スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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5.1.2 プラグイン使用時の注意

<この項の構成>
(1) HiRDBの設定/開始時の状態とプラグインの使用可否
(2) プラグイン初期化エラーが発生したとき
(3) ユニット間でプラグインの使用可否が異なる場合

(1) HiRDBの設定/開始時の状態とプラグインの使用可否

HiRDB(ユニット)の設定/開始時の状態とプラグインの使用可否を次の表に示します。

表5-1 HiRDB(ユニット)の設定/開始時の状態とプラグインの使用可否

プラグインの利用宣言(pdpluginオペランド) プラグインの登録(pdplgrgst) プラグインの
初期化エラー
ユニット
開始可否
プラグイン
使用可否
なし 登録済み なし ×
あり ×
未登録 なし ×
あり ×
あり 登録済み なし
あり ×
未登録 なし ×
あり ×

(凡例)
○:ユニットを開始できます。及びプラグインを利用できます。
×:ユニットを開始できません。及びプラグインを利用できません。

(2) プラグイン初期化エラーが発生したとき

プラグインの初期化は,HiRDB開始時に自動的に実行されます。システム共通定義に複数のpdpluginオペランドが記述され,一部のプラグインの初期化でエラーが発生した場合,ユニット内のすべてのプラグインが利用できません。

(3) ユニット間でプラグインの使用可否が異なる場合

次に示す場合,ユニット間で利用できるプラグインが異なります。

プラグインの呼び出しを伴うSQL文で利用できるプラグインだけ呼び出した場合は成功しますが,一つでも利用できないプラグインが呼び出された場合は,SQL文の実行は失敗します。