スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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4.7.2 例題1(HiRDB/シングルサーバの場合)

次に示すRDエリア用のHiRDBファイルシステム領域に,ユーザ用RDエリアを作成します。

<この項の構成>
(1) 制御文ファイルの作成
(2) データベース構成変更ユティリティ(pdmod)の実行

(1) 制御文ファイルの作成

データベース構成変更ユティリティ(pdmod)の引数に指定する制御文ファイルを作成します。制御文ファイルを作成する場所は任意ですが,ここでは次に示すファイル名で作成することにします。

制御文ファイルの内容
 
create rdarea USER01 for user used by PUBLIC                  1
    extension use 50 segments
    file name "C:\rdarea02\user01"
         initial 500 segments;
create rdarea USER02 for user used by PUBLIC                  2
    extension use 50 segments
    file name "C:\rdarea02\user02"
         initial 500 segments;
 

〔説明〕
  1. ユーザ用RDエリア(USER01)の定義
    USER01を公用RDエリア(PUBLIC)とします。HiRDBファイルシステム領域にuser01というHiRDBファイルを作成します。HiRDBファイル内のセグメント数を500とします。
    RDエリアの自動増分機能を使用します。増分量を50セグメントとします。
  2. ユーザ用RDエリア(USER02)の定義
    USER02を公用RDエリア(PUBLIC)とします。HiRDBファイルシステム領域にuser02というHiRDBファイルを作成します。HiRDBファイル内のセグメント数を500とします。
    RDエリアの自動増分機能を使用します。増分量を50セグメントとします。

(2) データベース構成変更ユティリティ(pdmod)の実行

コマンドの入力例
 
pdmod -a C:\hirdb\pdmod01
 

〔説明〕
-a:(1)で作成した制御文ファイルのファイル名を指定します。