付録F.4 Netexecコマンドの利用
Windows環境下(サービス)で動作しない場合でも,JP1/ScriptのNetexecコマンドを利用すると動作する場合があります。操作手順を次に示します。
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ODBCセットアップの変更
Windowsのサービスで動作させるためには,ODBCセットアップでシステムDSNに従来のユーザDSNで設定した内容を追加します。
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JP1/Scriptの作成
JP1/Scriptのマネージャの「ファイル」で新規作成を選択します。
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「ツール」の「エディタの関連付け」で編集に使用するエディタ(Notepad.exeなど)を指定します。
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「ツール」の「簡易入力の起動」で簡易入力ダイアログボックスを表示します。
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一覧からNetexecを選択し,「表示」ボタンで引数入力画面を表示させ,次の引数を設定します。
[コンピュータ名]:実行するコンピュータ名
[実行ファイル名]:DBPART2.EXE
[終了待ちフラグ]:True [終了待ちをする]
[実行空間]:True [サービス空間で実行]
[パラメタ1]:手順ファイル名
- 注意
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スプールファイルのデータをダウンロードする場合は,「-JP1 ジョブ情報ファイル名 手順ファイル名」を指定してください(操作方法の(6)参照)。
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設定完了後,「クリップボード」ボタンで内容をクリップボードにコピーします。
エディタに戻り,クリップボードから2.で設定したスクリプトを貼り付け,保存します。
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JP1/AJSの登録
JP1/Automatic Job Schedulerの[ジョブの設定]の[コマンド]に,2.で保存したスクリプト(XXXXXX.spt)を指定します。