スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 解説(Windows(R)用)
一つのトランザクションが,ある資源に対して排他を掛けると,コミット又はロールバックをするまで資源を占有します。例えば,ある排他資源(行又はページ)に対して,更新処理をすると,HiRDBによる自動的な排他制御では,その資源への,ほかのトランザクションによる参照,追加,更新,削除を許さない排他モードになります。このため,更新中の行に対して,ほかのトランザクションは,コミット又はロールバックをするまですべて待ち状態になります。ただし,LOCK文でUNTIL DISCONNECTを指定している場合には,DISCONNECT文の実行時又はその表の削除後のコミット時まで,排他が掛かった状態になります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2016, Hitachi, Ltd.