付録E.2 見出しテキストの作成
見出しテキストは,見出し辞書に登録してある表見出しや列見出しから作成できます。見出し変更ツールで見出しテキストを作成する方法を次に示します。
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[見出し変更ツール]を起動します。
[辞書フォルダ]ダイアログボックスが表示されます。
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見出し辞書を格納しているフォルダを選択して,[見出しテキスト作成]にチェックして[OK]ボタンをクリックします。
[見出しテキスト作成]ダイアログボックスが表示されます。
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見出し辞書一覧の中から見出しテキストを作成する辞書を選択して,[実行]ボタンをクリックします。
見出しテキストが作成され,[結果確認]ダイアログボックスが表示されます。
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[OK]ボタンをクリックします。
これで見出しテキストが作成されました。
- 注意
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接続先,所有者,表名が次に示す文字列を含むとき,見出しテキストは作成できません。
¥ / : , ; ? " < > |
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見出しテキストを作成する場合,ファイル名がパスを含めて257バイト以上となるときは,見出しテキストを作成できません。
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- 見出しテキストの詳細
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見出しテキストは「接続先_所有者名_表名.txt」という名称で,「見出し変更ツールをインストールしたディレクトリ\Infotext」下に格納されます。
- DBP2DICUTL 01-00
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見出しテキストを識別するためのもので,固定です。
- CON = "xxx"
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xxxは,見出し辞書に登録されている接続先名称です。目的の辞書を決めるために使います。
- TBL = "xxx"."yyy","zzz"
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見出し辞書に登録されている所有者(xxx),表名(yyy),表見出し(zzz)を示します。所有者と表名は,目的の見出し辞書を決める条件に使います。見出し辞書を変更すると,見出し辞書の表見出しが,表見出し(zzz)に置き換わります。
- CLM = "xxx","yyy"
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見出し辞書に登録されている列名(xxx),列見出し(yyy)を示します。列名は,列見出しを置き換える条件に使います。見出し辞書の変更を実行すると,見出し辞書の列見出しが,列見出し(yyy)に置き換わります。
- 規則
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接続先,所有者,表名,表見出し,列名,列見出しは"(ダブルクォーテーション)で囲みます。
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文字列中に"(ダブルクォーテーション)を使う場合は"(ダブルクォーテーション)を二つ続けて記述します。
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CLMオペランドの並びは順不同です。
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見出しテキストで指定した列名が見出し辞書にない場合は,列見出しは更新されません。
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表見出しは30バイト以下の文字列を指定し,列見出しは46バイト以下の文字列を指定してください。
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見出しテキストをユーザが作成する場合は,パスを含めて256バイト以内のファイル名を付けてください。
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表見出し,又は列見出しとしてタブや改行は使えません。表見出し,列見出しに使える文字の範囲を次に示します。
上記の範囲外の文字を記述すると,見出しが正しく表示されません。
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