファイルです。
  • sampleDB4.batはサンプルデータベースにデータをロードするバッチファイルです。

注意事項
  • このバッチファイルの内容をカスタマイズする場合,ファイル名を変更しないで直接カスタマイズすると,HiRDBの更新インストール時に上書きされます。HiRDBが提供しているバッチファイルを別名でコピーしたものをカスタマイズして利用してください。
  • 以降の説明はHiRDB/シングルサーバをデフォルトのインストールディレクトリ(C:\win32app\hitachi\hirdb_s)にインストールしたと仮定しています。必要に応じてパス名及びHiRDBの種類(HiRDB/パラレルサーバ)を読み替えてください。
    また,HiRDB/パラレルサーバの場合は,%PDDIR%\HiRDEF\readme.txtを参照してください。
<この節の構成>
22.3.1 サンプルデータベースの作成手順
22.3.2 サンプルデータベースのカスタマイズ
22.3.3 サンプルで使用するHiRDBファイルシステム領域名とユーザ作成ファイル名