1.3.1 ODBC接続の場合のアクセス形態
(1) ODBCドライバを使ってアクセスできるデータベース
ODBCドライバを使ってアクセスできるデータベースを次の表に示します。
(2) 適用範囲(ODBC接続の場合)
ODBC接続の場合の,DBPARTNER2の適用範囲について説明します。データベースによって,使える機能に制限があります。制限については,「付録C データベースとDBPARTNER2で使える機能の関係」を参照してください。
(a) 結合できる表の数
1回のデータ抽出処理で処理対象にできるデータベースの個数は1個です。つまり,複数のデータベースから同時にデータを抽出できません。
1個のデータベースから結合できる表の最大数は,データベースによって異なります。結合できるデータベースの表の最大数を次の表に示します。
|
データベース |
結合できる表の最大数 |
|---|---|
|
VOS3 XDM/SD E2 |
1個 |
|
HiRDB,ORACLE,HADB,VOS3 XDM/RD E2,SQL Server |
15個 |
権限によって処理対象とならない表があります。権限については,システム管理者に確認してください。
(b) DBPARTNER2でのデータベースの用語
DBPARTNER2では,各データベースで使う用語を統一して扱っています。DBPARTNER2でのデータベースの用語を次の表に示します。
- 注※
-
ヘッダを定義している場合は,ヘッダの情報が表名,又は列名として扱われます。
(c) 抽出したデータをほかのアプリケーションに転送するときの条件
抽出したデータを,ほかのアプリケーション(表計算ソフト)のシートに転送する場合の条件について説明します。
-
Excelとの連携
DBPARTNER2の転送先にExcel連携を設定した場合,データの抽出と同時にExcelが自動起動します。
(d) データ形式
DBPARTNER2で扱える形式のデータの一覧を次の表に示します。DAT形式とTEXT形式のデータについては,「付録B ファイル出力するデータ形式のフォーマット」を参照してください。
|
形式 |
拡張子 |
利用できるソフトウェア |
|---|---|---|
|
CSV |
.csv |
流通ソフトウェア |
|
DAT |
.dat |
流通ソフトウェア |
|
TEXT |
.txt |
流通ソフトウェア |
|
XLSB |
.xlsb |
Excel 2007以降 |
|
XLSX |
.xlsx |
Excel 2007以降 |